文章を書くなら

自分の文章を読み返したときに、お、こんなこと書いてたのか、と、自分が書いたのに別の人が書いたように読み返す時期と、あーもう言ってることは分かるけど全然うまくまとまってない!着地点がなくてとりあえずここで、って感じで途中下車してる!と思う時期がある。

今は後者である。もう、全部書き直したい。
感情のままに書いているのは別として、言いたいことがあるようなないような、結局誰からも指さされないように、無難にまとまっているものほど反吐がでそうだ。

もっとはっきり言いたい。表現の自由はあるとはいえ、ここはネットだしと遠慮はするけれど。
一方で、今までされた仕打ちを実名で告発したい、くらいのどす黒い感情に見舞われることもある。

人に媚びている文章ほど、読んでいて張り合いのないものもないだろう。
偏見まみれに見えても、そういう醜いところも受け入れて生きていく、という人類愛が根底に透けて見える人の文は読んでいて張り合いしかない。

やっぱり書くなら、後者がいい。

歯の浮くような台詞ばかり並べた媚びた文章では、虫歯だらけになりそうだ。

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