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心理学•社会学•哲学•思想

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2023年12月の記事一覧

弱さの受容(自己受容)②

今回は随分前に書いたこちらの記事の続きになります↓

今年最後に自分が気がついた事をまとめたいと思います。
弱さを受容する事が大切であるというのは以前書いた通りですが、今回はもっと内容を掘り下げて書いてみたいと思います。

今年に入って様々な経験を積む事で自分の弱さを認識した上である程度前を向いて生きられるようになったのかなと感じています。
もちろん、辛い事があれば後ろ向きな気持ちになる時もある、

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プライドが高いとはどういう意味か

「プライドが高い」という表現をよく耳にしますが、そもそもプライドとはどういう意味でしょうか。
辞書でプライドと調べると誇りや自尊心などと出てきます。
しかしながらプライドが高いというのは最近ではネガティブな意味で使われる事が多いのではないでしょうか。
今回はこのプライドを良い意味でのプライドが高いと悪い意味でのプライドが高いに分けて捉えてみたいと思います。

良い意味で「プライドが高い」とは良い意

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自尊心を上げる難しさ

最近ずっと自尊心の低い人が自尊心を上げるにはどうしたらいいのかを考えています。
自尊心とは僕の定義では無条件に自分を尊いと思える心持ちの事です。
自己肯定感という言葉は使いません。
何故なら自己肯定感という言葉に囚われると多くの人が自分を肯定しなければいけないというプレッシャーを生み出すからです。
そして自分を肯定できる材料を作るために躍起になって頑張らなければいけないという感覚を増長してしまうリ

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境界性パーソナリティ(実体験編)

今回は境界性パーソナリティ障害の特徴に該当する人とのエピソードを書いてみようと思います。
なお、その人が境界性パーソナリティ障害に該当すると判断したのはあくまでも僕自身で医師に診断されたわけではないのはご了承ください。
構成としては実際に起きた出来事を極力客観的に伝えた上で、最終的にはその人の行動がどういう原動力や心理状態によって引き起こされたものなのかを全て分析して解説していくというような流れに

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自虐ネタの危険性

自虐ネタというのは意外と危険な場合があります。
自らのコンプレックスを笑いに変えて昇華するという試みは時に非常にプラスに働きます。
乙武洋匡さんなんかが例として分かりやすいのではないでしょうか。
今回の記事では自虐ネタの悪い例について話していきます。

僕が真っ先に思い浮かぶ危険な自虐ネタは、自己受容ができていない人の自虐ネタです。
まず自分で自分のコンプレックスを受け入れていないという事そのもの

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幼児型と思春期型概要

※この記事を書いてしばらくしてから新たな発見があり、考え方が変わったのでこの記事に関してはあくまで記事を書いた当時の自分の見解として残しておこうと思います。2024.2.3

今回はメンヘラ的な症状のタイプを幼児型と思春期型に分けて考えてみようという記事になります。
幼児型と思春期型のそれぞれの詳しい内容に関してはそれぞれ別の記事で書こうかなと思いますので、こちらの概要は無料で公開させていただきた

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幼児型編(幼児型と思春期型)

※この記事を書いてしばらくしてから新たな発見があり、考え方が変わったのでこの記事に関してはあくまで記事を書いた当時の自分の見解として残しておこうと思います。2024.2.3

いわゆるメンヘラの人は幼児型と思春期型に区分できるのでは?という記事がこちらの記事になります↓

今回の記事では上記の記事の幼児型について詳しく解説していきます。

幼児型は大人でありながら実は3歳〜5歳くらいの子供のような

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感情論は感情を大事にしていない

感情を軽んじて論理ばかりを並べ立てる人、あるいは感情ばかりで論理が破綻している人というのがいます。
僕はどちらに対しても反対の立場を取っています。

さて今回の記事では感情論について書いてみたいと思います。
そこで感情論とは何かというのをChatGPTに聞いてみました。

【ChatGPTより引用】
感情論とは主観的な感情や感覚に基づいた主張や論議を指します。
一般的には客観的な証拠や論理的な分析

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