国際バカロレアの科目選択の話し
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国際バカロレアネタをちょっと。科目選択の話しです。
国際バカロレアの高校2,3年時のディプロマプログラム、それをIBDPと呼びます。
これの科目選択ですが、SNS界隈では一部の現役生に向けて『簡単な科目を選んでいる』という部外者からの批判があります。また、国際バカロレア生とその卒業生もそのようなコメントすることがあります。
ちょっと勘違いがあるので1つ説明します。
合計6科目とそれ以外にボランティアとか、論文とか、TOKという哲学的な論文を書き上げます。
そこも含めて、2科目程度を「簡単そう」な科目で埋めたとしても、総合的に良い結果を得られることは非常に難しいです。
大学側はその選択科目の内容を見て判断しますから、ただ単純に偏差値的に最終ポイントで判断するわけではありません。
つまり、簡単な科目を選んで、簡単に大学へ進学していると思えるほど、簡単ではないということです。
大学へ進学したい。だからIBDPでできるだけ高得点が欲しい。それは正解です。
大学の〇〇学部学科へ入りたい。その場合は、その目標とする専攻に必要な、つまり入学要件の確認から始まります。
その中で、難しい科目を履修して、さらに採点得点が〇点でなければならないとある場合は、やはり難しくてもそれを取得する必要があります。
つまり、簡単な科目を選んで、それを入試に利用できる大学の学部。難しい科目の得点が必要な難しい大学の学部、人気のある学部。その違いが生じます。
逆に考えれば、不必要な難しい科目を履修して、その得点が悪いために大学受験に失敗してしまうことは避ける必要があります。
つまり、IBDPとはどこの大学の何学部学科に進みたいという強い意志をもとに選択し学ぶコースです。
もちろん、国際バカロレアのIBDPが難しいという評判は否定していきます。
単純に最高得点を取る難しさとは、偏差値教育の高偏差値と同じで、簡単なわけがありません。
一方、低い得点でも学びとしては成功しているので、つまりひとことでまとめて難しいということではないとうい意味です。
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