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日曜美術館の司会は誰が適任か?

NHKのアート専門番組『日曜美術館』。

司会が誰かによって番組の雰囲気が大いに変わる。

だが私の知る限り、適任と言えるほどの司会者を見たことがない。


政治学者の姜尚中さんがやっていたのは覚えているが、ちゃんと観たことはない。その代わり、『あなたは誰? 私はここにいる』(集英社新書)という美術関係の著書をパラパラ見たことがある。どうも捉え方が人生論に偏っていて、審美的な感じはしなかった。

その後に、作曲家の千住明さんが務めたようだが、観た記憶はない。姜さん同様、1年で辞めているので何かがハマらなかったのだろう。

井浦新さん時代は、よく視聴した。たどたどしいながらも懸命にコメントを述べていた。そのせいか、ゲストの専門家に足下を見られるような場面もあった。

現在の小野正嗣さん(作家・フランス文学者)は博識だが、どこか軽い感じの印象は否めない。


次の司会者は誰がいいだろうか?

谷原章介さんはデザイン学校(セツ・モードセミナー)出身で、司会も慣れているので相応しいと思う。

あと、前田敦子さんもアートが似合いそうなので意外といいかもしれない。


NHKの英断を期待している。

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