岐阜県の田舎から発信する「ダイバーシティ経営」「SDGs」の在り方
岐阜県、関市の町工場由来のダイバーシティ経営
「ダイバーシティ経営」という言葉を耳にしますと、インターネットをビジネスの中心に据えたIT系の会社、様々なブランチをもつ大手企業が熱心に取り組んでいるという印象があります。
ですが、多様性を積極的に受け入れるのはむしろ、現場を構成する小さなコミュニティから行われるではないでしょうか。
それと同じように、我が早川工業株式会社の構成員である人がLGBTQであったからこそ、友達や同僚を守るように、その仕組みを積極的に採用しました!
「フルリモートの有給の長期インターン」からみるダイバーシティ
ダイバーシティ経営やSDGsの取り組みは数々行っておりますが(詳しくはこちらをクリック)、工業系の会社で「フルリモートの有給インターンシップ制度」を導入しているのは、会社として「多様性」に重きを置いている姿勢の一つです。
会社には4名のインターン生が所属しており、そのうちの3名はフルリモートで行なっています。
このような多様性の中からこそ、新しい可能性と価値観が生じてきます。
「意見」や「考え」を出すの事は場所を問いません。感染対策の必要なコロナ禍においてもできる事はたくさんありますし、コロナ禍という現状に柔軟に対応するのもまた、ダイバーシティ経営ゆえだと思っています。
Intereview: インターン生のIさんが「大学」で感じた「ダイバーシティ」
今回は以前にインタビューしたインターン生のIさんに「ダイバーシティ」についてお聞きしました。以前のインタビューについては、こちらをクリック。
Iさん: そうですね、大学のゼミの担当の先生が男性なのですが、いつも女装をして授業をします。
Iさん: いえ、先生は女性とご結婚されていまして、身体も心も男性として女性の服を着ているという感じです。
Iさん: はい、最初は女装をなさる男性と出会った経験がなくてびっくりしたのですが、それは本当に最初だけでして、今は日常となっています。
Iさん: それもそうでして、それに加えて、豊胸パット?というのでしょうか、女性的な胸を表現しているものも使用されています。
Intereview: インターン生Nさんが「哲学」で経験した「多様性」
Iさんと同じく、以前にインタビューしたインターン生のNさんにもお聞きしました。以前のインタビューについては、こちらをクリック。
Nさん: 何も間違っていないと思います(笑)。行方不明者もいますし、研究者として優秀なのに途中で壺職人になるという人や漫画家になるという人、本当に色々な人がいます(笑)。
Nさん: 「ダイバーシティ」や「SDGs」に関連させますと、性的な嗜好や宗教観は極めて多様だと思います。たとえばですが、同性愛という概念は哲学史上、かなり普通といいますか、ギリシャ哲学由来の非常に伝統的なテーマの一つになっていま
して、頻出されるワードです。
Nさん: その理解でOKです(笑)。ですので、哲学系で当事者として同性愛に向き合っているお方や研究されているお方は普通にいらっしゃいますし、もはや日常的すぎです(笑)。実際、僕の先生や友達、先輩にもおります。本当に普通の事です。
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