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【長期】【有給】【リモートインターン生】へのインタビュー(大学院生/哲学専攻/男性)


インタビューの前置き


前回は早川工業にインターン生として所属しているIさんにインタビューを行いました!

そのインタビュー記事こちらをクリック。

Iさんは愛知県の大学4年生スペイン語を専攻されていて、早川工業のインターン生としては約半年になります。

今回は、愛知県の大学に所属されている大学院生のNさんにインタビューしてみたいと思います!


インタビュー


簡単なプロフィール

インタビュアー: よろしくお願いします!早速ですが、Nさんの簡単なプロフィールを教えてください。

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Nさん: 現在、名古屋にある大学院博士号を取るために勉強しつつ(今は休学中ですが)、早川工業でインターンをさせてもらっています!かれこれ、3ヶ月目になります!



大学院で何を学んでいるか。

インタビュアー: 大学院の博士ってあまり想像できないのですが、どのようなことを大学で学んでいますか?

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Nさん: インターンの内容とは全く関係なくて、ほとんどの方にとってあまり馴染みがないものですが、哲学という分野を研究しています。高校の科目で言いますと、倫理とか現代社会で扱っている内容です(笑)。

インタビュアー: 高校の倫理ならちょっと馴染みあります(笑)。

Nさん: そうですね!哲学って何って聞かれた時に一番手っ取り早い説明方法だと思っています(笑)。



長期インターンへの関心の経緯

インタビュアー: 日本ですと、博士課程でインターンって割と珍しいと思うのですが、どうして長期インターンに関心を持ったのでしょうか?

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Nさん: 非常に変な経歴なのですが、元々、哲学の研究者になりたくて勉強しかしていませんでした(笑)。

ただ、コロナパンデミックが広まる前に、いろいろな国に留学に行ったことをきっかけとして、研究職とは違う道もアリだなぁと思いはじめました。

そして、コロナ禍がはじまった時期翻訳や通訳を一年間やりまして、より一層異なる業界に本格的にチャレンジしてみようと思い、長期インターンに関心を抱くようになりました!

インタビュアー: コロナによる影響はどこにでもありますよね・・・。Nさんもそうですが、以前にインタビューしたIさんも、前にインターンをしていた男性のIさん方も、コロナ禍で留学ができなくなっていますよね。

Nさん: ぼくは以前にしているだけでもありがたいですが、緊急事態宣言の時はそれどころではなかったですもんね。今は少しずつ行っている人もいるそうですが・・・。



早川工業のインターンに至った経緯

インタビュアー: 色々な経緯でインターンをお探しになったと思いますが、インターンを探す中で、どうやって早川工業へ辿り着いたのでしょうか?また、その際のポイントは何でしたか

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Nさん: インターンを探していた時期がガッツリ、コロナ禍、緊急事態宣言下でしたので、現実的に可能なリモートのインターンを探しました。

ここでは、感染対策という意味合いもあるのですが、リモートという働き方を「早い段階で」「柔軟に」導入している会社を積極的に見るようにしてました。というのは、コロナ禍でインターンのリモートを行うというのは、会社としての感度が物凄く高いですし、社会情勢に敏感に対応していないとできない事だからです。

その観点で様々なインターンシップ先を探していた結果、岐阜県の早川工業株式会社にたどり着きました。

インタビュアー: たしかにコロナ禍で探し方がトリッキーかもしれないですが、Nさんはその不安定な状況に柔軟に対応している会社に注目していたのですね。

Nさん: 今の段階ではインターンの状況も色々変わってそうですので、また難しいですけどね(笑)。



会社の魅力について

インタビュアー: それでは、所属している会社の魅力を教えてください。

Nさん: これは言い切れないくらいにめちゃめちゃあります(笑)。

まず、最も魅力的な部分は、「ある意味で」「自分の好きな事ができる」というところです。例えば、何か会社のために導入したい事を思いついたとして、それを提案書にまとめて定例会議に提出して、CEOの許可が出れば、本当に実行できるという事があります。

一般的なアルバイトのように単に指示された事を行うという受動的な業務ではなくて、やるべきことを自分から発見して、それを業務にするという能動的な姿勢でできるのは、モチベーションにもなりますし、シンプルにやりがいを感じます。

次は、ダイバーシティやSDGs、ジェンダーを積極的に受け入れているという部分です。今のトレンドでもありますが、私個人が結構変なバックグラウンドを持っておりまして、今までそれによる差別とかは全く受けた事はないのですが、会社として多様性を認めているという姿勢には本当に魅力を感じます。

もう長くなってますので、ここらへんにしますが、まだまだあります(笑)。

インタビュアー: しっかりとお答えいただき、本当にありがとうございます(笑)。自分の意見をしっかりと出せて、それにしっかりと対応してくれるというのは本当に素晴らしい環境ですね。その柔軟性もきっとNさんが仰っているダイバーシティとかと関連していると思います。

Nさん: まさにその通りで、ダイバーシティ経営という会社の理念が体現していると心から思います。



インターン活動の頻度

インタビュアー: ところで、Nさんは1週間でどれくらいインターンの活動を行いますか?

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Nさん: ひとによって違いますが、ぼくの場合は一日2~3時間を目安にやっていますし、やりたいと思っています!

ちょっと変ですが、非常に楽しいのでほぼ毎日やってます(笑)。シフトの柔軟性とリモートワークだからこそ、できることだと思います。

インタビュアー: Iさんもリモートワークについて仰っていましたが、早川工業のインターン生はリモートワークを上手に活用されていますね!

Nさん: そうですね、SlackとZoomに助けられています(笑)。



研究内容とインターン業務

インタビュアー: そういえば、インターン業務とNさんの研究って近いのでしょうか?やはりインターン業務と専攻は近しい方が良いのでしょうか?

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Nさん: 全くそんな事はありません!実際、僕は哲学という実学からかけ離れたものを研究してますし、今の業務とは接点はありません。

もちろん、何かしらの形で自分の専門にしている分野をインターンシップ先で業務として使えるなら、それに越した事はないと思います。少なくとも、私が今行っているインターンの場合、この分野や専攻でなければダメ!という事は一切ないです。

インタビュアー:  様々なひとに門が開いているのは素晴らしい事ですね!


インターン活動に向いているひとのタイプ

インタビュアー: では、インターンの際の専攻や研究による制限がない場合、どのようなタイプのひとがインターンに向いていると思いますか?

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Nさん: 月並みな意見ですが、自分から能動的に動ける人が良いと思います。ただ、これはそこまで強い意味合いではなくて単純に業務の指示を仰ぐという形では勿体無いですし、インターンでは実学の極みといえる会社の構造や実際の動きを経験できますから、どのような形であったとしても、所属している会社の為に「〜したい」と思える人がインターンの制度を上手に活用できると思います。

インタビュアー: ありがとうございます!たしかにたくさんのことを経験しないと勿体ないですよね!

Nさん: もちろん、様々なインターンがありますので一概にはいえませんが、積極的に行動することがマイナスの効果を導くことはそこまでないと思います(笑)。



インターンを通した学び

インタビュアー: インターンから何を学んでいますか

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Nさん: 凄くピンポイントなことで申し訳ないのですが、何かの提案書や企画書を作成する場合、当然ですが、そこには利益、ブランディング、マーケティング、営業などの会社に関わる多くの観点が必要です。

単に「この分野を学びたいからこの講義を取る」というような個人のレベルのものではなく、もっと広い視点、会社としての経営姿勢がそこにはありまして、その会社の仕組み、会社経営の片鱗に触れる事ができています。

インタビュアー: それは学生やアルバイトの立場では中々学ぶことができない視点ですよね!

Nさん: 確かにそうでして、この経験は本当にインターンの醍醐味だと思います。



どこでリモート業務を行なっているか

インタビュアー: 普段はどこでリモートのインターン活動を行っていますか?

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Nさん: 緊急事態宣言下やまん延防止下ではもちろん自宅、解除された現状ですと、たまに外で気分を変えながら行っております

インタビュアー: それはえらい(笑)。段々と日常に戻りつつありますが、感染対策はリモートワークでも重要ですよね。



会社と他のインターン生の雰囲気

インタビュアー: 会社やインターンの雰囲気はどうですか?

Nさん: インターン生は自分を合わせて3人で、会社の業務的に直接関わるのはCEOのみですが、非常に良い雰囲気です!毎週の定例のミーティングの際、そこで1週間の業務内容の報告会や提案、振り返りの作業を行うのですが、遠慮なく積極的な発言ができますので、非常に業務を行いやすい環境です。

もちろん、定例のタイミング以外の時でも、業務上で疑問が生じた場合や変更が生じた場合には、Slackで自由に連絡を取り合えますので、リモートの状況を最大限に活かせていると思います。

他のインターン生とは定期的にミーティングで業務内容を確認したり、業務内容の割り当てをしています!皆さん丁寧で非常にやりやすいです(笑)。

インタビュアー: Nさんの受け答えからのやりやすさが伝わってきます(笑)。



工業、町工場への印象

インタビュアー: 工業や町工場に関する印象を教えてください。

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Nさん: 個人的に革や真鍮でできた製品が好きで、ネットで購入する際によく目に入っていた印象を持っていました。他には、やはり職人や技術というイメージがありました。

ただ実際、工業会社や町工場が実際に現代においてどのように経営されているのかという部分は全く知りませんでした。

早川工業でのインターンに参加することによって、工業、町工場の中身の一部を知り、以前に持っていた印象がガラッと変わりましたね(笑)。

インタビュアー: どのように変わりましたか

Nさん: そうですね、申し上げたように、職人というイメージがありますので、職人気質という印象を強く持っていたのですが・・・(笑)。

今のリモートワークもそうですが、早川工業が会社としてダイバーシティ経営、SGDsへの取り組みなど、むしろ社会に極めて柔軟に対応している様を実感しまして、前に工場に抱いていた印象が完全に変わりました(笑)

特にZoomミーティングの定例会で、CEOとお話しするのですが非常に頭の柔らかいお方でして、それゆえに以上の事が達成できているのだと思いました。

インタビュアー: とても詳しくありがとうございます!たしかに工業、町工場というのは今でも職人!という印象が多いのかもしれませんが、実際に関わると全く違いますよね。早川工業については特にそういえるかもしれません(笑)。


インターンをやろうと考えているひとへのアドバイス

インタビュアー: これからインターンをやろうと考えている人に向けて、何かアドバイスはありますか?

Nさん: 大学やアルバイトでは学ぶ事のできないものを経験できる機会、それがインターンシップだと思います。この制度を通して、自分の強みや興味関心を新たに発見できたり、もっと直接的に会社の仕組みを知る事ができますし、少なくとも、私はできました!コロナ禍で中々挑戦しにくい状態が続いていますが、健康を害さない程度に、インターンを活用して様々な事を知る機会を得るのも面白いと思います!



おわりに


今回は大学院生のインターン、Nさんにインタビューできました!次回はアメリカからインターンを行なっているAさんにお話をお聞きしたいと思います!

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