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パワーリフティングの大会に出ます。
タイトルの通り、2024/4/20(土)に行われるパワーリフティングの大会に出ます!
■パワーリフティングとは何か
そもそもパワーリフティングとは、
・スクワット
・ベンチプレス
・デッドリフト
以上3種目の合計重量を競う競技。
3種目それぞれ3回の試技を行い、成功した試技のうち最も高重量のものが記録される。
体重によって階級が分かれているので、身体が大きい人は大きい人同士で、小さい人は小さい人同士で比較されることになる。
■パワーリフティングのルール
スクワット、ベンチプレス、デッドリフトともに、ほとんどのジムで行える種目だが、競技のルールは少し異なる。
・スクワット
大会では以下の流れで試技を進めます。
1.ラックにセットしてあるバーベルを肩に担ぐ
2.主審の「SQUAT」の合図を聞く
3.屈伸を行い立ち上がる
4.主審の「ラック」の合図を聞く
5.バーベルをラックに戻す
判定の基準
1.膝の頭がヒップジョイントより下がっていること
2.屈伸動作の最中に足が動かないこと
3.挙上途中でバーベルが下がらないこと
4.フィニッシュは両膝が伸びていること
・ベンチプレス
大会では以下の流れで試技を進めます。
1.ベンチ台に仰向けになり、バーベルをラックからはずします
2.主審の「スタート」の合図を聞きます
3.バーベルを胸につけます
4.主審の「プレス」の合図を聞きます
5.バーベルを差し上げます
6.主審の「ラック」の合図を聞きます。
7.バーベルをラックに戻します。
判定の基準
1.胸の上でバーが静止していること
2.挙上時にバーベルが傾かないこと(多少はOK)
3.挙上時にバーベルが下がらないこと
4.フィニッシュは両肘が伸びていること
5.足がずれないこと
・デッドリフト
大会では以下の流れで試技を進めます。
1.選手の任意にタイミングでバーベルを引き上げる
2.主審の「ダウン」の合図を聞く
3.バーベルをコントロールして床へ降ろす
判定基準
1.挙上途中で脚の上であおらないこと
2.挙上途中でバーベルが下がらないこと
3.フィニッシュは脚と背中が伸びきっていること
4.フィニッシュ時に肩を返していること(胸を張っていること)
■大会概要
◇日時:2024年4月20日(土)
◇受付・検量:8:30予定 ※変更になる場合がございます。
◇会場:墨田区総合体育館サブアリーナ (墨田区錦糸4-15-1 錦糸公園内)
◇主催:東京都パワーリフティング協会(TPA)
◇後援:公益社団法人日本パワーリフティング協会(JPA)
◇競技方法:JPAルールに基づく個人戦・団体戦。
◇参加資格:
①満14才以上で東京都内に在住・在勤・在学する者、及び所属ジム・クラブ・同好会が東京都内にある者。または同条件で1年以上日本に滞在している外国籍の者。
※今大会は他県オープン参加は受付しておりません。
②JPA登録済の選手であること。
・2024年度の選手登録を完了していないと、エントリーできません。
・2024年度から新規で選手登録される方は、3月1日(金)以降に登録ください。2月29日以前に登録してしまうと、2023年度登録となってしまいますのでご注意ください。
■なぜ大会に出ようと思ったのか
1.自分の実力を知りたかったから
筆者は自己流で何年も筋トレをしてきた。
友人や会社の同僚と一緒にトレーニングすることもあり、その中では比較的強いほうかもしれないが、本気の人たちだけが集まる環境で、自分が今どれくらいのレベルにいるのか知りたくなった。
2.記録を残したかったから
パワーリフティングの大会では公式に記録が残る。
トレーニー界隈では、「俺スクワット150kg挙がるぜ」と言いつつも実はきちんとしゃがむことなくバーベルをピョコピョコ上下させているだけ、なんてことも有り得る。
情報を発信する身として、これまでは文章の論理性一本で戦ってきたが、公式に客観的に残る記録を作ることによって多少の説得力になると思う。
3.人生に”張り”がほしいから
今の自分は週4回トレーニングをし、仕事もきちんとやっているつもりだ。
それぞれ自分なりに目標を決めてやっているし、成長している実感もある。
それなりにストイックといえるかもしれないが、とはいえ自分だけでは120%の力を出すことはなかなか難しい。
そこに大会というマイルストーンを置くことで心機一転、自分を更に追い込むことができるのではないかと思う。
■なぜフィジークやボディビルではないのか
筋トレの大会というと、世間的に有名なのはボディビルやフィジークなど「ボディメイク」系の大会だろう。
ではなぜそちらではなくパワーリフティングに出ようと思ったのだろうか。
1.審査基準の明確さ
フィジークやボディビルは審査性のスポーツだ。
(厳密には違うのだが説明しやすいように言うと)体操やフィギュアスケートなどをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思う。
審査員が印象で順位をつけるので、審査基準が不明確だし、審査に対して賛否が発生することもある。
1位と2位の差を挙げろと言われても、素人にはわかりづらい。
一方、パワーリフティングは数字の世界だ。
1kgでも重いものを挙げたほうが勝ち。非常にシンプルだ。
2.減量の難しさ
ボディメイク系の大会の場合、当然ながら減量をしなければいけない。
間に合わなかった場合、自分が納得していない&恥ずかしい身体で大会に出なければいけない。
パワーリフティングも階級があるので減量することもあるが、最悪一つ上の階級で出ればいい。
3.ドラッグテストの有無
主催する団体にもよるが、ボディメイク系のコンテストはドラッグテストがないことが多い。
表面上はアンチドーピングを謳っている団体も、実際はドラッグテストを行わないので実質ドラッグフリーになっていることもある。
ボディメイクコンテストが「ショー」なのに対してパワーリフティングは「スポーツ」なのでそのあたりは厳格で、ドーピング違反が発覚した選手はかなり厳しい処罰が待っている。
入賞するかしないかのレベルでないと直接関係ないことかもしれないが、参加する側の気持ちよさの問題として、個人的にかなり重要だと思っている。
■大会までの準備
1.JPA選手登録
日本パワーリフティング協会(JPA)公認大会、国際大会へ出場する際は必ず選手登録を行う必要がある。
今回の大会は日本パワーリフティング協会(JPA)公認大会なので、大会エントリー前にHPから選手登録を行った。
登録料は年間5,000-10,000円程度。
2.TPA大会エントリー
今回の大会は東京都パワーリフティング協会(TPA)主催なので、HPから大会にエントリーする必要がある。
エントリー料は10,000円。
3.減量
今回エントリーしようと思っているのが、男子74kg級。
ということは、当日朝の検量時点で74kgを下回っていないといけない。
3/3時点の体重が77.5kg。
大会まで約一ヶ月半で3.5kg目標で減量し、万が一絞りきれなかった場合は水抜きをして対応しようと思う。
もしそれでも厳しかった場合、83kg級で出場することになる。
入賞を目指している訳ではなく自分との勝負なので正直階級はどこでもいいのだが、そうでもしないと減量しないので良い機会だと思うことにする。
2024/3/8追記
※エントリー後に階級を変えることはできないようです!
4.道具の準備
・パワーベルト
高重量を扱うのでこちらはほぼ必須。
・リストラップ
こちらもほぼ必須。
特に自分は手首が弱いのでがっちりホールドしてくれるものを選びたいところ。
Schiekのものを7年くらい使ってきて、かなり丈夫だったけどさすがにヘタりも見えるので今回買い換えることにした。
・デッドリフトソックス
ルール上、必須。
普段は履かないことが多いけど、これなしでデッドリフトやってるとたまにスネを擦って血まみれになることもw
・シングレット
ルール上、必須。
初めて購入しようと思う。
・液体チョーク
バーベルの滑り止め。
特にデッドリフトではリストストラップが使えないので是非とも用意したいところ。
エニタイムのシャフトもかなり滑るので普段遣いにもいいかもしれない。
・アンモニア
嗅ぐと集中力が上がるらしく、パワーリフティング選手は試技の前に嗅ぐ人もいる。
匂いがやばそうなので購入するかは検討中。。。
・OS1 経口補水液
当日の水分補給、カーボアップに。
5.トレーニング
あと6週間なので正直時間がないところではあるが、トレーニングは自分でプログラムを組んでやっていく。
1-2週目: 中重量中心でトレーニングボリュームを稼ぐ
3-4週目: 中重量に少しずつ高重量を混ぜていく
5週目: 高重量の練習
6週目: ディロード
という流れになる。
■意気込み
・目標
Total…460kg
Squat…160kg
Benchpress…120kg
Deadlift…180kg
これくらいなら最下位にはならないかと思っているが、果たして…
大会が上手くいったらトレーニングメニューや減量方法に関する記事を書こうと思う。
読者の方々からすると顔も知らないどこの馬の骨かもわからない人間かもしれませんが、筋トレ好きな人は皆さん同志だと思っているので、応援してださると非常に力になります!
■おわりに
このnoteは、筋トレを始めたばかりで、しっかり身体のことについて勉強したい人をターゲットに、健康的な生き方に関する情報を論理的に発信しています。
過去にもいろいろな記事を投稿しているので、もし気になったら読んでみてください。
また、記事にしてほしいトピックのリクエストもコメント欄から募集中です。
筋トレについてそこそこ詳しい方や、実際にトレーナーとして活動されている方にとっても、「こんな考え方、こんな表現があったんだ!」という発見になってくれれば幸いです。
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