記事一覧
文化を新しく作り直す
リサイクルの再定義
リサイクルという言葉を改めて調べてみると、広辞苑とAmerican Heritage Dictionaryには夫々、「資源の節約や環境汚染防止などのために、不用品・廃棄物などを再利用すること。」、「1. To put or pass through a cycle again, as for further treatment, 2. To reprocess and use
次世代に美しい地球を残す
二酸化炭素を回収する技術
気候変動による地球温暖化が深刻になりつつある現代、その温暖化を加速化させる主たる原因として挙げられる温室効果ガス、とりわけCO₂吸着量を(二酸化炭素)を如何に削減するかが、毎日のように報道されています。CO₂を排出させない、あるいは排出量を大幅に削減することは重要な対策ですが、一方でなかなか減少しないどころか大気中のCO₂が増え続けている現実を踏まえたときに大気中のCO
健全な海洋活動を支援し持続可能な未来へ
海の課題を可視化する
我々が住む地球上で様々なものや事象が急速に可視化されつつある現代、その表面積の7割を占める海については未だ分からないことだらけという現実があります。その「海を科学的に解明することを通じて、海洋と人類の共生に貢献し、持続可能な未来を実現することを目的」に2021年、慶應義塾大学大学院在学中の学生が立ち上げたのが株式会社MizLinx(本社:東京、以下同社)です。
同社ウェ
人類の希望は地方にあり
ハッピーシナリオを共に
株式会社NEWLOCAL(2022年創業、本社:東京、以下同社)のホームページには、「”地域からハッピーシナリオを共に”をミッションに、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。」とあります。
同社の事業収益は、宿や飲食店の売り上げ、コンサルティングサービス、住宅販売など多岐にわたるそうで、ディベロッパーとい
宇宙線で3次元画像生成し物の内部を可視化
宇宙線とAIの組み合わせで重要インフラにある物質や劣化を検知
GScan Ltd.(2019年創業、本社:エストニア、以下同社)は、最新の大気光線技術(Atmospheric Ray Technology = ART)を利用して、物質の密度や原子データを検出する装置を開発・提供しています。検出のためのARTスキャナは透過性の高い自然粒子フラックス(ミュー素粒子)のみを使用しており、特許も取得して
眼科医の”眼”を世界へ広げる
スマホに付ければ何時でも何処でも誰でも眼科診察を受けられる
株式会社OUI(本社:東京、以下同社)は、「世界の失明を50%減らす!」ことを掲げて現役眼科医が創業した大学発ベンチャー企業です。
同社ウェブサイトによれば、世界の失明人口は4,400万人、30年後には3倍の1億2,000万人をこえるといわれているそうです。その失明原因の半分以上は適切な診断と治療で視力を取り戻すことが可能な白内障だそ
電気を使わない自動ドア!
人の重さで開閉する荷重式自動ドア
人の接近をセンサーが感応し電気で開閉する自動ドアが普及してますが、災害などで停電した時にどうすればよいか、ふと不安が頭をよぎることがあります。人手で開け閉めすることは不可能ではないのでしょうがなかなかの難事です。
Newtonプラス株式会社(2014年創業、本拠地:東京、以下同社)は、そのような不安を解消するような荷重式自動ドア(ニュートン・ドア)の開発・製造
おいしさが恋しくなる野菜づくり
「常に現場を科学する」研究開発型の農業カンパニー
明治40年(1907年)創業の浅井農園、もともとはサツキツツジなどの生産を営む花木農家だったそうですが、現在は株式会社浅井農園(本社:三重県、1975年法人化、以下同社)として世界一美味しいトマトづくりを軸に様々な種類の野菜やキウィフルーツ作りへと幅を広げつつあるそうです。
花木からトマトへ…これだけでは時代や社会環境の変化に合わせて事業変革を
インフラ寿命を延ばす小さな大物
長寿命防錆防食の耐久力の金属表面処理技術
竹中製作所(本社:大阪、以下同社)は、ボルト・ナットを専門とするメーカーとして1935年に創業、今では特殊ボルト・ナットで国内外で他の追随を許さないほどの信頼と実績を積み上げてこられたとのこと。
京都大学との共同開発のもと、1985年に製造販売が開始されたタケコート®-1000と名付けられたフッ素樹脂よる防錆防食コーティングを施したネジ製品や金属部材
車から車を作ることを容易にする
鉄のスクラップから高純度の鉄をつくるための第一歩
株式会社EVERSTEEL(本社:東京、以下同社)は,、鉄スクラップを電気で溶かしてリサイクルにより鉄をつくる電気炉製鋼法(電炉法)のプロセスにおいて、鉄スクラップに含まれる不純物分別を画像解析AIを使い容易にする技術開発をしているそうです。
持続可能な地球環境を確実にするために、脱炭素の実現が重要な要件である鉄鋼業界において、電炉法への転換