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アフリカの可能性を開く力となることを目指して
Energy As a Services(EaaS)でアフリカに電気を届ける
アフリカに電気を届けるというと、電力設備建設から送配電網の構築と考えがちですがWASSHA株式会社(本社:東京、2013年創業、以下同社)は、灯す明かりがない人々に明かりを灯すサービスを提供する事業を展開しているそうです。
具体的には、タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、西アフリカなどの国々の小売店(キオスク)を通
3Dプリンター製義肢装具で命を救う
必要とするすべての人が、義肢装具を手に入れられる世界づくり
「インスタリムの事業は、青年海外協力隊員時代にフィリピンで出会った、・・・」で始まる、インスタリム株式会社(創業:2017年、本社:東京)の創業者のメッセージには心を打たれます。
同社創業者のフィリピンでの経験が強い動機となり、4年の開発期間を経て低価格で高品質な義足の開発に成功、今は 「必要とするすべての人が、義肢装具を手に入れられ
サステナビリティ戦略のもとに
水も木材も使わず石から紙をつくる
株式会社TBM(本社:東京、以下同社)は、日本でも100%自給自足可能なほど豊富に存在する石灰石を用いることで、プラスチックや紙の代替品となる素材の研究開発に成功、2011年に特許を取得し操業開始したそうです。
その素材の名称はLIMEX、LIMEはlimestone(石灰岩)のLIMEに「無限の可能性」を意味するXを付けて作らたとのこと。LIMEXの利用によ
文化を新しく作り直す
リサイクルの再定義
リサイクルという言葉を改めて調べてみると、広辞苑とAmerican Heritage Dictionaryには夫々、「資源の節約や環境汚染防止などのために、不用品・廃棄物などを再利用すること。」、「1. To put or pass through a cycle again, as for further treatment, 2. To reprocess and use
次世代に美しい地球を残す
二酸化炭素を回収する技術
気候変動による地球温暖化が深刻になりつつある現代、その温暖化を加速化させる主たる原因として挙げられる温室効果ガス、とりわけCO₂吸着量を(二酸化炭素)を如何に削減するかが、毎日のように報道されています。CO₂を排出させない、あるいは排出量を大幅に削減することは重要な対策ですが、一方でなかなか減少しないどころか大気中のCO₂が増え続けている現実を踏まえたときに大気中のCO
健全な海洋活動を支援し持続可能な未来へ
海の課題を可視化する
我々が住む地球上で様々なものや事象が急速に可視化されつつある現代、その表面積の7割を占める海については未だ分からないことだらけという現実があります。その「海を科学的に解明することを通じて、海洋と人類の共生に貢献し、持続可能な未来を実現することを目的」に2021年、慶應義塾大学大学院在学中の学生が立ち上げたのが株式会社MizLinx(本社:東京、以下同社)です。
同社ウェ
人類の希望は地方にあり
ハッピーシナリオを共に
株式会社NEWLOCAL(2022年創業、本社:東京、以下同社)のホームページには、「”地域からハッピーシナリオを共に”をミッションに、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。」とあります。
同社の事業収益は、宿や飲食店の売り上げ、コンサルティングサービス、住宅販売など多岐にわたるそうで、ディベロッパーとい
宇宙線で3次元画像生成し物の内部を可視化
宇宙線とAIの組み合わせで重要インフラにある物質や劣化を検知
GScan Ltd.(2019年創業、本社:エストニア、以下同社)は、最新の大気光線技術(Atmospheric Ray Technology = ART)を利用して、物質の密度や原子データを検出する装置を開発・提供しています。検出のためのARTスキャナは透過性の高い自然粒子フラックス(ミュー素粒子)のみを使用しており、特許も取得して
眼科医の”眼”を世界へ広げる
スマホに付ければ何時でも何処でも誰でも眼科診察を受けられる
株式会社OUI(本社:東京、以下同社)は、「世界の失明を50%減らす!」ことを掲げて現役眼科医が創業した大学発ベンチャー企業です。
同社ウェブサイトによれば、世界の失明人口は4,400万人、30年後には3倍の1億2,000万人をこえるといわれているそうです。その失明原因の半分以上は適切な診断と治療で視力を取り戻すことが可能な白内障だそ