マガジンのカバー画像

投手のパフォーマンスアップ研究所

11
投球メカニクスと身体作りについての知識を主に書いてます
運営しているクリエイター

記事一覧

ここまでのトレーニング&食生活と今後の展望

おはようございます!11月に入り旭川市も雪がサラッと積もってきました!雪が降るまで第1フェーズと考えていたので、トレーニングメニューと食生活について紹介したいと思います!

●トレーニング編

このような形になっております!
テーマはズバリ

筋持久力アップでございます!

なぜこうしたかというと2つ理由があります。

①投手としてある程度の筋持久力の必要性は無視できないから②第2フェーズのトレー

もっとみる

増量期について②

前回の記事

(https://note.mu/huea_k/n/n8fb1dcf88e36)

で増量においてインスリンはとても重要であるということがわかりました。

今回の記事ではインスリン感受性と摂取方法について自分が試していることについて記述していきます。かなりヘビーになりますが1ヶ月半で4キロの増量に成功してウェストは1センチ増に留めました。参考になるところもあると思いますので最後ま

もっとみる

増量期について①

今日は増量期に入ったので自分が試みていることを記述していきたいと思います。

まず方法を紹介する前に「増量の目的」をはっきりさせる必要があります。太ることを目的としていては目指すところが曖昧で得られる効果が少なくなります。

増量の最大の目的は皆さん大体は「筋肉の増量」と考えていると思います。これは間違い無いと思います。

じゃあ減量しながら筋肉はつけられないの?

って話になります。

もっとみる

山本式減量法③~マクロ管理法による減量について~

今回は僕が試したもう一つの減量法であるマクロ管理法についてお話します!

二つ前の記事の話に戻ります。基本的に減量するには

消費カロリー>摂取カロリー

にする必要があるというのはここまでも繰り返して言ってきました。ケトジェニックダイエットはここを無視したものでしたが、マクロ管理法は逆にこのカロリー収支でウェイトコントロールします。

じゃあわかった。消費カロリー>摂取カロリーにしてけば

もっとみる

山本式減量法②~ケトジェニックダイエットについて~

今回は具体的な減量方法、特にここではケトジェニックダイエットにについて書いていきます

色んな方法があるのですが、僕は主に2つの方法が主流になるかなと思っています。

①ローカーボ(低糖質)ダイエット
例:ケトジェニックダイエット

②ローファット(低脂質)ダイエット
例:マクロ管理法によるダイエット

の2つを僕は実際に試しました。実際にどちらの方法でも成功しました。

具体的にはケトジェニック

もっとみる
山本式減量法①~基礎知識編~

山本式減量法①~基礎知識編~

今日は僕が実践している減量法についてご紹介します!ちなみに山本式と言っていますが、色んなサイト等から情報を集めて自分がやりやすいようにした形なので僕が開発したわけではありません。笑

今回は減量においてまず知っておかなければならないことについて記述していきます。

簡単な話ですが、どちらの方が体重減ると思いますか?

①消費カロリー<摂取カロリー
②消費カロリー>摂取カロリー

答えは②です。

もっとみる

投手のスタミナについての考え③

今回が最終章になります!今日は最大筋力について記述していきます。

最大筋力とは、自分の筋肉で一度しか持ち上げることができない重量のことで1RM(レペティションマキシマム)とも言われます。

最大筋力を決める要因は
・筋肉の断面積
・筋肉繊維の密度や動員率
・速筋繊維が筋肉繊維に占めている割合
などと一般的に言われています。正直ここは知識として持っておく程度で大丈夫だと思います。

これを分

もっとみる

投手のスタミナについての考え②

前回の内容も踏まえてまた話を進めていきます。前回は3つのエネルギー供給系統を紹介しましたが、じゃあピッチングってどこの系統が優位になるのでしょうか?もうお分かりですね。

投球動作は10秒もかからずに終わりますのでATP-CP系が優位になると考えていいと思います。ここが前回の最後に言った種目に応じたエネルギー供給ってところですね。まずはここをおさえます。

次に冒頭に出てきた持久力の話をします

もっとみる

投手のスタミナについての考え①

今日は何回かに分けてですが、俗に言う「スタミナ」について考えていこうと思います。

スタミナって何だろうって考えた時によく出てくる答えとしては

・長く力を発揮できる

・長時間疲れない

などなど様々出てくると思います。よく持久力という言い方もしますよね。

ということでそれを何回かに分けて説明していくのですが、その前提となる話について書いていきます。それでは本題に入ります。

自動

もっとみる

140㎞/hを出すために必要なこと②

皆さんは「下半身を使ったフォーム」って何だと思いますか?

きっと西武の多和田投手のような腰が低いフォームが下半身を使ったフォームだ!と考える人が多くいらっしゃると思います。(もちろん多和田投手が下半身を使えていないというわけではありません!)

それでは次にこちらの投手を見てみてください。

https://twitter.com/huea_k/status/105610422179842

もっとみる

140km/hを出すために必要なこと①

今日はMAX141km/hを秋に出した自分を事例に140km/hを出すために必要なことについて書いてみようと思います!

具体的に数字を絡めて示していこうと思っていますが、まず言っておきたいのはピッチングは全ての動作を言語化できるほど単調なものではないですし、一概に「これができるから速い球が投げられる」というのは言えません。

ピッチング動作には一つ一つの動作が複雑に絡み合っている要素が非常に

もっとみる