峰松智弘

峰松智弘です。H-TOAという創作団体をしています。http://h-t-o-a.co…

峰松智弘

峰松智弘です。H-TOAという創作団体をしています。http://h-t-o-a.com/ノートはほぼ自分整理用思考用のメモです。思考は毎秒変わるので連なる言葉はその時こぼれ出たものです。

最近の記事

複数からなる動き、私らの最高な1日の話

作品概要 この作品は、産まれたことは経験しているがあまり覚えてなく実感がないが、死ぬことはなんとなく恐怖や喪失感などの実感がある、ということから書き始めました。 その二つの実感には様々な理由がありますが、演劇を上演するうえでそれは俳優という存在に重なる部分が多いのではないか、と思いました。 上記のことから、産まれる前に自分の人生を全て経験していて、それを語ることによって1日を形づけるという設定で戯曲を書きました。 三人の登場人物は同一の人物のようでも、それぞれ個々の人物のよう

    • Feature calling 7/21上演台本

      Kは中国語で、Mは日本語で発話している。 K体が硬直している、それは死体のようであり、モニュメントのようであり、ただの物質のようでもある。身体を空間に確かに存在させていく。 K:中国語で話していいですか?(日本語で)中国語で話していいですか?(中国語で) どちらでもいいとは思うのだけど、だって字幕でるから、、字幕出るから、あ、でた。よかった。意味はわかる。わかる?とりあえず、字幕が中国語で出ればひとまず僕はどの言語で話しててもいいということになる。でも今は中国語で話す。え、

      • 作品について少し

        僕が代表をしている創作団体H-TOA「ガリレイの生涯」の発表まで2週間少しになりました。 今回は原作もので、劇作家ベルトルトブレヒト(1898-1956)の書いたガリレオガリレイ後期の人生の物語です。 ブレヒトという人は1930年あたりに主流であった感情移入型の演劇(登場人物に共感して感動して観客がカタルシスを得る演劇)に異を唱えて、客観的に批判的に舞台をみてそれを自分の社会と結びつけて考え行動しなさいという演劇を主張した人です。その中で異化効果という手法をうみだしました。

        • 3/7 稽古記録

          14:30-19:00 参加者:里見、峰松、田久保、高橋 14:30-15:30 マッサージ、腹筋、腕引き、尻上げ体幹 15:30-17:00 9場を読む。 出来てるところを2人に見てもらう。 17:20-18:50 細かいところ詰める。 感想が見える形になってしまい、みな評論家になってしまった。自分のために個人のために作品を見れたらいいのにね。 どのような立場でフィルターでみるかというのは自由で、自分の面白ポイントを持っておくのは大切だが、いろんな意見が見える今それ

        複数からなる動き、私らの最高な1日の話

          3/6 稽古記録

          14:30-17:30 参加者:里見、峰松 14:30-15:30 マッサージ、腕立て、体幹 15:30-17:30 8場まで大まかにできているところをさらってみる。 1場を少し集中的に調整する。 6場少し考える。 考察や感想 繰り返しになるけど今回は一つ一つの場面が独立して面白いように、つまり15場コントを目指してやってる。 サイコロで順番を決めてやるのも面白いなとか思った。 1つの場面の質、完成度を上げすぎてもいいのかな、と思った。流れと順番を積み重ねて解釈してい

          3/6 稽古記録

          2/23 稽古記録

          2/23 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 15:00-17:30 参加者:峰松,里見 15:00-16:00 マッサージ、馬車、腕立てあげ 16:00-16:40 シアターコモンズの話。特にアフタートークの設計について 16: 50-17:30 主に台詞覚え 稽古での決定事項や思案 「何を語るか」と「どう語るか」ということは互いに影響し合っている。そう考えると今までは どう語るかということに重きを置いていたというのがあって、それが昨年の台湾で

          2/23 稽古記録

          2/20 稽古記録

          2/20 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 15:10-20:00 参加者:峰松,里見 15:10-16:00 マッサージ 16:00-18:00 3,4場をやってみる。とりあえず固めてみる。 19:00-20:00 1,2場面の復習 稽古での決定事項や思案 行き詰まってる、今回演劇であろうとしているからかもしれない。人一人で語れる方法は限界が きたのかもしれない。 やはりつまらないテキストをどうするかというところがネックである。つまらないテキス

          2/20 稽古記録

          2/21 稽古記録

          2/21 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 15:00-19:00 参加者:峰松,里見 15:00-16:00 マッサージ、腕立て、上部腹筋 16:00-16:25 SOUL’d OUTをちょっと聞く。 詩のボクシング https://www.youtube.com/watch?v=Jzx6FXbCZs4 演劇の映像 https://www.youtube.com/watch?v=TaE2o6WRqTI https://www.youtube.com/wat

          2/21 稽古記録

          2/6,7 稽古記録

          2/6,7 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 14:40-18:00 参加者:峰松,里見、はじさん 14:40-15:50 マッサージ、筋トレ 16:00-16:50 Universe - National Film Board of Canada (1960) https://www.youtube.com/watch?v=Hu64xbgprWY&t=1116s 10年代の特徴の話など 17:00-18:00(7日は16:00-18:00) ガリレイの

          2/6,7 稽古記録

          1/31 稽古記録

          1/31 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 14:40-19:00 参加者:峰松、里見 14:40-15:40 マッサージ、腕立て、バネスクワット、尻歩き 15:50-16:50 sons wo:「CITYIII」の映像をみる 17:00-18:50 選定した部分を読んでみる。1場をつくる。 稽古での決定事項や思案 2月中に全体の大まかな演出がきまればいいなあと思います。 とりあえず演出だけザクザク決めてとりあえず形にする、いろいろ試すモー

          1/31 稽古記録

          1/24 稽古記録

          1/24 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 14:40-18:00 参加者:峰松 14:40-15:10 腕立て、腹筋 15:20-18:00 ガリレイの1、2場を声に出して読み選定して行く。 身体について少し考え、Nibrollの動画とNoismの動画をみる。 稽古での決定事項や思案 選定した言葉を文字起こししてく。 身体について考えていた。やはり舞台での身体は単体で作るのは難しいなと改めて思いました。 身体についての今までの見解は優劣のある身体が見え

          1/24 稽古記録

          1/23 稽古記録

          1/23 H-TOA「ガリレイの生涯」第一回稽古 14:40-18:40 参加者:峰松、里見 14:40-15:40 マッサージ、体幹、背中回しから腕立て、押し合い 15:50-16:30 マルクスガブリエルの話 https://www.youtube.com/watch?v=hzvesGB_TI0 16:30-18:40 ガリレイの生涯をどう扱うかを考える、読んでみる。 稽古での決定事項や思案 台詞の選定について、それを発した時に、劇世界の言葉で

          1/23 稽古記録

          1/17 稽古記録

          1/17 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 14:40-19:00 参加者:峰松、里見、朝比奈、蜂巣 14:40-15:40 マッサージ、筋トレ(体幹歩き、虫、大瀧ジャンプ、すり足移動) 15:45-16:50 蜂巣さんとお話 どうすれば、どんな演劇ですか?と言われた時に上手くいいえれるか。 16:50‒18:40 ガリレイの生涯をどう扱うかを考える、読んでみる。 稽古での決定事項や思案 蜂巣さんは、俳優が生理感覚をどう扱い、意識化して、

          1/17 稽古記録

          1/16 稽古記録

          1/16 H-TOA「ガリレイの生涯」稽古 15:00-18:00 参加者:峰松、里見 15:00-15:50 マッサージ、筋トレ(腕立て、腹筋、腕引き) 15:55-16:45 岩城京子さんの講義の補足 温又柔さんの講義のまとめや感想 16:50‒17:40 ガリレイの生涯をどう扱うかを考える、読んでみる。 稽古での決定事項や思案 西洋演劇の正典にたいして他者と認可される人々の映像をyoutubeでみようとしたが舞台映像は ほぼ見当たらなかった。主

          1/16 稽古記録

          1/10 稽古記録

          1/10 H-TOA「ガリレイの生涯」第九回稽古 15:00-18:00 参加者:峰松、里見 15:00-16:00 マッサージ、腹筋、腕立て 16:10-17:00 はじさんの各場の社会学者の割り当てをざっとみてみる 17:00-19:00 1場の入りの考察と案出し 稽古での決定事項や思案 15場をゲームの15面(ステージ)という意識で考える。あらかじめある一つの世界観や設定 の中で一つ一つクリアしていくたびに新しい面がみえて、そのものか

          1/10 稽古記録

          1/9 稽古記録

          1/9 H-TOA「ガリレイの生涯」第八回稽古 17:00-20:30 参加者:峰松、里見 17:00-18:00 マッサージ、ストレッチ 18:10-19:10 岩城京子さんのお話から、現代演劇の正史やポストコロニアル演劇、インタービューイングシア ターなどの話 映像作家百瀬綾さんの作品を見る。(https://www.youtube.com/watch?v=c32vpfRkI0o) 19:20-20:40 始まり、を試行錯誤する。 稽古での決定事項

          1/9 稽古記録