見出し画像

【初投稿3,000文字以上】睡眠について話してみたいと思う。

はじめまして。

本アカウントは雑記アカウントです。
好きなことや思ったことなど、つらつらと書き連ねていく予定。の予定です。

今日は手始めに睡眠のことから触れていきたいと思う。
いきなり過ぎる書き出しに、自分も驚いている。
もっとどうでもいいことから書くのかなと思ったが、自分にとって睡眠は切っても切っても切り離せない問題。
好きなことを語るより良い自己紹介になると思い書いていこうと思う。
今の自分を作ったのも、恐らくこれからの自分を形作るのも、睡眠の問題がバックグラウンドにある。

■今日のテーマ
睡眠の問題と常に一緒にいた27年間(途中まで)
自己紹介(次回以降)

■この記事で読めること
睡眠障害?について
睡眠がもたらした問題と学び(次回)
睡眠に問題を抱えていると感じている人へのメッセージ(次回)


こんな流れでいきたいと思います。
これをたまたま読んでくださる方にとって、こういう人間もいるんだなという幅になっていただければ、また、同じような悩みを持った人にとって、あなただけではないよ。というメッセージになってくれればと思い等身大の自分を記していきます。

結論から言うと、私は脳の覚醒を維持する機能が弱いせいで引き起こる睡眠障害持ちの人間だ。(あくまで素人の予想)
広い意味では発達系の障害のようだ。(これも素人の判断)

参考にしたのこちらの記事たち

うん、まさにって感じ。
これを見ると自分は不注意優勢型ADHDの疑いがある。
実は高校生の頃、あまりにもケアレスミスや忘れ物が多く、自分がADHDなんじゃないかとコッソリ調べていた時期があった。
上の記事を読み、約10年越しのADHDかもしれないという感情との再開に、妙な納得感と原因の分からない症状に名前がついてホッとした気持ちがあった。

始まりはというと、小学生の頃まで遡る。 
小さい男の子というと朝は7時くらいに起き、おはスタや土日であれば仮面ライダーやウルトラマンを見ているイメージがあるかもしれない。
だが私はおはスタは1度も見たことがなかったし、朝も二度寝は当たり前。アッコにおまかせが始まる頃に起きることもしばしば。
昼寝をしたら夕飯まで起きず、夜も普通に寝れる。
そんな日が多く、当時から沢山寝ないとダメな子供であった。

母から聞いた話で、もしかしたらこの子ちょっとおかしいのではないかと思ったタイミングがあったそうだ。
それは祖父の法事のとき、お坊さんがお経を唱えている時にガッツリ寝ていたのだという。
まあ確かに眠くなる気持ちは分かる。とても分かる。
でも、普通は緊張する場面。まだ小学3年生程度だったとはいえ寝るのはおかしいと感じていたようだ。

症状が出るようになったのは高校生になってから。
授業中に眠くならない日はなく、集中力も続かない。1年生のとき古典の一番最初の中間テストでクラスで唯一赤点を取った。
行事のバス移動では友達と話すよりも寝ていたい派であり、部活中に眠くなったり試合中に欠伸が出ることも多々あった。

高校生のときはまだ自分も子供だったし、周りには朝練で疲れて授業中寝てる人なんて山ほどいたし(山ほどは言い過ぎた)出会った人間の数も社会人の今ほどは多くない。
つまり何を言いたいかというと、自分の異常性を確認する術が少なすぎるため、学生という早い段階で睡眠障害への自覚及び対策を講じることがとても難しいということだ。

気付けば専門学生になり、4年間毎日授業中居眠りをしていた。
そして社会人になった後に自分の異常性に気付く。

会議中、見積作成中など、着座をするときにどうしても眠くなってしまう。いわゆる「寝落ち」。眠い、やばい!と思ったらもう最後。気が付いたら5分10分の時が進み、若干のスッキリ感とやり場のない「やっちまった感」が残る。
上司や同僚からバレている目線は感じるのだが、特に踏み込まれもしない。
「いや、別に居眠りしてませんけど?」と誤魔化す自分と「あいつ、いま居眠りしてたよな?」という上司とのほこ×たてを繰り返す日々。体感、負け越してる。

これはやっぱり普通じゃないと思い、社会人2年目の冬に終夜睡眠ポリグラフ検査(通称PSG検査)を受けるも異常なし。
巷で言われている睡眠改善法はほぼ試したが改善の兆しは見えなかった。
有名な「エップワース眠気尺度」でも24点中20点前後を推移している。

睡眠障害による人間関係の悪化や自己肯定感へのマイナスな作用は、ジワジワとボディブローのように効いており、睡眠障害を持った人の多くはある特定の性格に変化しやすいという結果が出ている。
「ナルコレプトイド性格変化」というものだ。
この性格変化を簡単に説明すると
・自己肯定感が低い
・YESマンになる
・諦めやすくなり継続が苦手

のような性質が現れる。
起きれないという事実は「日々自分との約束を破り続けている」ことを意味する。自己肯定感が低くなるのは当たり前。自分に後ろめたい気持ちがあるので他人からの依頼は少し無理をしてでも受けてしまう。それは起きれないという罪を償うためである。
そして、約束を破りまくっている自分は「どうせ無理」と始める前に思ってしまうので、諦めやすくかつ継続が苦手になってしまうのだ。
お恐ろしく当てはまる。頷きすぎて赤べこになったかと思うほどだった。

もうどうしようと無いと諦め、ブラックボックスになってしまった睡眠の問題。
だが、ふとした瞬間にその蓋が開くことになる。

色々あって転職(睡眠が問題で転職した訳ではない)
こんな自分でも必要としてくれる環境と出会い、無事にその会社への転職を果たす。
業務内容は割愛するが、対面又はオンラインでの面談中に寝落ちをしたり会議中に居眠りしたりすることが多々発生する事態が起きたのだ。
上司は笑ってイジってくれたが、あまりに常識からかけ離れた事象に笑うしかなかったのだろう。
問題はそれだけではなかった。
そんな自分がお客様の前に出ていっていいのだろうか。という懐疑心が自己肯定感を蝕んでいく。
業務も進まずいつも最終退社は自分。終電で帰り就寝は午前3時頃。やらなければいけない業務も眠気や諦め癖から手が付かず。無駄に机に座っては眠気覚ましにYouTubeを開いては案の定なにも進まず。
気付けば何も進捗しないまま朝になっており、会社で上司から叱咤を受ける日々。

人間とは脆く、すぐに黄色信号が灯る。
起き上がることができず出社が困難になってしまった。
そう。鬱だ。こんな簡単になるのかと笑ってしまうほどだった。
丁度休みだった誕生日の日に精神科に行った。診断は軽い鬱。カウンセリングという名のおしゃべりに数千円を出し帰宅。あー、やっぱりな。意外と冷静な自分に自分で驚く。
恐らくこの体に生まれて20数年。素人の憶測ではあるがナルコレプトイド性格変化によりずっとナチュラルに軽い鬱のようなメンタルだったのだと思う。
だって、診断を受ける前と受けたあとでも全く見える世界や感じていることは変わらなかったのだから。
睡眠障害かどうかを測るひとつの指標として「エップワース眠気尺度」というものがある。
4つの選択肢のある設問を8つ回答する。
それぞれ0〜3点の配点が割り振られており、24点満点。点数が大きければ大きいほど眠気が強く、睡眠に何かしら問題を抱えている可能性が高いというものだ。
使わせていただいたのはこちら。

そりゃそうだ。だって今採点しても20点なんだもん笑

まあそんなこんなで長年原因不明だった問題に一旦病名がつき、自分の性質もある程度まで絞り込めたのであった。

さーてここまでで3000文字オーバー笑
もっと簡潔にかつイメージしやすい文章を研究して参りますすみません。

初回は一旦このくらいにしておきましょう。
書きたいことは山ほどあるのだが。

まとめますと
・自分は恐らく不注意優勢型ADHD
・小さい時からこの性質なので、緩くずっと軽い鬱のような状態の可能性がある
・睡眠障害によってナルコレプトイド性格変化が起こり「使い勝手の良い奴」のような性格に変化しやすい
・自己肯定感が下がることから「どうせ無理」と思い、集中力と継続力が落ちてしまう
・ずっと原因が謎で悩んでいた人にとっては、病名がつくことはポジティブなこと

今回の記事では、自分が睡眠の問題と歩んできた歴史を書かせてもらった。読まれる人によってはネガティブな内容だと思う。
もちろん、睡眠の問題は解決したい最も重要な事のひとつだが、これは決して「かわいそう」と思ってほしいために書いた訳ではないということ。

この体に生まれたからこそ分かることや伝えられることがある。野球でそれぞれのポジションが9つあるように、私には私にしかできないことが必ずあるのだ。
これは私に限らず地球上の人間、いや動植物全員にあると思う。めっちゃ壮大。笑

また気が向いたら書いていこうと思う。
今日はこれにて。

ぜひ検体で来て欲しいという学会の方などいらっしゃいましたらご連絡ください。笑

最後までお読み頂き有難うごさまいます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?