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2022年12月の記事一覧
吹奏楽部バンザイ!! -コロナに負けない- オザワ部長2021年ポプラ社№548
いやぁ~。
泣いた泣いた。
色んな意味で涙なしでは読めない1冊。
子どもの1年と大人の1年は全く違う。
一生に一度のチャンス。
学生時代しか、体験できないこと等
山ほどある。
未だ続く過剰なコロナ対策禍で、
多くの子どもが悔しい涙を流している現実。
本書は吹奏楽部にスポットを当てた
ドキュメンタリー。
・京都橘高等学校
・東海大学付属高輪台高等学校
・水戸女子高等学校
・山形県立鶴岡工業高等学
映画:ゴースト・フリート知られざるシーフード産業の闇№547
私が安く、美味しく食べている海産物は、
海の奴隷が捕ったものかもしれない。シーフドの原産国「タイ」って
書いていること多いよね。
キャットフードの約半分はタイ産。
養殖は薬漬け、奇形、遺伝子組み換え、
ゲノム編集など問題山積みなのは
知っていた。
だから重金属・マイクロプラスチック問題は
あるけど『天然』を選ぶのよ。
なんて思っていた自分が恥ずかしい
東南アジアで仕事に困っている人に
「いい仕
汝、星のごとく 凪良ゆう2022年講談社№545
上手いなぁ。
この作家さんの描く人間の複雑さ。
「流浪の月」で放心状態にされたけど
これもまた上手い。
多くの社会問題を張り巡らしているのに
見事に綺麗にまとまっている。
櫂と暁海。
二人に共通するのは
親に振り回されること。
そんな二人が瀬戸内海の島の高校で出会った。
すぐに魅かれ合う二人。
高校卒業し、櫂は東京へ。
遠距離恋愛が始まる。
東京で最初は苦労したけれど、
どんどん成功していく櫂。
流浪の月 凪良ゆう2019年東京創元社№541
ふわぁ~。
良かった。
なんとも言えない読後感ですね。
「放心」
この言葉が一番しっくりくる。
本当に素晴らしい作品でした。
男女の愛情
家族の愛情
友情
どれも違う。
家に帰りたくない9歳の更紗。
19歳の文の「うち来る?」の
一言で二人は2か月間、
共に楽しく暮らすことになる。
連日、報道される行方不明少女[家内更紗]
15年後、再会してしまった二人。
文と更紗
お互い必要なのに
それ
かくかくしかじか 全5巻 東村アキコ2014年集英社№538
「描け!」
作品が映画化・ドラマ化される、
売れっ子漫画家、東村アキコさん。
美大受験→大学生→OL→漫画家
本人の自伝なんだけど
地元宮崎県での先生の
存在なしでは語れない彼女の人生。
泣けて・笑える傑作です。
素晴らしい恩師に出会えるって
それだけで幸福ですね。
著者は勉強せずに、ダウジングで
センター試験8割取ったつわもの!
高校3年生の時は勉強せず、
ひたすら絵を描いて、
ダウジングの
TOKYO0円ハウス0円生活 坂口恭平2008年大和書房№537
「すごい」
「スゴイ」
「凄い」
スゴ───(〃'艸'〃)───ィ
と
何度もうなりながら読んでしまった!
東京23区内。
隅田川河川敷に住む鈴木さん。
パートナーのみっちゃんと暮らす
0円ハウス。
大都会だから出来ること。
一般にはホームレスと言われる人。
でも立派な家を持っている。
『自分で考え、自分で作る』
材料費、維持費、建設費0円。
各所に工夫が施され、
夏は涼しく、冬は暖かく。
ドア