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#弘法大師
影は形に随って直く、響きは声に逐って応ず。
おはようございます。高野山法徳堂です。
ずいぶんと春らしい気候になってきましたね😊
久しぶりに車に乗ったのですが、いつの間にかツツジがきれいに咲いていました🌻外出自粛をしていると季節感が失われてきますね・・
さて今日、お届けする空海の言葉ですが、、、
影は形に随(したが)って直く、響きは声に逐(したが)って応ず。
どのような意味かといいますと、、、
影はその形にそって現れて、声は発し
嫉妬の心は彼我より生ず。平等を得ればすなわち嫉妬を離る。
こんにちは。高野山法徳堂です。
高野山も暖かい日が続くようになってきました😊
さて、今日お届けする空海の言葉ですが、、、
嫉妬の心は彼我より生ず。
平等を得ればすなわち嫉妬を離る。
どのような意味かといいますと、、、
嫉妬をするのは、自分と他人を分けて考える事から生じます。
他人も自分と同じであると気づけば嫉妬の心も消える。
彼我(ひが)とは、他人と自分を分けることを指します。
隣
如何ぞ己身の膏肓を療せずして、たやすく腫脚を発露す。
From: 高野山法徳堂
今日、ご紹介する空海の言葉は、三教指帰にある
如何ぞ己身の膏肓を療せずして、たやすく腫脚を発露す。
という一節。
これは現在の言葉にすると、
なぜ、わたし達は、自らの欠点を正そうとはせず、他人の揚げ足をすくおうとするのだろうか。
今も昔も人間の性質は変わらないというのがわかりますね。
ー高野山法徳堂