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如何ぞ己身の膏肓を療せずして、たやすく腫脚を発露す。

From: 高野山法徳堂

今日、ご紹介する空海の言葉は、三教指帰にある

如何ぞ己身の膏肓を療せずして、たやすく腫脚を発露す。

という一節。

これは現在の言葉にすると、

なぜ、わたし達は、自らの欠点を正そうとはせず、他人の揚げ足をすくおうとするのだろうか。

今も昔も人間の性質は変わらないというのがわかりますね。

ー高野山法徳堂


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