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春は春らしく 夏は夏らしく 秋は秋らしく 冬は冬らしく それで充分ではないか

都会のオフィスの中で働いている夢をみた

一歩踏み出すために充分な貯金も出来たし
辞めようと望めば もし上司に相談すれば何とかならないこともない

さてどうすると 夢の中の 主人公である わたしは 思案している

すると やがて視点が 切替わり
夢の中の主人公(もはや 上田芳久でもない別の男性?!)の顔が写し出され
彼が もしも そのまま その職場に留まりつづけた場合、どのように年を重ね どのように表情が変化していくかが走馬灯のように映像で写し出される

そんな夢

 ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎

20代のとき
新宿のビル群のオフィスの中で
とても とても短い間だったけれど
働いたことがあった

1日中パソコンの画面と
にらめっこしつつづける時間

そして、その間の短い休憩時間
きまって窓の外の光景を
ぼおっと眺めていた

あるとき
窓の外を眺めていると
ビル群の中に わずかだけど
古く低い建物が のこっていて
それらの建屋の屋根の上で猫たちが
氣持ちよさそうに 日向ぼっこしている

瞬間おもった
この仕事を辞めよう

お金を稼ぐため 結果を求められ 評価されつづけ
桜咲くような春の日も
雨上がり虹のさすようなときも
お金と引き換えに
ずっと区切られた時間と空間の枠の中に
閉じ込められたような生活と

屋根の上で一文なしでも 氣持ちよさそうに
氣ままに 日向ぼっこしている 猫たちとの時間と

どちらが 本質的に より豊かなのか
明らかすぎるくらい 明らかだった

花が美しければ
たちどまって 愛でたいではないか

道すがら誰か困っている人がいれば
たちどまって 助けたいの思うのが
自然な心ではないか

時間がないからと 見えているのに
見えないふりして 通り過ぎていたら

わたしたちの内なる 心を
見てみぬふりしつづけていたら

夢の中の主人公みたいに
時間泥棒に 大切な時間 大切な人生を
明け渡してしまうことに
なってしまうのではないか

春は春らしく
夏は夏らしく
秋は秋らしく
冬は冬らしく 過ごしたいではないか

それで充分ではないか

🌸 🌻 🍁 ❄️ 🍀

☀️ひとりひとりが太陽として生きる☀️

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