ホリケンジ

長年、全国紙の新聞記者でしたが、退職しました。在職中に渡米、アメリカの全国紙USATO…

ホリケンジ

長年、全国紙の新聞記者でしたが、退職しました。在職中に渡米、アメリカの全国紙USATODAY編集局での勤務経験があります。予定していた米留学が、コロナの影響で頓挫。転職活動中です。

最近の記事

取材で経験したオリンピックとは。人生は、一瞬のために勝負する

東京五輪が始まりました。取材での思い出は数多いですが、何年間の努力が、一瞬にして終了する場面も目の前で見てきました。 2010年のバンクーバー冬季五輪。今でも忘れられない思い出があります。スノーボードのある選手は、試合直前の公式練習で転倒してドクターストップがかかり、檜舞台を目前にして棄権。こんな残酷なことがあるでしょうか。ふと、以前のことを思い出しました。

    • 再び本格的な転職活動に入る。プログラミングは20日間で200時間ぐらい勉強

      英語を生かしたい思いで転職活動をしてきた。しかし、「アメリカメディアを含めた新聞記者経験」+「英語」でうまくいく、という目論見は甘かった。世の中は、ITスキル、ITリテラシーを求めている。もちろんAIやIOTの流れは加速、5Gが6Gになっていく。スマートシティ、フィンテック、宇宙開発・・。 プログラミングスクールでは、HTML、CSS、Javascriptに続き、PHPの勉強をしてきたが、地球上の人類がどこに向き合うべきかを、痛感させられた感じがする。第4次産業革命。ITの

      • 東京オリンピックのこと、時間にするとかなり想像した

        家のすぐ近くの写真。オリンピックは取材経験があるので、どんな騒ぎになるのか知っている。ただ、今回はコロナの影響で多数の外国人観光客がいないので、状況は大きく違うが・・・。 2010年のバンクーバー冬季五輪の取材で、思い出がある。カナダ国旗を手に応援していた地元のカナダ人のカップルが、大会期間中にプロポーズしているのを、目の前で何度も目撃した。最初は衝撃を受けたが、熱狂している最中だから、当たり前の光景にも感じた。自分はどこの国の人物なのか、特に意識できる時間だ。 こういう

        • プログラミング学習の日々、こんな世界があったのか

          プログラミングの勉強に時間を割いていると、何か不思議な感じがします。新聞記者として、取材で47全都道府県を訪れたことがあり、もちろん海外へもよく行きました。そして、仕事は人間が相手。それが、ただひたすらパソコンと向き合う日々ですから。 仕事でもっとも大変だったのは、対人関係でした。かなり苦悩したものです。プログラミングと向き合って、長年仕事をしているエンジニアの人たちというのは、どんな心境なのでしょうか。まだ、想像はできません。 新聞記者としては「書く、対人」という力量が

        取材で経験したオリンピックとは。人生は、一瞬のために勝負する

          わかりやすいとは、完成された絵や図の使い方が絶妙

          現在、プログラミング学習に入っているところですが、youtubeの中には完成された内容のものがありますね。色彩の素晴らしい、わかりやすい絵と図を駆使しており、一気に理解を深めることができます。 昨年、同じような驚きを感じた英語の本がありました。「英文法の鬼100則」という本ですが、著者の時吉秀弥さんは巻末で「本書の価値を数倍上げてくれる」とイラストを書いてくれた、末吉さんという方への感謝を述べています。 この本は、今まで見た英語の本の中でもっともわかりやすかった。それは、

          わかりやすいとは、完成された絵や図の使い方が絶妙

          大谷選手の記事、アメリカの記者はウキウキして書いている

          アメリカのプロスポーツはすべて好きなので、かなり詳しかった時期がありました。最近は、大谷翔平選手の記事以外、あまり見ないようにしていますが、アメリカの記者は楽しいでしょう。ウキウキしながら書いてる感じが、いつも文章から伝わってきます。 そりゃ、原稿の中に神様ベーブ・ルースのことを、書けるわけですから。「100年ぶり」などと文字を打ってると、まあ、嬉しくなりますよ。こういう時は、弾むようにキーボードを叩いて、スラスラ書けますね。このNoteでも、楽しいことを書けば、慣れるには

          大谷選手の記事、アメリカの記者はウキウキして書いている

          短い「雑感」が難しかった。長い文章は、慣れたら書ける

          新聞記者として、書く仕事を長くしてきました。このNOTEに書くのと新聞記事を執筆するのでは、構成も中身も違うので、同じ捉え方はできないですが、新聞記者としてもっとも難しかったのは「短い記事」です。いわゆる、15行〜20行程度の「雑感」と呼ばれるものです。 この短い字数で、言うべきことを記事にするのは、何年経っても難しかったです。取材してきた話の中から、どの部分を取捨選択するのか、頭を悩まします。さらに、普通に書いてると行数がオーバーしますから、無駄を省いていくのに時間がかか

          短い「雑感」が難しかった。長い文章は、慣れたら書ける

          観客の誰もが、プロを代表する選手になるとは思わなかっただろう

          スポーツ取材は長く経験してきたが、もっとも驚いた選手の1人だろう。初めて見た瞬間、「怪物ぶり」に目を奪われた面々は多いが、この選手に本当に驚かされたのは後々のことだった。夏の全国高校野球、昼間は満員だった甲子園球場の観客席に、空席が目立つようになった3回戦の第4試合。浜田(島根)のエース和田毅投手がマウンド上にいた。 1998年8月19日、この日は松坂大輔を擁する横浜(東神奈川)とPL学園(南大阪)が、延長17回の歴史的死闘を演じた前日だった。第2試合で横浜、第3試合でPL

          観客の誰もが、プロを代表する選手になるとは思わなかっただろう

          TOEFL英単語3800、全て覚えたが・・・

          退職して、当初はアメリカ留学を予定していたので、「TOEFLテスト英単語3800」(旺文社)という参考書の単語を、すべて覚え込みました。もともと語彙力には自信があったので、異質の言葉が多いTOEFL用語を加えると、少なくとも1万数千語ぐらいの理解力にはなっていると思います。ところが、マスコミで働いてきたことが、転職活動ではまったく役に立たないんです。 本来は、「グローバルに活躍したい」ことが英語の原点だったわけですが、今後の道が見えない状況が続きます。TOEFLテスト用の単

          TOEFL英単語3800、全て覚えたが・・・

          イチロー選手ではなく、鈴木選手の打撃練習。もっとも驚いた

          数々のスポーツの名場面、名選手を取材することが多かった新聞記者としての人生ですが、「見て驚いた」という点でもっとも印象的だったのは「イチロー選手の打撃練習」ということになるでしょう。20年〜25年間単位で考えても、これ以上の衝撃を受けた出来事は他にないものでしたから。 初めて練習を見たのは、「イチロー選手」ではなく、オリックスの「鈴木選手」でした。1994年2月、沖縄・宮古島キャンプでの打撃練習。ほとんどの打球がライナー性でサク越え(本塁打)して、ミスショットがほとんどない

          イチロー選手ではなく、鈴木選手の打撃練習。もっとも驚いた

          昨年は株のことばかり考えていた。タイムマネジメントが重要

          昨年は株価が上がり放題だったので、利益上昇の画面を見て仰天することも多かったです。ただ、考えさせられることはありました。時間の使い方ですね。海外の経済ニュース、様々な数値や指標など動きを敏感に見ていると、土日も時間がなくなっていく。金融関係者の365日を知った気がしました。銘柄選びも、細かく選定していくとキリがないですから。最近は、youtubeで人気の解説者が語る「現状判断」を参考にして、今後の見通しを考えるぐらいですか。良好な銘柄を放置して、微調整を繰り返していく感じです

          昨年は株のことばかり考えていた。タイムマネジメントが重要

          「ネットの高校 日本一になる」。今週読んで、もっとも良かった

          最近、読んだ本の中で良かったのは、「ネットの高校 日本一になる」(崎谷実穂著)です。「N高」として有名になりましたが、自分が今から高校を選ぶ立場だったら、間違いなく選択肢に入るでしょう。 フィギュアスケートの紀平梨花選手が学んだ学校ですが、本を一読して「行きたいなあ」と思いました。オンライン教育の時代を考えると、今や違和感みないなものは全くないですね。もともと、高校の「投資部」は話題を呼びましたが、外国語やプログラミング教育も充実している。もし人生がもう一回あるなら、こうい

          「ネットの高校 日本一になる」。今週読んで、もっとも良かった

          アメリカメディアの経験、映画に出演しているような気分でした

          アメリカの全国紙、USA TODAYで働いていた頃の心境を振り返ると、自分が映画に出演しているような気分でした。 新聞社の編集局内は、放映中のテレビが高い位置で並んでいるものです(日本でも)。それが、ABC、CBS、NBC、CNN、FOX、ESPN、アメリカのメインとなる局の番組が同時で流されていて、これがカッコ良かった。局内に日本人など私1人しかいない綺麗なオフィスで、もちろん英語が飛び交っている。「これは現実なのか。もしかして、映画に自分が出演しているのでは」と錯覚して

          アメリカメディアの経験、映画に出演しているような気分でした

          切羽詰まって書く修羅場。かなり経験しました

          新聞記者という仕事を長くしていますと、かなり切羽詰まった状況で、原稿を素早く仕上げなければいけない。こういう局面を、数多く経験しています。最近、書くという日常から離れていましたが、ふと、過去の切羽詰まって送稿した修羅場を思い出しました。 現在はパソコンも進化して、充電時間も長い。そういう意味では、どこでも原稿を書けるし、ネットのおかげで送稿にも苦労しません。しかし、昔は大変な思いをしました。ワープロ時代、あるスポーツの取材に行っていたんですが、会場が閉まることになって、原稿

          切羽詰まって書く修羅場。かなり経験しました

          松下幸之助さんの家の前で育ちました

          最近、松下幸之助さん(パナソニック創業者)の「道をひらく」を、繰り返し読んでいます。私は兵庫県西宮市出身ですが、松下さんの家の前で育ちました。 苦難に対する向き合い方が多く書かれているので、今のコロナで苦境に陥ってる人々にとって、覚悟の仕方は参考になります。半世紀以上前に書かれた名著ですが、今でも本屋で売っています。

          松下幸之助さんの家の前で育ちました

          歓喜の瞬間は、誰よりも多く経験できたかもしれない

           現在の転職活動が期待外れに終わった場合、プログラミング教室に通って、全く違う人生にしよう。そういう可能性が視野にあります。ただ、マスコミでこれだけ稀有な経験を重ねてきて、アメリカのメディアでも働いていた。どこからか救世主が現れて、違う人生に導いてくれる「奇跡」が起きてほしい。その願いは持っています。  プログラミング教室で有名な「テックキャンプ」の「マコなり社長」。大学時代から悪戦苦闘してプログラミングを習得した苦労話を、動画でじっくり聞かせていただきました。最近のことで

          歓喜の瞬間は、誰よりも多く経験できたかもしれない