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短い「雑感」が難しかった。長い文章は、慣れたら書ける

新聞記者として、書く仕事を長くしてきました。このNOTEに書くのと新聞記事を執筆するのでは、構成も中身も違うので、同じ捉え方はできないですが、新聞記者としてもっとも難しかったのは「短い記事」です。いわゆる、15行〜20行程度の「雑感」と呼ばれるものです。

この短い字数で、言うべきことを記事にするのは、何年経っても難しかったです。取材してきた話の中から、どの部分を取捨選択するのか、頭を悩まします。さらに、普通に書いてると行数がオーバーしますから、無駄を省いていくのに時間がかかる。この苦しみを知っていると長い原稿は楽です、材料さえあれば。もちろん、執筆中に言葉の入れ替えなどして、修正は繰り返す必要はあるでしょうが。

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