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著…藤井雅子『「なぜか怒っている人」の取り扱い説明書』

 例えば、周りの人が「店長を呼べ!」「上司を出せ!」などと大声でわめき散らすと、自分は直接関係ないにもかかわらず、つい「自分のせい…?」と固まってしまう…といった方におすすめの本です。

「誰かが怒っていても自動的に〝自分が悪いのでは〟と思わなくていい」
(単行本版P4から引用)

 という言葉が心を軽くしてくれると思います。

 他人が怒っているからといって、自分まで他人の感情に振り回される必要はありません。

 文句を言えない弱い立場の人を狙って八つ当たりしてくる人も沢山いますから。

 勿論、本当に自分の言動がきっかけで相手を怒らせてしまった場合もあります。

 しかし、だからといって自分を責めてメンタルを病む必要はありません。

 自分の言動のどこに相手が怒ったのか反省し、謝り、その点を改善すればいいだけなのですから。

 あなたには全く落ち度が無いのに、相手があなたをサンドバッグ扱いしてくるケースだって沢山あるはずです。

 この本には、怒っている人はなぜ怒っているのか? という理由の例が幾つか挙げられています。

・自信の無さを隠したいから

・日頃ストレスを抱えていて、八つ当たりしたいから

・焦りや動揺をうまく表現出来ないから

・承認欲求や自己顕示欲が強いから

・社会常識が欠如しているから

 などなど。

 これらは他人の問題であって、あなたの問題ではありませんよね。

 あなたはあなた。

 他人は他人。

 まともじゃない人がぶつけてくる凶器のような言葉をまともに聞く必要は無いのです。

 心にバリアを張って自分の心を守りましょう。

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