#ドキュメンタリー
デヴィッド・ゲルブ監督『二郎は鮨の夢を見る』
マグロがルビーに見える。
ウニが金に見える。
そんな美しいドキュメンタリー映画。
小野二郎さんも、長男・禎一さんをはじめとする『すきやばし次郎』で働く人たちも、仕事をする所作が実にしなやか。
映像を通して伝わってくる、よく研いである包丁みたいに研ぎ澄まされたプロフェッショナルの仕事に、圧倒されます。
特に、小野さんが語った、
という言葉がかっこいいです。
また、このド
イアン・ボノート監督『マックイーン モードの反逆児』
赤色ではなく、血の色を用いる人。
白色ではなく、骨の色を用いる人。
自分の命を削って、あの美しい世界を創造した人。
わたしはアレキサンダー・マックイーンにそういう印象を持っています。
生前のコレクションの映像や写真を観る度に、今も圧倒されます。
この世の者がこんなデザインを生み出せるのだろうか…? とゾッとするほど美しい作品ばかりで。
「僕のショーは全て私的なものだよ」
リナ・プライオプライト監督『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』
このドキュメンタリー映画に出てくる女性たちは皆、年齢を重ねています。
若くて62歳。
最高齢はなんと95歳超え!
でも、この映画に登場する女性たちは皆「年齢を重ねた」人たちですが、その中に「老いた」人は一人もいません。
皆とびっきりお洒落!
まるで、年齢をもアクセサリーの一部にしてしまったかのよう。
以下は彼女たちから飛び出した名言です。
そんなパワフルな彼女たちが時