エッセイや日記を書いてみるとどう変化するか|2023年11月の日記
昔から読書が好きでした。
同時に「書くこと」に対しての憧れを抱いていました。
かといって、ミステリーや恋愛小説などを書きたいという類のものではなく、そういったものを書けたらどんなに素晴らしいだろうと思いつつ、実際に書きたいのはもっと気軽なものです。
例えば、エッセイは近いかもしれません。
エッセイを素人が書いてもいいのか?という葛藤
エッセイなどは誰にでも簡単に書けるようで、そうではない。女性のエッセイストとして有名な益田ミリさんの著書はどれも奥が深く、考えさせられるメッセージ性があります。
「蛇とピアス」で芥川賞を受賞した金原ひとみさんの「パリの砂漠、東京の蜃気楼」も秀逸です。作家の吉本ばななさんの「「違うこと」をしないこと」もたくさんの人に読まれ、高い評価を得ています。
著名人が書いたからこそ多くの人に読まれるエッセイがある一方、無名の人間が書いたエッセイが人の関心を誘うことは難しい。
才能があったとしても、読まれるための努力をしないと、日々発信される数多の情報の中に埋もれてしまうことでしょう。
私が書いたんです、読んでください。と声を上げても、低い評価をもらったり恥ずかしい思いをしてしまうのではないかと考えると、怖さもあります。
ノートPCと向き合い、キーボードをパチパチ叩き作った文章で、誰かの人生に影響を与えたり、報酬を得たり。
そんな人生に憧れるのは、私だけではないはず。
おそらくその中には、「楽そうだから」と理由に掲げる人もいそうだけれど…。
誰もこちらを見ていないのに、見られてもいない視線を気にしてどうする
前置きが長くなりましたが。
書かない理由を並べずに、まずは書いてみることにしました。
何か悩んでいることがある時、紙にまとめてみると頭の中がスッキリするという話を誰から聞いて、実際にやってみたら、驚くほど効果がありました。
自分が考えていること、見てみぬふりをしているけれどやらなければならないことなども書いてみると、そこに書いてあることで安心できるので、夜もぐっすり眠れるようになりました。
紙に書いてみるを実践するのにおすすめな人
小さなことが気になる繊細さん
多様な悩みを抱える人
やらなければならないことが多く、何から手をつけるべきかわからずモヤモしている人
(全部、私のことなのですが…。)
「書くこと」にはデトックス効果もあるようです。
悩みを紙に書きつけてみると、ここに既に吐き出したのだからと、頭の中が軽くなるような気分になります。友人に愚痴を聞いてもらったような、バラバラで散らかっていたものが、文字という形で目に見えるようになると、整理されたような気持ちになります。
日記をつけることによる効力の大きさに感動
毎日ではないですが、日記をつけるようにもなりました。
ブログやnoteなどWeb上ではなく、紙の手帳に書いています。
PCで書くことを始めると、いつの間にか脱線してしまい、Xやネットサーフィンなどが捗っていることに気づきます。無意識なので怖いことです。
SNSなどは私たちの気をいかに惹きつけるかを頭のいい人たちが一生懸命考えて作っているものだと思うので、私のような意志の弱い人間はすぐに捕まって骨の髄までちゅーちゅーと吸われてしまうわけです。2,3時間などあっという間に溶けてしまい、人生がSNSだけで終わってしまいます。
それを防ぐために、PCを閉じて、お気に入りのボールペンで文字を綴っています。
ロルバーンの手帳を購入して書いています。ロルバーンは手帳初心者にもおすすめの、扱いやすい手帳です。
表紙が多様なので、色々眺めているのも楽しいです。
購入する際は、始まり月のご確認を忘れずに。
紙に書くことに慣れると、今度はPCでカタカタと書きたくなった
「書くこと」に惹かれる私は、いしかわゆきさんの「書く習慣」が好きで、毎日定額で大量の本が読めてしまうAmazon unlinited(アンリミテッド)で無料に読めるのにも関わらず、紙の本も購入して手元に置いています。
この本に勇気をもらった私は、今度はnoteで書いてみることを始めました。
するとどうでしょう、楽しいこと、楽しいこと。
たくさんの人に読んでもらえれば嬉しいですが、自分の書いたものがどんどん増えると、コレクションが増えるような楽しさもあることを知りました。
最初に書いたのはこちらのポスト。
無理をしない更新頻度で、書きたいと思ったときに書いています。これであれば細々と続けられそうです。「書くこと」をまずは趣味にできました。
自分が自分のために「書く」
どうせ多くの人に読んでもらえないなら書く意味がない、みたいなしけたことを考えていましたが、私は私のために書いていこうと思います。
駄文を書き続け、さらにアフィリエイトリンクも付けているのでどういうつもり〜?!というポストではありますが、またnoteへの投稿は続けていくので、フォローでもしていただけたら嬉しいです。
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