見出し画像

入園式は、『子どものため』ではなく、『大人のため』になっていないか?ただ去年と同じことを、していないか?

昨日から、新年度ですね!

我が家は、長男が新小2に、長女が新年中になります。昨年の今頃は子供達2人も私も激動の時でしたが、この新年度では子供たちに大きな変化はありません。
おかげで、春休みをゆっくり過ごさせてもらさせてもらっている、今日この頃。

ほぼ毎日、公園三昧。今だけだね。


さて、保育園や幼稚園では入園式が執り行われているところも、少なくないでしょう。
ご入園、ご入学、ご進級、おめでとうございます!

唐突ですが、私は入園式は、必要ないと思ってます。
という話を、今日はしたいと思います。

他にも例えば運動会や生活発表会のような、保育園や幼稚園、また小学校でも今まで当たり前のように行われているイベントについては、入園式同様に必要ない、あるいは子供の心身の発達に応じたものにするべき、と考えています。

小学校の入学式運動会については、それぞれ以下の記事で意見を述べています。


入園式は、幼い子どもの負担になる


このような意見を持つようになったのはつい最近。
1年前ぐらいからです。

特に入園式について必要ないと思うようになったきっかけは、色々あったけど、やっぱり娘の通う幼稚園で、入園式がないことが大きいです。

その幼稚園で入園式がない理由は、非常に単純で、子供達の負担になるから、ということです。

その言葉を聞いて初めて、ハッとさせられました。

確かによく考えてみたら、式典などの形式的なものは、子供たちの立場にしたら、興味がないし、意味がない。

いつもと違うかっちりとした動きにくい服を着て、ずっと座っている時間が長くて、小難しい話を聞いて、みんなと一緒に静かにしたり、座ったりすることを強要されて、写真を撮る時には「笑って」と指示される。

それは果たして、まだ4歳にも満たない小さい子供にとって、心地が良いものでしょうか。
ただただ子供たちを、疲れさせてしまう行事になってしまうのではないか、と思うのです。

他方、「でもせっかく入園するんだから、記念になるし、区切りとしていいじゃないか。」という意見があることも、重々承知しております。

もちろん我が子の成長を見てきた親御さんにとっては、お子さんの晴れ姿はとても喜ばしいもので、一緒に祝いたい気持ちがあることは分かります。私も2児の母ですので。

ただ、それはあくまでも『大人の立場』からの意見であり、想いであり、大人だけの満足感になってしまうのではないかと思うのです。
入園式が、子ども達のためでなく、大人達のために行われていないか。
去年も、その前も、昔からずっとやってきたから、慣例で「当たり前のように」やっていないか。
教育が多様化して進歩した現代こそ、少し立ち止まって、考える時期なのではないでしょうか。


教育現場の負担軽減にも

また、幼稚園や保育園、小学校というのは、新年度になるにあたり、3月から4月の間は普段に増して、先生方の忙しさも半端ではないと聞いています。

その中で、例えば入園式や入学式をなくす、あるいはなるべく簡素化して負担のないようにすることは、教育現場にとっても意義があることなのではないかと思っています。

例えば、派手な装飾を行わない。
様々な方々のスピーチを行わない。
来賓を招ばない。
全員が普段着で良い。

私は入園式に出たことがないし、入学式も息子の一度だけで、現場の複雑な事情は存じませんので、きっと色々としがらみや固定観念があるのかとは思います。
それでもひとつずつ、少しずつ実行ししていくことで、先生方や PTA の方々の負荷が、少しずつ変わってくるのではないでしょうか。

教育大国のスウェーデンやフィンランドでは、こうした学校や幼稚園のイベントがほとんどなく、さらにPTA のような存在すらもないことで、保護者の負担が非常に少ないとも聞いています。
卒業については盛大に祝われるけれども、入学とか入園とか発表会とか、みんなで揃って一緒に頑張ろうみたいなものが少ないという印象です。

もちろん教育大国に前ならえする必要はありませんが、教育現場の負担と子供の健やかな心身の発達、加えて最近のAIなど様々なテクノロジー革新を考慮した上で、これからの入園式のあり方を考え直す時期に来ているのではないでしょうか。


よろしければ、皆様のご意見も聞いてみたいです(*^^*)


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona



#毎日note #毎日投稿 #毎日更新 #幼児教育 #保育 #教育




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?