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優生社会で生き残るために、子ども時代の環境設定も重要。

こんにちは~honaです!毎日投稿中です!

今日は、優生社会で生き残るために、やっぱり子ども時代の環境設定も重要だと結論づけた話を残そうと思います。


勝間和代さんのメールマガジンを購読していまして、その中で「優生社会があることを認める」と言う話題がありました。

私自身、「優生社会」と言う言葉も初めて知りましたが、衝撃を受けました。
優生社会がある現実、つまり親から遺伝で受け継ぐもので本人の性質がほぼ決定し、その中でも人々が優秀な遺伝子を残そうとすることは厳然たる事実だ、と言うことを初めて認識しました。

メルマガを読んで気になったので、こちらの書籍を読み始めました。

極端に言えば優生思想とは、優秀な人間は生き残っていくべきであり、そうでない人間は断種していくべきであるという考え方。ナチス・ドイツでのユダヤ人迫害、さらにそれ以前に行われていた障害者迫害は、まさにこの思想から生まれているそうです。
ナチス・ドイツの反省から、「優生学」は研究対象としてもタブーとされてきた背景があったようですが、例えば競争馬は強い品種が意図的に掛け合わせられたり、血統書付きのペットがいたり、出生前検診で障害があると判断されたら中絶することだったり、遺伝子研究が進んできた現代には特に脈々と引き継がれているとのことでした。

結局は、本人の目標達成や自己実現に対しても、本人が生まれもっている素質が大きく影響し、本人を取り巻く環境が与えるインパクトは実はとても小さい可能性しかないだろう、というのです。

私は愕然としました。
じゃぁ、私がずっと思い描いている「子供たちを取り巻く環境を整える」ことは、もしかして意味がないの?一体何のために環境設定していることになるんだろう?と。私が考えてきたことは、間違っていたのかな?とまで思うほどに。

しかし続けて、考えました。

優生社会であると言う現実があるからこそ、自分の特性をしっかり見極めて、さらにその特性を伸ばしていく必要がある。
そういう中で、自分の特性を伸ばせる、また発揮できる環境に自分の身を置くことは、非常に重要である。
自分は自分で、他の誰でもない。自分が他者よりも才能があること、得意なこと、楽しく出来ることをやっていくことで、優生社会という厳しい社会のなかで生き残り、活躍することができる。

子ども達の自発性や好奇心が発揮できる環境は、彼らがもともと持っている特性を受け入れ、伸ばしていき彼らの心身の発達を促進すると考えられていますが、それは同時に彼らがこの厳しい社会の中で自分らしく生きる力を伸ばすことに繋がり、厳しい社会を生き抜く力を育むことにも繋がるのではないでしょうか。
さらには、自分がどういった事が好きで得意で楽しいのか、逆にどう言うことが苦手で楽しくなくて向いていないのかを知るために、子ども時代から様々な経験ができることも、必要だと感じました。

子ども時代にそうした環境や機会に恵まれず、自分の生まれながらの得意・不得意を知らずに、またそれらを大切にせずに大人になってしまえば、それこそ優生社会で生き残っていくこと、幸せに暮らしていくことが難しくなるのではないかと思いました。

だからこそ、やっぱりある程度子どもにとっても環境設定することは、きっと彼らの育ちを支え、将来につながっていくんだ、という結論に自分でいたって、ホッとしました笑。

今回、勝間さんのメルマガで「優生社会があるという現実」を知り、認めることができて本当によかったと思いました。
学校も会社も政府もマスコミも教えてくれないけれども、人間社会のなかに確実に潜む現実。
これを知っているか知っていないかでは、「なぜ自分の好きなこと・得意なことに集中していいのか」という説明への重みが、まったく異なってくると思います。
優生社会があるから、いわゆる「自分の強み」を生かすことが生き残りに重要であり、「自分らしく生きる」ことが大切であることを心から信じて、育児そして保育にあたることができると感じました。


では今日はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました!


hona


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