見出し画像

「大切に思っている」と伝えたいなら、相手の時間を浪費しない。

Audibleで、堀江貴文さんの『多動力』を聞いています。

その中で、『自分の時間を取り戻そう』という話がありました。

他人の都合に振り回されて他人の時間を生きるのではなく、自分が楽しいことを増やしていきながら自分の時間を生きるようにしよう、という話でした。

細かい部分では私には極端に感じる点もありましたが、それでも大筋は共感しました。
特に日本では他人に合わせることをやりすぎてしまう傾向が強く、私自身にもその性質があるから。

そして1つ、気づいたことがありました。

それは、私があまり効率的でないことを好まないのは、自分の時間が奪われている、自分のことを軽んじられていると感じるからだということ。

例えば、何度も通うお店が、いつまでも現金決済しかできない場合があるとします。
このご時世に現金決済しかできないということは、お店側が「キャッシュレス決済に対応する」という手間暇やコストよりも、お客さんが現金決済をする手間暇やコストの方が安いだろうと考えている。
つまり、大切に思われていないんだろう
私は無意識に、そう思っていたんです。

人間は社会的動物です。
一人では生きていけないので、お互いに助け合って相互扶助の中で生きている動物。
つまり、自分と他者、そしてその間の関係性も含めた社会関係の中で、生活を営んでいるのです。

さらに自分も他者も、時代の流れの中でそれぞれ変わっていくし、成長していく。
それと同時に、その間にある関係性も変わっていき、成長していくことが また、自分や他者も成長させることにつながっていくと考えています。

例えば、ある電化製品を購入したとします。
そのとき、少し動作に不明点があったり、メーカーに問い合わせをしたら、すごく親切丁寧に説明して下さり、無事解決することができたような経験は、ありませんか?
そのおかげで、メーカー側は「ユーザーはここが分かりづらいんだな」と今後の改善点を知ることができ、ユーザー側は「無事使えるようになってよかった」と満足して使用することができます。
そしてこの「メーカーとユーザーの間の関係性」があることで、より良い製品が世に生み出される可能性が高まる、と考えています。


相手、あるいはユーザーに対して、「あなたのことを大切に思っている」と伝えたければ、その相手やユーザーが自分の手間暇やコスト、そして何よりも時間を浪費させられていると感じないように、丁寧に仕組み作りをしていく
そうすることで、相手との関係性を維持するにとどまらず成長させ、さらに双方それぞれの成長にも寄与するのではないかと思いました。

そしてその仕組みづくりは、一昔前は大変な労力と費用がかかっていたかもしれませんが、今ではテクノロジーの発達によって、やろうと思えば選択肢は山ほどあります。
それでもある程度はシステム導入や仕組み作りにコストがかかります。しかし、現状維持を続けて相手やユーザーとの関係性を壊しかねないリスクに比べれば、それは安いものなのではないでしょうか?


それから、自分自身も、相手が時間を浪費していると感じるようなことはしないように気をつけよう、それが相手に「大切にしている」というメッセージを伝えることができる1つの方法だなぁ~と、改めて考えさせられました。

では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona



#毎日note #毎日投稿 #毎日更新 #幼児教育 #保育 #教育


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?