企業でいえば本社移転!?　仕事机を新調しました_小説家の「片づけ帖」＃17

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■苦楽＆至福の時をともにしてきた「仕事机」

長年愛用し、苦楽＆至福の時をともにしてきた「仕事机」を新調することにしました。
理由は大きく３つあって、けっこう長い期間をかけて検討していたのです。

わりと”験げん”を担ぐタイプの私にとって、１日で最も多くの時間をすごす仕事場の設備や、最も長く触れているパソコンを変えるのは大きなことです。といっても、まあ、企業の本社移転に比べれば大したことではないのですが、目に見えないものを扱う個人事業主の私にとっては、本社移転にも匹敵するかと思うのです。

「仕事机」を新調する理由
1.　現在の仕事机が手狭になった
2.　使用頻度の高くない仕事机を１つにまとめたい
3.　現在の仕事机に”いい味”が出てきた

1.　現在の仕事机が手狭になった
仕事の関係でPCを２つ使わなければならなくなったことと、私は紙に書くほうが頭に入るタイプなので、パソコンの手前にもスペースが必要でした。
勉強するときは机に資料を広げてノートをとりますし、取材や打ち合わせでもガリガリとメモを取るタイプなのです。

多くの編集者やライターさんがそうであるように、私も下積み時代に１日じゅうインタビューの文字起こしをし続けた経験があります。そのため、現在も相手の発言をほぼリアルタイムでパソコンで打つことができるのですが、そのときは鼓膜と指が直結しているような感覚にあり、乱暴に手書きするよりも記憶に残りづらいと感じています。

２．　使用頻度の高くない仕事机を、１つにまとめる

夏場どうしてもエアコンの効いた部屋で仕事をしたいとき用に、家族と共有の仕事机がもう１つ別の部屋にありました。
とはいえ、2021年11月に溶岩ヨガを始めて以来、私は暑さや寒さに強くなったようで、結局は１～２回ほどしか使いませんでした。
キャビネットを買い足す必要がありますが、それによりかなり広々とした机になるので、今回こちらを仕事部屋に移動して使うことにしました。

３．現在の仕事机に”いい味”が出てきた　

要するに”使用感”が出てきました。個人的にこれもいい味だと思うのですが、せっかくなので新調する好機にします。

■オランピアのアリア

決心がつくと割と行動に移すのは早いほうなので、すぐに回収の手配を済ませ、今朝さっそく引き取ってもらいました。
先日、リビングに鎮座していた大きなテレビを捨てた流れで、使わなくなったテレビ台も一緒に。現在はリビングがさらにスカスカしています。