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床を磨けば、たいていなんとかなる_小説家の「片づけ帖」#18

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さきほど、床にクイックルワイパーをかけている時に、ふと我に返りました。

12月になり、2022年も残り1か月となりましたね。

この時期はどなたもそうでしょうが、ありがたいことに私もこのところけっこう忙しくさせていただいていて、記憶が飛び飛びになっていました。
といっても睡眠時間はじゅうぶん確保していたので、いつものごとく滾々こんこんと眠っている間に、ジェットコースターのように毎日が過ぎていく。大きな締め切り前は悪夢も見るので、今となっては「もしかすると全ては夢だったのでは?」とさえ思っています。

こんなに心臓がバクバクいっていてタイムリミットも迫っているのに、滾々と眠り続けられるのだから、私はプレッシャーに強いのかもしれません。あるいは、愚鈍。

■「洗って干す」のは好きだけど、「畳んで仕舞う」のはめんどうくさい

いきなりですが、洗濯物について。私は「洗って干す」のは好きなのですが、「畳んで仕舞う」のがちょっと億劫。ジャケットや外出時に着ることの多いワンピースなどはもちろんハンガーで吊るしています。

以前はそれ以外に、普段着もできるだけ吊るそうと試みていた時期があったのですが、やってみるとポールがギューギューに詰まって息苦しいし目にうるさい。結局はちまちまと「畳んで仕舞う」を繰り返しています。形が違うと畳み方に都度、わずかな判断が必要になってくるのですが、同じ服を複数持つことで、そのストレスも少し軽減されたかなと思っています。

とはいえ、めんどうくさい

私が服を捨てるタイミングはいくつかあって、寿命を迎えたときや「整理する」と決めたときはもちろんのこと、洗濯後に「わざわざ畳んで仕舞ってまで、この服を保管しなくてもいいか」と思ったときに捨てることが多いです。ついでに、「仕舞う」ときに「しばらく使っていないな」と目についたものもその場で捨てています。

「せっかく洗濯したんだし、いつか、もう1回着てから」と思ったところで、その「いつか」はいくら待っても来ないものです。

たとえば今日は、ヨガをする時用に買ったヨガ・ソックスを捨てました。それ以外にもトップスを3着ほど捨てたので、さらにクローゼットがスカスカしています。
(私は昔から身体を鍛えることが好きなので、昨年11月から溶岩ヨガに週1~6で通っているのです。カウントが大雑把あるいは気分屋。2022年12月3日時点で、184回のレッスンを受けてきました)

服の捨て方について書いた「服の気持ち」_小説家の「片づけ帖」#8 も是非!

■床を磨けば、たいていなんとかなる

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