本間文子@小説【桜の園】光文社より発売中!

小説家。編集者・ライター(主にビジネス誌や企業コンテンツ、クラシック音楽誌など)。著書:【桜の園】光文社、【本郷・ニ分間の絶景】惑星と口笛【ボディロック!!!!!!】リトルモア、【ラフ】エンターブレイン。  趣味:オペラ、クラシック音楽、落語観賞。ホットヨガ。ステーキ大好き♪

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■どんなメンバーシップか 1)小説家・編集者の本間文子が、大好きな片づけを軸につづったエッセーです。エッセーには「整理術ハック」の側面もあります。 2)読者の方から寄せられた、片づけにまつわる”ちょっといい話”をもとに掌編小説を創作し、毎月2~3本公開します。 ■活動方針や頻度 毎週1回(主に木曜日)。 掌編小説は毎月2~3回、流動的に更新いたします。 ■どんな人に来てほしいか 片づけや掃除がお好きな方も苦手な方も。そして、本間文子の創作活動を応援したいと思ってくださる方に加入いただけましたら嬉しいです。 ■どのように参加してほしいか 1)片づけにまつわる”ちょっといい話”をご投稿いただけると嬉しいです。 2)あたたかく見守ってください。

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マガジン

  • 短編小説マガジン【本の間の、文】

    短編・掌編小説のマガジンです。 本になる前のこの文章とあなたとの間で、素敵な体験を共有できましたらうれしいです。 『小説家の「片づけ帖」』 というメンバーシップ内で毎週1本のエッセイとともに、毎月2~3本公開している短編・掌編小説を中心に保管しています。 https://note.com/hommaayako/membership/notes

  • ききみみ日記 @オペラ&クラシック鑑賞記

    大好きなオペラとクラシックコンサートの健忘録。 まったく詳しくないまま、ただ好きなだけで聴いています。 すべては”夏の夜”の、まどろみに見た”夢”だと思って忘れてください。いや、本当に。

  • 【連載小説】湖面にたゆたう (島田荘司「丘の上」の続編)

    音声ドラマ「丘の上」(作:島田荘司『網走発遥かなり』 刊:講談社)に、ソウルメイトである役者の早瀬マミちゃんが出演したことでご縁をいただき、「丘の上」の続編を書かせていただくこととなりました。 *島田先生にはご承諾いただき済み。現時点ではあくまで私的なプロジェクトとなります。 *完成までは毎月2回、転連載としてメンバーシップ【小説家の「片づけ帖」】(スタンダードプラン)限定で公開して参ります。 ストーリーはもちろん、創作と成長の過程をともにお楽しみ頂けましたら幸いです。

  • 「スキ」のお礼ガチャ

    「スキ」のお礼ガチャを始めました! 記事に「スキ」していただけた後に表示されるイラストを描いています。ゆるゆる追加していきますので、是非「スキ」していただけますとうれしいです。

  • クリエーターの本音【本の間の、音】

    小説家として生きる中で抱いた、個人的な本音を綴らせていただいています。 レピュテーションリスクをほぼ省みず、筆を走らせております。 何卒ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

最近の記事

掌編小説【蓬莱山(ほうらいやま)】

「子どもの頃から、繰り返し見る夢があるの」  おもむろにそう言ったのは、同期入社の涼子だ。彼女は今年の春から私の隣の営業部に配属されてきた。途切れることのない繁忙期の中で、まじめな性格の彼女は昼休みも仕事にあてており、ランチタイムに一緒にでかけるのは数か月ぶりだった。  ちゃんと寝てる? だったか、ちゃんと休めてる? だったか。涼子と同じパスタセットを注文し終えた私がそう声をかけると、彼女が話し始めたのだ。「先週もまたこの夢を見た」と言う。  季節は初夏から夏にかけて。

    • 心身が軽いって最高! カフェイン断ちで慢性疲労を”ポイ活”しました_小説家の「片づけ帖」#26

      << #25    片づけは伝播する 信じられない!  カフェインの摂取を1か月間断っただけで、 長年付き合ってきた「入眠障害」も、 伴う「寝起きの悪さ」も、 血糖値スパイクによる「食後の強烈な眠気」も、 眼精疲労による「目の乾燥」も 繰り返してきた「肌の炎症・湿疹」も、 無自覚のうちに常習化していた「焦燥感」も、 脳に膜がはったかのような「脳疲労」も 身体の「慢性疲労」も、 いつのまにかほぼ消え去っています! (個人の感想です) そして、穏やかに流れる時の中で淡々と集中

      • 片づけは伝播する_小説家の「片づけ帖」#25

        << #24 神社への”お願い事”を片づける  心身が軽いって最高! カフェイン断ちで慢性疲労を”ポイ活”しました #26 >> ■旧正月前の大掃除(家族が) 旧正月を迎えるにあたり、我が家がピカピカしています。私の部屋を除いて。 というのも私は今週、自室の簡単な片づけや整理整頓をするだけで済ませているのです。ただ、家族は違いました。 何日もかけて、仕事の合間に家を清掃していたのです。 まず水回りを徹底的に掃除して、キッチンの床を磨いたかと思えば冷蔵庫の棚を丸洗い。

        • 神社への”お願い事”を片づける_小説家の「片づけ帖」#24

          << #23 新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売しました!               片づけは伝播する #25>> ■お願い事をする神社仏閣を1つに絞るべき理由 『極道の妻たち』で知られるノンフィクション作家、家田荘子さんが島場秀平さんのyoutubeチャンネルにゲスト出演された際に、「あっちこっちの神社やお寺に行って、お願い事する人」についてこうおっしゃっていました。 「まずはお願い事をしたらお礼参りをしなきゃいけないって、皆さんそれを忘れるんですね」 基本的に、神

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          本間文子@小説【桜の園】光文社より発売中!
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        • クリエーターの本音【本の間の、音】
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        • おいしいかたち
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        • 掌編小説【蓬莱山《ほうらいやま》】を公開しました!

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        • ごめんなさい! #24の「開業」を「改行」と誤字してしまいました。

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        • 「湖面にたゆたう」#4を公開しました!

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        • 【本郷・二分間の絶景】発売前夜です。

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          掌編小説【蓬莱山(ほうらいやま)】

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          「子どもの頃から、繰り返し見る夢があるの」  おもむろにそう言ったのは、同期入社の涼子だ。彼女は今年の春から私の隣の営業部に配属されてきた。途切れることのない繁忙期の中で、まじめな性格の彼女は昼休みも仕事にあてており、ランチタイムに一緒にでかけるのは数か月ぶりだった。  ちゃんと寝てる? だったか、ちゃんと休めてる? だったか。涼子と同じパスタセットを注文し終えた私がそう声をかけると、彼女が話し始めたのだ。「先週もまたこの夢を見た」と言う。  季節は初夏から夏にかけて。

          心身が軽いって最高! カフェイン断ちで慢性疲労を”ポイ活”しました_小説家の「片づけ帖」#26

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          << #25    片づけは伝播する 信じられない!  カフェインの摂取を1か月間断っただけで、 長年付き合ってきた「入眠障害」も、 伴う「寝起きの悪さ」も、 血糖値スパイクによる「食後の強烈な眠気」も、 眼精疲労による「目の乾燥」も 繰り返してきた「肌の炎症・湿疹」も、 無自覚のうちに常習化していた「焦燥感」も、 脳に膜がはったかのような「脳疲労」も 身体の「慢性疲労」も、 いつのまにかほぼ消え去っています! (個人の感想です) そして、穏やかに流れる時の中で淡々と集中

          片づけは伝播する_小説家の「片づけ帖」#25

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          << #24 神社への”お願い事”を片づける  心身が軽いって最高! カフェイン断ちで慢性疲労を”ポイ活”しました #26 >> ■旧正月前の大掃除(家族が) 旧正月を迎えるにあたり、我が家がピカピカしています。私の部屋を除いて。 というのも私は今週、自室の簡単な片づけや整理整頓をするだけで済ませているのです。ただ、家族は違いました。 何日もかけて、仕事の合間に家を清掃していたのです。 まず水回りを徹底的に掃除して、キッチンの床を磨いたかと思えば冷蔵庫の棚を丸洗い。

          神社への”お願い事”を片づける_小説家の「片づけ帖」#24

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          << #23 新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売しました!               片づけは伝播する #25>> ■お願い事をする神社仏閣を1つに絞るべき理由 『極道の妻たち』で知られるノンフィクション作家、家田荘子さんが島場秀平さんのyoutubeチャンネルにゲスト出演された際に、「あっちこっちの神社やお寺に行って、お願い事する人」についてこうおっしゃっていました。 「まずはお願い事をしたらお礼参りをしなきゃいけないって、皆さんそれを忘れるんですね」 基本的に、神

          新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売しました!_小説家の「片づけ帖」#23

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          <<アイデアにカタをつける#22             神社への”お願い事”を片づける#24 >> 2023年、明けましておめでとうございます! 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 本年も、皆さまと周りの方々にとって、良いことばかりたくさん起こります! ■新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売 さて、1月6日に、新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売となりました。 表紙は、立体・写真ともに、放課後片想い系妄想発明家 たいがー・りーさんが創作してくださいました。 出版が決定

          【連載小説】湖面にたゆたう (島田荘司「丘の上」の続編)#4

          「スタンダードプラン」に参加すると読めます

          <<湖面にたゆたう #3  沢島一家が、成城学園から約十キロ離れた都立大学に引っ越したのは十年前。里美少年が先程テレビ番組で話していた誘拐未遂の一件から、約一週間後のことだった。  あの日はよく晴れた火曜日だった。夫・文明の失業により念願のマイホームを失って、成城という土地から脱落して行く友子たちを、丘の上に立ち並ぶ豪邸は相変わらず見下ろしていた。十一月の透明な秋空を背に、里美少年の住む白いマンションが一層眩しかった。  引っ越し業者のトラックは、家の裏手の世田谷通りか

        記事

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          出口大地トーク&レクチャー「指揮者って普段何してるの?」_2022年9月14日

          ■指揮者って普段何してるの? 2022年9月14日に、出口大輔さんによる「出口大地トーク&レクチャー『指揮者って普段何してるの?』」を聞きに行ってきました。 出口さんは、東京およびベルリンを拠点に各地で活動中の指揮者で、2021年6月6日から12日までアルメニアの首都エレバンで行われていた「第17回ハチャトゥリアン国際コンクール」にて日本人初の優勝。「クーセヴィツキー国際指揮者コンクール」では最高位及びオーケストラ特別賞を受賞しています。 講演は、出口さんの幼少期から現

          三善晃の作る合唱曲_2023年1月10日

          先週1月10日は、指揮者である義伯父・岸信介さんが振る、東京ウィメンズ・コーラル・ソサエティ演奏会「作曲家個展シリーズVol.3 三善晃」に家族で行ってきました! 会場にはご自分も合唱をされている方が多く、幕間に「この曲は難しいのよね」といった、経験による感想も聴こえてきて面白かった。 第1ステージ「女性合唱のための『三つの抒情』」では、声の重なりが日本海を吹き抜ける風を思わせ、海岸に立ち並ぶ松林が見えました。 中原中也作詞の「北の海」では荒い波が、立原道造作詞の「ふるさ

          リヒャルト・ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」第1日/『ワルキューレ』のプルミエ_2021年3月1日

          2021年3月1日、リヒャルト・ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」第1日/『ワルキューレ』のプルミエに行ってきました! とにかく脳が興奮する。この日をどれだけ楽しみにしていたことか! きわめて薄い付け焼刃なのですがど、当然ながら過去の復習・予習もしていました(まだまだ身に着けたいことが尽きません)。 神という立場ゆえ、測りしれない苦悩とともにヴォータンが決断をするシーンで、発言と心が違うこと、心はどう動いているのか、どれほど深い父親の愛と苦しみなのか、言うまでもなく

          ファストファッションとルブタン。現代版「カルメン」_2021年7月19日

          先日、大好きなマエストロ、大野和士さん指揮の、大好きなオペラ「カルメン」を見に行きました。 カルメン役のステファニー・ドゥストラックさんは、キャラクターが立っていて、抗えない強烈な魅力を持つ悪女、カルメンにピッタリだった。そして、今回もビゼーの音楽が本当に美しかった。 手錠に繋がれたまま、ホセを懐柔すべくカルメンが歌う【セビリャの城壁の近くに・セギディーリャ】などは、すっかり魅了されました。 一方で、今回の演出は、好みが大きく分かれると思いました。   ありがたいことに

          最も好きなオペラ、プッチーニの「トスカ」_2021年2月4日

          2021年2月4日に、最も好きなオペラ、プッチーニの「トスカ」を見ました。とにかく最高‼︎ 今をときめくスター歌手、フランチェスコ・メーリのテノールを間近で見て、声の衝撃や、柔かく変化する瞬間を肌で感じられたことは私の財産です。 そして、残忍で卑劣で好色家のスカルピア男爵が、ネチネチとトスカを追い詰め、まさに手籠めにしようとした瞬間。 「これがトスカのキスよ!」 と怒鳴りながら、トスカが男爵を刺し殺すシーンは、いつもながらスッキリしました。 結局はくだらない欲望を満

          日本フィル特別演奏会+藤田真央_2021年2月18日

          2021年2月18日に、高関 健さん指揮で藤田 真央さんが弾く、日本フィルハーモニー交響楽団「特別演奏会」を聴いてきました。 いや、本当、もう、藤田真央さん最高!  「みんなが思ってるベートーヴェンの音とはこういうふうに違ってもいいんじゃない?」という、音作り、表現の意思がひしひしと伝わってきました。 また、真央さんの弛緩させた腕からは「音を奏でること意外では、筋肉に一切の負担をかけたくない」という天才芸術家の意思を感じました。

          新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売しました!_小説家の「片づけ帖」#23

          <<アイデアにカタをつける#22             神社への”お願い事”を片づける#24 >> 2023年、明けましておめでとうございます! 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 本年も、皆さまと周りの方々にとって、良いことばかりたくさん起こります! ■新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売 さて、1月6日に、新刊「本郷・ニ分間の絶景」が発売となりました。 表紙は、立体・写真ともに、放課後片想い系妄想発明家 たいがー・りーさんが創作してくださいました。 出版が決定

          読響アラベラ・美歩・シュタインバッハーさんのヴァイオリン_2021年6月20日

          2021年6月20日あたりの1~2週間はとても目まぐるしかった。 ゴールデンウィークに書いた「本郷」という短編小説を仕上げたり、その原稿をもってある挑戦をしたり、編集者として仕事を 片付けたり追われたり追ったり。すべてが長い1日のごとく記憶も曖昧。体力的にへとへとでしたが、エキサイティングで面白い日々でした。 そして、貴重な時間とエネルギーを分けてくれた友人や、チームメイトに心から感謝した日々でした。 (お陰様で、この時の小説は、2023年1月6日に「惑星と口笛」レーベル

          飯守泰次郎先生の傘寿記念、『R.ワーグナー 「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会』_2021年5月16日

          2021年5月16日、飯守泰次郎先生の傘寿記念、『R.ワーグナー 「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会』東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を聴いてきました! 神々しい音楽でした。美しさに心を奪われて、嗚咽を堪えながらとめどなく涙を流すことほど、私の人生を豊かにすることはあるだろうか、としみじみ思います。 天界から吹き下ろす風も、ライン川底にさす朝日も、森も、そびえ立つ岩山も、その頂きで燃え盛る炎の輪も、ヴァルハラから見える雄大な夕焼けも、ありありと見えました。

          【音を奏でること以外では、筋肉に一切の負担をかけない】藤田真央✖️ 下野竜也_2021年5月21日

          2021年5月21日に、藤田真央さんのピアノを、下野竜也さん指揮、読響のオケで聴いてきました。 隅々まで丁寧かつストイックに鍛え上げられた、しなやかで軽やかな音楽でした。初夏に聴くモーツアルトの何と楽しいことか! ピアノパートを弾き終えたときに、藤田真央さんが腕を完全に弛緩させている様子に、「音を奏でること以外では、筋肉に一切の負担をかけない」という天才芸術家の意思を(勝手に)感じました。 そして、オケの演奏中に演奏を見渡して音楽を味わっている余裕に、ほとほと憧れました。

          リッカルド・ムーティ指揮「東京春祭オーケストラ」_2021年4月21日

          2021年4月21日に、イタリア人のスター指揮者、リッカルド・ムーティ指揮「東京春祭オーケストラ」を聴いてきました! 満場一致のスタンディングオベーション! 個人的に、紀尾井ホールでは人生の転換点となるほどの演奏を体験します。 今回はもちろん、紀尾井ホール室内管弦楽団の「プルチネルラ」もそうでした。 (興奮のあまり、この日はこれしか書き残せていませんでした……) モーツァルト: 交響曲第35番 ニ長調 K.385 《ハフナー》 交響曲第41番 ハ長調 K.551 《ジ

          【連載小説】湖面にたゆたう (島田荘司「丘の上」の続編)#4

          <<湖面にたゆたう #3  沢島一家が、成城学園から約十キロ離れた都立大学に引っ越したのは十年前。里美少年が先程テレビ番組で話していた誘拐未遂の一件から、約一週間後のことだった。  あの日はよく晴れた火曜日だった。夫・文明の失業により念願のマイホームを失って、成城という土地から脱落して行く友子たちを、丘の上に立ち並ぶ豪邸は相変わらず見下ろしていた。十一月の透明な秋空を背に、里美少年の住む白いマンションが一層眩しかった。  引っ越し業者のトラックは、家の裏手の世田谷通りか