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サウナリーマン日記

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サウナ・スパプロフェッショナルの資格をもつサウナリーマンのほーりーがつづる渾身のサウナマガジン。 年間120回以上のサウナ活動をつうじて オススメのスポットを紹介するのではな…
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#一度は行きたいあの場所

サウナー家族の幻〜サウナリーマン日記第90話〜

サウナー家族の幻〜サウナリーマン日記第90話〜

誰だって非日常を
味わいたくなるときがある。

それがたまたま休日に
あたった平日であったとしても。

ここは全国に10,000以上あると言われる
サウナ施設の中で大きな強みがあると
聞いてやってた。
それは東京都の北区にある。
かが浴場である。

入浴料とサウナを含めて720円の
ありがたい料金設定。
サウナマットは最大2枚まで
レンタルされる仕組みのようだ。

以前、系列店は記事を
書いたこと

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460円で出会った謎メッセージ〜サウナリーマン日記第89話〜

460円で出会った謎メッセージ〜サウナリーマン日記第89話〜

一度は訪れてみたい場所。

誰にでも少し想像を巡らせれば
出てくるだろう。

サウナを趣味にしている私も、
この本を手にとってから
そんな場所を追い求めている。

この本の中で、テレビ番組
「サウナを愛でたい」でおなじみの
ヒャダインさんが取り上げていた
栃木県の宇都宮にある宝湯さんに
やってきた。

東京からちょっとした小旅行という
意味ではちょうどいい距離感だ。
以前紹介した南大門もあり、

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サラリーマンの野戦病院〜サウナリーマン日記第88話〜

サラリーマンの野戦病院〜サウナリーマン日記第88話〜

男には帰りたくない夜がある。
そんなサウナ施設があって、
以前紹介したことがある。

そして今日は男が
行かなければならないサウナ。
それはサラリーマンの聖地
新橋にある。

まずあえての提案。
日祝日に訪れることを
オススメしたい。

それは土地柄、ほかの施設と異なり
落ち着いているからだ。
しかも男性専用施設であるから、
私のようなくたびれたオッサンが
多いので、騒がしいこともない。

どこか

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全てにおいて上質〜湯の泉 東名厚木健康センター〜【サウナリーマン日記第84話】

全てにおいて上質〜湯の泉 東名厚木健康センター〜【サウナリーマン日記第84話】

平日の逃避行。
そう言うと聞こえはいいが、
無理やり定時で上がっただけだ。

新宿から小田急線を乗り継ぎ、
本厚木駅へやってきた。

そう、この施設がなければ
縁のなかった駅かもしれない。
以前出会ってしまった
埼玉草加の絶対王者。
もう1年半もたつのか。

ここの印象が強烈で
同じようにやってきた
東名厚木健康センター。

休日はおそらく混雑しているので、
平日に伺える日を狙っていた。

その日

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【第12話】サウナリーマン日記「ビジネスサウナーの聖地は全国にある」~亀島川温泉ドーミーイン東京八丁堀~

【第12話】サウナリーマン日記「ビジネスサウナーの聖地は全国にある」~亀島川温泉ドーミーイン東京八丁堀~

ご時世の状況も変わり、
出張が増えてきたサウナー
のみなさんもいるだろう。

宿泊先は、
その土地で有名なサウナ施設に
行くのも悪くないが、
やはりサウナーとしての安定感を
求めると個人的には選択肢は1つしかない。

ドーミーインである。

全国にサウナ施設を併設した
ビジネスホテルと
いえば、真っ先に想起されるの
ではないだろうか。

私の中では、他のビジネスホテルとは
一線を明らかに画している

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【第7話】サウナリーマン日記「極上の天然水につつまれて」~スパアルプス〜

【第7話】サウナリーマン日記「極上の天然水につつまれて」~スパアルプス〜

滅多に行けるもんじゃない。
そう思っていた。

富山県が誇る「スパアルプス」

YouTubeのサウナー達のレポートを見ると、
行きたくて仕方がなかった。
郷ひろみの
ヒット曲「逢いたくてしかたない」
がループするほどだ。

自分が逢いにいける、
じゃなかった。
行けるのはいつになるのだろう。

東京からの400キロの壁。

私の前に1年以上立ちはだかっていた。

スパアルプスは突然に
「いつかき

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【第6話】サウナリーマン日記「ぼっちサウナは最高のステージ」~ソロサウナtune〜

【第6話】サウナリーマン日記「ぼっちサウナは最高のステージ」~ソロサウナtune〜

たまたま予約サイトを見た。
偶然一枠だけ空きが。

ものすごい感情の高ぶりに
襲われる。

しかも空いているのは、休日の午前中。
きっとキャンセルになってしまったのだろう。

ランチはお気に入りの「サ飯」をいただける。
予約受付完了のメールを見て
思わずニヤけてしまった。

なぜソロサウナがいいのかサウナブームと言われてから久しい。
休日の温浴施設は若者からご年配までより
賑わうようになった。

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【第3話】サウナリーマン日記「天然水の衝撃〜ロスコ~(駒込)」

【第3話】サウナリーマン日記「天然水の衝撃〜ロスコ~(駒込)」

「こんにちはぁー」
カウンターの優しい女性スタッフの声。

下駄箱の鍵に手をかけたとき、響き渡った。

数々のサウナを訪れて、「いらっしゃいませ」
と言われることは数多くあれど、
「こんにちは」なんて言ってもらえるなんて。

いきなりハートウォーミングな気持ちに
させられた。
清潔感とノスタルジーな雰囲気の残る、
フロントも素敵だ。
今回は駒込にある、ロスコさんにお邪魔した。

カプセルホテル&サ

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【第2話】サウナリーマン日記「テルマリウムの衝撃~オアシスサウナ アスティル~」

【第2話】サウナリーマン日記「テルマリウムの衝撃~オアシスサウナ アスティル~」

もう何年も前に一度だけ来たことがある。

連日で仕事のミスを繰り返し、上司にもそれを指摘され、心が折れかかった。

いつもならそれくらいのことは
どうってことない。

ただあの日だけは変な心のアラート
が止まらない。

これはやばい。
疲れている。
消耗している。

私は仕事柄、この心の声を無視してしまい、
取り返しのつかない
状態になっていくビジネスパーソンを
数え切れないくらい見てきた。

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【第1話】サウナリーマン日記「アウフグースの衝撃〜サウナセンター〜」

【第1話】サウナリーマン日記「アウフグースの衝撃〜サウナセンター〜」

人混みが嫌いだ。

そのため休日はどこに行くのか、
どこのサウナに行くのかいつも
頭を悩ませている。

しかしながら今日は、どうしても
行きたい場所があった。
台東区にあるサウナセンターである。

「サ道」と言うドラマでも紹介され、
東京都内最古のサウナと呼ばれている。

期待に胸を膨らませ、建物に入る。

歴史を感じさせるロッカーで着替えをすませて、エレベーターで6階のサウナへ向かう。

施設の

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