ほっかいどう暮らし140 小樽市 北海丼
先日の土曜日の夜、ご近所の飲み友達のゆういちさん(40代後半)から「ホッケの一夜干しをたくさんもらったので、みんなで食べようぜ」と連絡がありました。
そこで、同じく飲み友達のコーイチさん(50代初め)と僕、それに奥さん達も誘ってホッケを肴に楽しくお酒を飲みました。
コーイチさんが「せっかくおいしいホッケがあるので」と言って、大事にとってあった『ニッカウヰスキー余市蒸留所限定』のウイスキーを振舞ってくれました。
普段はウイスキーを飲まない奥さん達も、「これはおいしい」と言ってみんなで飲んだので
ほぼ無くなってしまいました。
しかし「お酒を飲んだら太っ腹」なコーイチさん
「いーから、いーから。また買ってくるさ。善は急げだ
するとうちの妻が
「コーイチさん、余市のニッカウヰスキーに行くなら
次にコーイチさんの奥さんが
「余市まで行くなら小樽に寄って、有名な
さらにゆういちさん
「俺は仕事で行けないけど、せっかく小樽・余市方面に行くんだったら
おいおい、ずいぶん気安く請け負っているけど...大丈夫?
翌日の午前中、コーイチさんと2人で出発。
美笛峠に続く国道は、赤や黄色に染まった紅葉が見事です。僕が何の気なく
「コーイチさん、紅葉がきれいだねぇ」
と言ったら、コーイチさん
「あんたも、やっとそんな風に感じることができる人間になったか
いやいや、昔から感じていますよっ!!
なんてことを言いながらやってまいりましたの
ニッカウヰスキー余市蒸留所
こちらの売店で、限定のウイスキーと
木樽入りコーヒービーンズチョコを購入。
そこから国道5号線を通って小樽市へ。伺いましたのは
プリン専門店 アンデリス さん
こちらでコーイチさんの奥さんのリクエスト
プリン大福を購入しました。
その後、JR小樽駅横にあります市営駐車場に車を駐めて三角市場へ行ったのですが
とても混んでいるっ!!
観光客が増えるのはいいことですが、歩くこともできないほどの盛況ぶり。
ここは早々に退散し、お昼ご飯を食べることにしました。
僕がコーイチさんに「お昼ご飯は何が食べたい?」と聞いたら
その二択?!
「それじゃあ、せっかく小樽まで来たのだから」と、向かいましたのは
民宿 青塚食堂 さん
小樽運河などの観光スポットから離れた、小樽市祝津にある人気の食堂です。
お店はかなり混んでいましたが、タイミングよく待たずにテーブル席に案内されました。
メニューを手に他のお客さんのテーブルを眺めていたら、お店の半分以上の人が食べていたのが「ニシン定食」
お店の前の炭火で焼いていたニシンは大きくて、いかにも脂が乗っていそう。
それを見たコーイチさん
「ニシン定食、うまそうだな。食べたいけど骨がめんどうだ
やだねっ!なぜ僕がっ?!
なんて事を言いながら、2人注文しましたのが
北海丼
たっぷりのイクラ。こんなに乗っていると、なんだか幸せ。
その下のコリっとした食感の新鮮なホタテの刺身もうまい。
あぁ~、イクラおいし~い。
ニシンの甘露煮。柔らかく甘辛い。ご飯にとっても合います
ホカホカと湯気の立ち上るホッケの味噌汁。出汁が出てこちらもおいしい
ごちそうさまでした。人気のお店の理由、よくわかりました。
ごはんを食べた後は、コーイチさんの提案で「道の駅スタンプラリー」のスタンプをまだ押していなかった
赤井川村の「道の駅 あかいがわ」に寄ってスタンプを押しました。
そこにゆういちさんから
「何時くらいに帰ってくる予定?ちょっといいお酒を用意して待ってるから。やっぱりうまい魚にはうまい日本酒だろ」
とのメッセージが...。
僕 「そう言えば昨日ゆういちさんと『美味しい魚を買ってくる』約束をしてたんじゃない?」
コーイチさん 「んん?そうだっけ?」
僕 「まかせなさいって言っていたじゃないかっ!」
コーイチさん 「あ~、そうだった。しかしそうは言ってもまた小樽に戻るのも面倒だし...」
しばらく考えて
コーイチさん 「こうなったら仕方がない。あんたも口裏合わせてくれ。実は2人とも
いやいや、昨夜「うまい、うまい」ってホッケを食べていたでしょ。
コーイチさん、今さらそんな言い訳...
無理だから~~~っ!!
おしまい
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