hohohoi

漫画記事を中心にnoteを更新してます。

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最近の記事

『ザンキゼロ』クリア後感想

『ザンキゼロ』というスパイク・チュンソフトから発売されているコンシューマのゲームをクリアした。プレイ時間はおよそ70時間で、一周目だけの時間としてはかなりじっくり遊んでる方だとおもう。 このゲームは、目が覚めると謎の島にいた男女8名が「人類滅亡まで残機8人」と告げられ、何故こんなことになってしまったのかをサバイバル生活をしながら解明していくアクションRPG。基本的にストーリーを楽しみながら女神転生のような一人称視点でアクションしてダンジョンを攻略していく。 で、全体感想

    • 残念だったFF16

      FF16をクリアしました。プレイ時間は68時間。すべてのリスキーモブとサブクエストと鍛冶装備作成完了し、一周目で遊べる基本的な部分は遊びきったかなとおもってます。 で、正直ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルとして、かなり残念な出来だと感じました。今回はその部分を列挙していきます。 1.バイト先の知り合いに呼ばれて行った退屈な演劇をひたすらみせられ続けるレベルのストーリー 本当にストーリーが残念だった。DEATH NOTEの映画を酷評するツイートで「バカが頭脳戦を

      • 宮部みゆき「ソロモンの偽証」感想

        この小説は映画やドラマ化もされており、韓国でもドラマでリメイクされている。また「このミステリーがすごい」の年間ベスト2位も獲得。太鼓判はしっかりと押された作品。 まず読み終わって文庫全6巻あったのだが、全3巻に収められただろうと思った。とにかく宮部みゆきさん、心理描写が細かすぎる。 考え方・行動原理・深層心理を詳細に書いていて、それはとても納得がいくし、良さでもあるんだけど、それがもう隅々のサブキャラまで深掘りされ過ぎていて「このシーンの説明いる?」というところがめちゃくち

        • それは剣と言うにはあまりに大きすぎた

          本日(2021年9月10日)発売のヤングアニマルにて最新364話が掲載されて、今後のベルセルクの掲載予定は未定となった。 ネットで「アシスタントが描いてもいけるじゃねぇか」てきな内容がいくつかあったんだけど、本誌の編集部コメントで「三浦健太郎先生が直接ペンを入れた最後の原稿を、スタジオ我画が総力を挙げて仕上げて掲載に至った」とあるため、当然アシスタントの力だけでどうにかなったというものでは無いと思われる。個人的に、圧倒的な画力と想像を超える物語構成を持っていた三浦健太郎先生

        『ザンキゼロ』クリア後感想

          僕のオススメ野球漫画

          面白い野球漫画は、タッチとかグラゼニとかメジャーとかキャプテンとかルーキーズとかホント山ほどあるわけだけど、僕は「クロカン」がとくにオススメです。 クロカンは、ドラゴン桜やエンゼルバンク等の著者三田 紀房先生の作品で、甲子園を目指す高校野球漫画。 で、何が突出してるか?というと、まず高校球児に対し監督が「俺から野球を教わりたかったら金を払え」というスタンスであること。 純粋な高校球児から金を取るとは何考えてんだこいつ。マジもんのクズじゃねぇか。とおもうわけだが、ストーリ

          僕のオススメ野球漫画

          ゲロ吐く新人刑事。

          駄文。 映画やドラマで、新人刑事が死体をみて吐き気をもよおしてゲロを吐き、それをみたベテラン「おい、現場を汚すなよ」てきなことを言うやつあるじゃないっすか。あの演出ちょっと萎えるんですよね。 本格サスペンス!みたいなのであればあるほど、キャラに対するガッカリ感とそんなわけあるかいっていうリアリティの無さをおぼえるわけ。 死後何週間か経ってて死臭が凄まじいような状態なら嘔吐したくなる場合もあるとおもう。でも昨晩殺されたホヤホヤなんかは印象で(ゲロ)イっちゃってるんだよね。 あ

          ゲロ吐く新人刑事。

          藤本タツキ先生のルックバックがマジでやばい件

          藤本タツキ先生最新読み切り「ルックバック」が、マジやばい。 下記リンク先で読めます。ルックバック - 藤本タツキhttps://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355 で。僕の感想。 素晴らしい漫画でした。何回震えて涙したかわからないです。Twitterの感想で「漫画星人が攻めてきて1:1で戦うことになったら藤本先生が地球代表で出てほしい」という内容があり、僕はアゴが外れる程うなづきました。 143ページのちょっと普

          藤本タツキ先生のルックバックがマジでやばい件

          好きな漫画「PSYCHO+」

          藤崎竜のPSYCHO+(サイコプラス)が好きだ。 1992年から週間少年ジャンプで連載されており、当時幼いながらもジャンプを読んでいた僕は、その圧倒的なセンスに心を持っていかれた。 おそらく打ち切りとなってしまったと推測しているが、最後までしっかりストーリーが成り立っており、藤崎竜の構成力と対応力が他の打ち切り作家とは一線を画していたのが窺える。 単行本は2巻でているのだが、1巻が「A」2巻が「B」と分別されており、従来のコミックとは違う価値があるようでそれがすごくすきだ

          好きな漫画「PSYCHO+」

          「リベリオンズ ~Secret Game 2nd Stage~」をクリアした感想

          リベリオンズ Secret Game 2nd Stageをクリアした。プレイ時間は20時間前後と割とボリュームがあった印象。前作の「シークレットゲーム~Killer Queen~」は未プレイ。 この作品は、fateを代表とする選択肢を選んで進むノベル(アドベンチャー)ゲーム・・・かと思ってたんだけど実際は、選択肢が一つもなく物語の展開を傍観するノベル作品だった。良い悪いは別としてこれはゲームじゃないと感じた。どこかに注意書きとかあったのかもしれんけど。 内容をざっくり説明

          「リベリオンズ ~Secret Game 2nd Stage~」をクリアした感想

          DESIRE remaster verの駄文

          DESIREのremaster verをクリアした。プレイ時間は10時間程度と短め。 主人公がちょいちょい下ネタを言ったりエロいシーンが多かったんだけど元々は18禁のアドベンチャーだったんですね。色々と納得。 このゲームは選択肢を選んで進むノベル(アドベンチャー)ゲームで「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」なんかとベースはほぼ同じ体感。 リリースされたのが1994年なので25年以上前の作品。キャラクターデザインは当時エヴァが流行っていた事に影響されてるのか、めちゃめ

          DESIRE remaster verの駄文

          葬送のフリーレンの面白いポイントベスト3

          現在週刊少年サンデーにて連載中、マンガ大賞2021大賞作品「葬送のフリーレン」がめっちゃ面白かったので主なおすすめしたい3つのポイントを書いてみた。 1.フェリンの成長 フリーレンはおそらく作中最強の魔法使いだが、そのフリーレンの弟子となる戦争孤児少女フェリンの成長がとてもワクワクする。 最初は幼く未熟だったフェリンもフリーレンと旅をしながら魔法を鍛錬し続け、強敵として登場した魔族リュグナーをフェリン単独で撃破したり、めっちゃすごいらしい一級魔法使い試験で格が違う強さをみせ

          葬送のフリーレンの面白いポイントベスト3

          連載中のMAJOR 2ndを読んだ話

          MAJOR 2ndを読んでみたら面白かった。 人気漫画MAJORの続編で、MAJORの主人公茂野吾郎の息子「茂野大吾」が主人公。フィジカルモンスターの父親とは違い、肩が弱く体格も小さめの大吾が野球に向き合っていくというのが大筋。 で、連載開始時に3巻くらいまでサラサラっと読んでいたのだが、あまり追っておらず最近またどんな感じかなと一気に読んでみたらめっちゃ面白かった。 最新では、大吾が中学生になっていて野球部のキャプテンで、女子多めの部員をまとめてライバル校に立ち向かっ

          連載中のMAJOR 2ndを読んだ話

          シン・エヴァ心得ポエム

          『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観に行きたい? それなら絶対に序・破・Qをみておくべきだ。 なるべくアニメ版や旧劇も復習しておくといい。 映画館には余裕を持って到着し、開演前にトイレを済まそう。 上映時間は2時間34分と長いから。 照明が消え映画がはじまるとき、いったん目を閉じ 改めて思い出そう、自分が何を観ようとしているのかを。 そうだ、エヴァだ。 創り手に「エヴァ」を求めるのではなく、 僕らが「エヴァ」を受け入れる。 その覚悟ができたら目を開けて。

          シン・エヴァ心得ポエム

          鬼滅の刃最終巻を買って読んだ話

          鬼滅の刃最終巻を買って読んだ話。 とても良かったです。週刊連載の漫画は、人気だと引き伸ばしされるので、作品として完結させることが難しいと言われていますが、本作品に関しては終わるべきところで終わったとおもいました。 それは、鬼滅の物語にある「鬼」となって生き続けることより「人」として死ぬからこそ尊い、という言葉を体現するような終わりだったなと。 世界的にも浸透している話題作品なので、今からちょっと手を出すのもだるいなぁと感じる方もいると思いますが、概念は置いといて、面白い

          鬼滅の刃最終巻を買って読んだ話

          バイトに出社するラーメンハゲ

          スペリオールで連載中の「ラーメン再遊記」をひそかに注目している。 ラーメン再遊記はシリーズ物であり、「ラーメン発見伝」から始まり、ドラマ化もされた続編「ラーメン才遊記」があって、その完結後の今年2020年から連載開始された漫画です。 最初のラーメン発見伝は、ざっくり言うと「ラーメン縛りの美味しんぼ」。 主人公の藤本はサラリーマンをしながら夜は屋台でラーメンを作っている青年、彼が美味しんぼでいう山岡ポジション。 そしてそれに対抗するのが芹沢達也(通称ラーメンハゲ)で、海原雄

          バイトに出社するラーメンハゲ

          シドニアの騎士という漫画

          「シドニアの騎士」を読み終わった。めっちゃ面白かったのでオススメです。アニメ化もされているようですがこちらはまだ観てないです。 先に弐瓶勉さんの人形の国を読んでいて、この天才作家の別作品を読みたいと手に取ったのがシドニアの騎士という流れでした。 優れた点はたくさんあるのですが、特に飛び抜けてるのは奇怪なキャラクターとそれを許す環境設定と感じました。たとえば「白羽衣つむぎ」彼女の身長は17メートルあり人類とガウナが合成された融合個体で、ヒロインでもあります。 身長差1

          シドニアの騎士という漫画