マガジンのカバー画像

いろんな空

62
過去の投稿をまとめています。 全部自分で撮った空です。
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

いやなじぶん

いやなじぶん

ありたくない状態に
思いたくない感情にとらわれて

そんな悩みを抱えているじぶんもいやで

じぶんが好きになれないじぶんの日がある

こんなときはそんな自分を把握できても、
なかなか抜け出せないもので

そんなとき、基本的に無責任なわたしは
よく諦めて、いろいろほっぽりなげる

ただ中途半端にほっぽりなげると
その行為自体に嫌気がさすのも事実で

しっかり、ちゃんと、離れる、をする

その反動が次

もっとみる

「-世の中のすべてのことを話そうとして公園などで夜を明かし、一緒に日の出を見たりした。」-ディディの傘(ファン・ジョンウン)

焦りと安心と

焦りと安心と

世界とつながっていること、に人が安心する前提だとして
私は世の中の速度から乖離することに恐れを抱いている

それはいのちという有限なものを
実感し始めたこともあるし
自分の弱さを実感しているからでもある

満たされていることの恐れ、不安もあるのかもしれないけれど
よりよく、を追い求めているのかもしれない

答えがない目標が故に、動機は保たれ続けるが、終わりもない
人生のなかで、形が変わりながら寄り

もっとみる
好きが故に

好きが故に

ある人は言葉で伝え

ある人は物を送り

行動で示し続ける人もいれば

多くの時間を費やすことで示す人もいる

どれも元を辿れば好きという感情の表現であり

それは、あなたを世界の一部として見ていると
とても青々と描かれている

分断も

争いも

悲しみも

すべてが愛の副産物なのだとしても
まだ多くの人はそれを止める術を知らない

愛するということは本当に大変で、魅力的で、すてきで、残酷なのか

もっとみる
人生のなかで

人生のなかで

ああ、今日もすてきな1日だったな

と、あと何回思いながら寝れるのだろう
そんなことをふと考えた

ちょっとした喜びと
少しのどきどきと
わずかばかりの切なさと

そんな1日を過ごせることは
ほんとうに幸せなことで

自分はとっても満たされていると思っている
けれど、
実はからっぽの器に近いからこそ、進行形の「満たされていること」を感じられているのかもしれない
でもだんだんその器は満たされていき

もっとみる
確証バイアス

確証バイアス

感じた違和感を
確かめなくてはいけないと思っている

目の前の人を幸せにすることで
見えない誰かを傷つけることになるかもしれないとき

正解はなんなんだろうね

両立は難しいものなのか
できないものなのか

そもそもが自分のエゴなのか

少なくとも、私は
責任を持って、あなたを大切にしたい

それは覚悟なのかもしれないし
わがままなのかもしれない

贈与なのかもしれないし
愛なのかもしれない

もっとみる
こころが動く

こころが動く

心が動くことは
とても簡単だけど、むつかしい

いろんな仮面を持つぼくたちが
どの仮面で会話していくのか

ありのまま、という仮面を使いながら
その薄っぺらい自分の表現方法の表面に
どれだけ感情を描いて色付けていくか

その表現が「ありのまま」を
深く反映できるようになったとき
(または、まるでそうかのように反映できたとき)
人は何が動いているのか理解できるのかもしれない
し、動く全体像が掴めるの

もっとみる
海のような

海のような

落ちてきても大丈夫だよ
そこに私はいるからと
深い安心感と、希望を与えてくれる存在

水面の表情はひとつではないし
時には荒れているけれど
それも全てあなたであって、偽りはない

あなたの底には
何が転がっているのかもわからないけれど
隠すことはきっとしていない
ただただ、広く、雄大に、存在している

自分の人生には、海が必要なんだと常日頃思う
ちっぽけなままでいいと思えるし
ありのままでいいと思

もっとみる
インプットとアウトプット

インプットとアウトプット

隙間から見える夕暮れの光が好きで

影にいるからこそ、光を見ることができるのかもしれないなどと思う

アウトプットをすることに疲れてしまったのは
インプットの必要性を感じているから

自分の世界がクリアになっていくことは
新しい闇が見えてくることなのかもしれない

それは悲しいことではなくて
漆黒の世界にも目をこらすことで見えてくる世界があって

夜明けの喜びは暗闇の怖さを知っているから

あなた

もっとみる
萌芽と剪定と

萌芽と剪定と

どのくらい続くかと思っていたけど
一旦毎日はやめよっかな。

溢れ出る言葉が
結局変わらなくなっていることに
なんとなく気づいてしまった

見ている風景の彩度が上がりすぎて
眩しくなってきていることに気づいてしまった

視界が曇る自分もわかるし
踏み込んではいけない線の前で
立ち往生している自分もわかる

踏みとどまっているものはきっとわかっていて
それは言葉にできるけどしたくないもので

きっと

もっとみる
すこしでも

すこしでも

「僕の話した言葉が、プレーが、後ろ姿が、少しでもみんなのプラスに、何かを後押しするものになってたら嬉しい」

高校の卒部式で、チームメイトと後輩に伝えたメッセージ
濁ることのない、純粋な努力の時間が紡ぎ出した、純度の高い言葉だったように思う

高校時代所属した部には
キャプテントークという時間があった
練習後に、キャプテンから今日の練習についての振り返りや事務連絡等が行われる時間だ

「お疲れ様で

もっとみる
実家に帰った話①

実家に帰った話①

2020年4月、緊急事態宣言が出た。
仕事はすべてテレワーク。
近くのスーパーへの買い物さえも、毎日いくのはリスクが高まるという風潮。
いろいろ億劫になり、食事はUberEatsで済ませることが多くなった。

幸か不幸か、仕事は忙しかった。
コロナによるオンライン対応に奔走する日々。
食卓はPCの前が定位置になりつつあった。 

仕事が終われば、オンラインで世界と繋がり続ける毎日。

そこは世界か

もっとみる
おはようとおやすみを

おはようとおやすみを

きっと人が言語化できていることってほんのひと握りで

言葉でも、文字でも、それはあくまで近いであろう自分の引き出しから精一杯抽象化しようともがいているものであって

結局伝えられないことのほうが多いんだと思う

だからこそ、一緒にいたいって思うのかもしれない

また明日ね、の言葉に安心して
おはようの笑顔に救われる日々を

ひととの時を過ごすって
きっとそういうことなんだろな

愛を伝えたいひとと

もっとみる
消えていくもの

消えていくもの

このnoteの写真たちは
何気ないときに撮った儚くも大切な日々の風景たち

投稿日からはあまり離れていないときに撮影したものがほとんどだから
文章とセットでいつかこの風景を懐かしく思う自分が容易に想像できるし、楽しみ

今日はなんの写真を使おうかと
今回の写真を選んだとき

ふと今回のタイトルで書きたくなった

いつもは書きたいことがあって、イメージに近い写真を選んだりするんだけど、今回は逆アプロ

もっとみる