それは暗闇を照らす一筋の光になる ～ 「太陽の破片」尾崎豊

太陽の光

我々を照らしているのは、もちろん太陽。太陽は生命の源。太陽の日差しは我々を照らし、我々の中に吸収されていく。

太陽光を浴びる効果としては、セロトニンの分泌がある。セロトニンは、分泌されることで、精神を安定させ、幸福を感じやすくする効果があるため「幸せホルモン」とも呼ばれている。 うつ病予防に役立つ物質としても知られていて、太陽の光を浴びて、セロトニンが生成されると気分の安定が期待できる。

我々はこの太陽の光、太陽の破片を浴び、吸収することで、精神の安定や幸福感を感じていくようになる。

何かに絶望した時。自分自身への自暴自棄とした気持からふさぎ込んでいくときのイメージは闇だろう。夜、闇夜、暗い部屋、、、。そういう場所のイメージ。

夢はみるだけでは、ただの夢・理想であり、そのままでは現実との乖離は大きくなるばかり。夢は僕の手も握らずに遠ざかって行ってしまう。
どうすれば、夢をつなぎとめられるのか。夢を、理想を実現できるのか、、。

それは、そのために行動すること。どんなことでもいい、小さいことでも何かをやってみて、動かしていくこと。

そのエネルギー源は、大切に思う君、夢、理想の存在。それを勝ち得たいという思い。

その時に、心の叫び、魂の叫びとしてあらわれてくるのが浄化作用としての涙だとしたら。太陽のエネルギーを吸収した我々からこぼれ落ちる太陽の破片だとしたら。それは暗闇を照らす一筋の光になり、あたりを照らしていく。

そして世界に彩りが取り戻された時。その時が、夢を手繰り寄せる瞬間、出発地点なのかもしれません。