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レコードジャケット博覧会シリーズvol.5 / CD編

さて、数多く聞いてきた音楽の中でも、これぞ!!というジャケットにたくさん出会いました。そんな記憶に残って、LPがあるならLPで持っていたくなるような、そんなジャケットを何回かに分けてご紹介してみます。

*今回はCDジャケットばかりです。

BEGIN - Beginning

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実はイカ天発のBEGINが、最初期に出したミニアルバム。彼らの曲は「恋しくて」のみで後は洋楽のカバー。しかしこのジャケットの後姿を見ながら彼らの曲を聴いていると酒が進みますね。

Rory Gallagher - Notes From San Francisco

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アイルランド出身のブルーズの名手。ギタリストですね。米国のブルーズはこってりで、泥臭くて、聞くのがしんどいときもありますが、彼のブルーズはもっと爽やかな香りが漂います。

ただ、ライブだと一変、熱量が爽やかさを凌駕する瞬間が現れます。そういう意味では、ブルーズという音楽はまさに、演じ手次第、魂の音楽といえるのかもしれません。

Richard Bona - Munia the Tale

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このアフリカ、カメルーン出身のジャズベーシストは、ジャコ・パストリアスに憧れていただけあってベースの腕前や独創性もさることながら、特筆すべきはそのボーカル。。この透き通るような、地平線の果ての果てまでどこまでも見通せるような透き通った声は、純粋無垢としか言いようがない。ここにアフリカやフュージョン系のリズムが重なってきますから、自然に身体も動き出します。音楽本来の意味である、音を楽しむことを体現しているアルバムといえます。


The Rolling Stones - Blue & Lonesome

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ストーンズは60年代のロンドンで、うごめいていたわけですが、そこにアメリカからやってきた一人の黒人ギタリストの衝撃により、ブルーズの沼に浸かっていくことになります。この黒人ギタリスト、ジミ・ヘンドリクスが音楽に残した影響はかくも多岐にわたっています。そんなストーンズが原点回帰とばかりに発表したブルーズアルバムは、ジャケットも「ブルー」に染められておりました。

The Rolling Stones - Stripped

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ストーンズがアンプラグドの波にのった、素っ裸のアルバム。といっても、適度に電気楽器も入ってるように聞こえますが。ただ装飾が少ない分、実はドラムのチャーリー・ワッツがいい仕事しているだとか、ミック・ジャガーの声もなかなか味わい深いとか、新たな発見がある1枚。

The Yellow Monkey - Mother of All the Best

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最初のベストでしたかね。70年代の原型をもって、90年代に登場した彼ら、この当時もまだまだ駆け抜けていた時代。そんな思いをジャケットに込めたのでしょうか。

Bob Mete - First Snowfall

CD ではなく、配信で味わっている一枚。ジャケットは二枚出てきて、どちらが正かわかりませんが、どちらも素晴らしい初雪景色。

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音はビル・エバンス風のしっとり聞かせてくれるジャズピアノです。

竹原ピストル - Best Bout

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なんというか、彼の全てをうまく表しているなあと。野狐禅からの竹原の全体像というか。

カルロス・クライバー指揮 - ベートーヴェン交響曲第4番

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この方の指揮はまるでダンスのようで、軽やかに舞っていたかと思いきや、ズバッとポイントを示すなど、彼の指揮を見ているだけで、クラシック音楽がとたんに身近なものになります。

その躍動感を表現した温度感のあるジャケットです。

TRIOSENCE -Turning Points

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メロディ溢れるピアノトリオには、こんなジャケットが似合います。ジャケットのイメージと楽曲がリンクして果てなき世界に誘います。

スピッツ- インディゴ地平線

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これまた、雰囲気をきちんと表現したジャケット。どこまでも続く青い空の下を、バイクに跨ってどこまでも旅してみたい。そんな気持ちにさせてくれるジャケットです。


というわけで、今回はCD編でした!

皆さんのお好きなジャケットがあれば、ぜひコメントお寄せくださいね!!

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