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レコードジャケット博覧会シリーズvol.11 / カントリーサイド編

さて、数多く聞いてきた音楽の中でも、これぞ!!というジャケットにたくさん出会いました。そんな記憶に残って、LPがあるならLPで持っていたくなるような、そんなジャケットを何回かに分けてご紹介してみます。

今回は、誰の心の中にも必ずある、懐かしい風景を集めてみました。

Abdullah Ibrahim「African Suite」

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母なるアフリカの大地。人類生誕の地は、かくも魅力に溢れている。この景色をジャケットにしたジャズからは、派手さはないが、しっかりとした旋律が聞こえてくる。

Triosence「When You Come Home」

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家路を急ぐ道すがら。しだいに故郷が見えて来る。もう夕暮れ時。少し急ごうか。いや、もう少し、この景色を見てからにしよう。自然の中に溶けこんで故郷の香りを感じてからにしよう。。

素敵なメロディを奏でるピアノトリオ。音を聞くと不思議と物語が浮かんできます。

Bill Mays Trio 「going home」

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ドボルザークの有名な一節のジャズアレンジ。そろそろ帰郷したいと思う方も多いのでは?

これを見ていると田舎の風景が浮かびます。いまは心の中でgoing home。


Michael Giles 「Progress」

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キングクリムゾンのドラマーのソロアルバム。さあ次の会場まで、のんびりと!そんな雰囲気。進化的な音を奏でていたバンドの基幹を支えたドラマーのソロは、そんな暖かさにあふれています。

交響組曲 もののけ姫

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太古の昔、たぶん、精霊はもっと人間の近くにいて、人間は自然や精霊に畏怖やリスペクトの精神で接していたに違いない。自然と人間のバランスが崩れた瞬間を描いた映像活劇を支えた音楽を収めたアルバムのジャケットは、バランスが保たれていた時代の名残を投げかける。


Gay & Terry Woods 「Black Woods」

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フォークトラッドグループ。ウッズ兄弟は、林と同化している。彼らは自然との一体化の精神を音に込めたのでしょう。

シューベルト:弦楽五重奏曲Op.163

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シューベルトではピアノ五重奏曲の「鱒」がお気に入り。このアルバムは、弦楽五重奏曲、、鱒が泳ぐきれいな河川が流れ入るであろう風景のジャケットに収められていました。

Caravan 「If I Could Do It All Over Again I'd Do It All Over」

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フォークトラッドグループ。やはりフォークトラッドには森や林が似合う。英国の音には、深い森が似合う。

BEGIN「GAJUMARU BEST」

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ガジュマルのある場所。ここはおそらくまだ、人間と自然のバランスが保たれているはず。

Heart 「Little Queen」

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革新的な音だったバラクーダという曲から始まるアルバムは、革新とは真逆の牧歌的なジャケットにつつまれていました。

荒井由実「きっと言える」

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鏡越しの荒井由実。「きっと言える、大丈夫」と自分に言い聞かせているかのよう。

さだまさし「恋文」

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便箋にペンを走らす、さだまさしさん。タイトルは恋文。ネット全盛の世の中だからこそ、、人肌の温もりを忘れずにいよう。

いかがでしたでしょうか?

ご感想などいただけますとうれしいです!

では次回もご期待ください!!

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