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生きることは、自分で選ぶこと

この前こういうnoteを書きました。


そう、読書の夏です。
読むスピードが遅いからまだ2冊しか読めてないけど、とりあえず今日は1冊紹介。

ガンを患っている写真家の幡野広志さんが最近出版した『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』という本を読み終わりました。(これは2冊目に読んだ本)

読みやすい文体だったので、スススーと読めた。

この本は、私の中でお守りにしたい本でした。

これからの生き方の選択肢をぐーっと広げる本という感じ。
特に家族のことで悩んでいたり、生きづらさを抱えている人に読んでほしい。

まずはじめは、幡野さんがガンが宣告される前とされた後の経緯など。

それから、ガン経験者さんやご遺族の方、それ以外の方へ取材したときに感じた話。

家族のかたちの話。

安楽死の話。

「死」を通して感じた「生」の話。

などなど。

全編を通してガンの話、というよりも、「自分自身で選んで生きる」ということを考える内容だった。

中でも、"NASAの考える「家族」の定義"から"血のつながりよりもたいせつなもの"の部分を読んで、私の中でスッとした。

"家族とは「親子」の単位ではじまるものではなく、「夫婦」の単位からはじまるものなのだ。同性婚を含め、自分で選んだパートナーこそが、ファミリーの最小単位なのだ。
親を選んで生まれることは、誰にもできない。
でも、パートナー選ぶことだったら、誰にでもできる。"

P147 : L4~8
NASAの考える「家族」の定義から

親子の縁は切っても切れない。
一般的にはそう認識されていたとしても、自分にとって苦しいものであれば、切ってもいいのだと。

親を選んで生まれてくることはできないけど、一緒に歩いていくパートナーは選ぶことはできると。

大好きな家族がいる人は、それはもちろん良いこと。

でも、みんながみんな、仲がよかったりホッとできる家族がいるとは限らない。家族に悩んでいる人もいる。

後者のタイプの人は、たぶんこの本を読んだらホッとできるような気がした。
というより、私自身がホッとした。だからこそのお守りにしたい本だ。

生きることは、自分で選ぶこと。
迷うことがあったらまた本を開こう。

次は、なにを読もうかな。


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