崩 れ ゆ く 時 間 の 果 て に
我等が町へようこそ。
あるいは「我らが町」という言い方は間違いかもしれない。
かつて我らのものだったこの町も今や君たちのものだ。
君たちが唯一の住人であり、君たちが法だ。
君たちはここへ何をしに来たのだろうか。
何を見に来たのだろうか。
何であるにせよ 君たちの好きなようにすればよい。
例え君がこの町に火をはなちもやし尽くそうとも誰も口出しはしない。
しかし君は何をしたとしても、すべてがうまくいくとは限らない。
この町にはある特有の時間が流れている。
君の行動はこの時間に左右