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11月のロンドンで考えること

こんにちは!

ロンドンではすっかり日が短くなり、17時になると外はもう夜中のように真っ暗です。
気温も低くなり、白くなる吐息に冬の訪れを感じます。

今日は、そんなロンドンで今僕が考えていることについて書いていきます。

BGM : ACO / SPLEEN

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昨日の記事の中で僕は
「盲目的に英語力の目標設定をするのではなく、きちんと自分の未来に沿った方向へ向かいましょう」
ということを書きました。

記事を書いた後、僕は自分の目標について考え直しました。

プロフィールにも書きましたが、僕は「 CAE 若しくは IELTS 7.0 の取得 」をこの二年間の英語力の目標にしています。
CAEというのはケンブリッジ英検のレベルの一つで、CAE も IELTS 7.0 いずれも"Advanced /上級者"のレベルに値します。
今、僕は自分の英語力を"Upper-intermediate / 中上級"だと自負していて、Advancedはこの上のレベルです。

何故僕がこの目標を設定をしたかというと、「僕の英語力から見て妥当なステップだと思ったから」です。

僕がこの目標設定をした時、
「二年住んで英語が全く成長しなかったら嫌だな」
「じゃあ、成長できるように目標作ろうか」
「よし、じゃあ前回 IELTS6.0 取ったから今回は CAE か IELTS7.0だ!」
という流れでこの目標を設定しました。

でも、「目標ってやっぱりそういうものじゃないかも」と、昨日の記事を書いて僕は自分の目標に対して疑問を持っています。

僕は「この目標を叶えて、じゃあその先に自分は何がしたいかな」と改めて考えていました。

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「Godspeed you! black emperorの来日に関わるんだ!」
「起業か、フリーランスとして活動できる力を持つんだ!」
「人と夢と希望を共有できる存在に自分自身がなるんだ!」

僕はプロフィールにいろんな夢を書いています。
それは、実現したいなら書く必要があると思ったからです。

でも、実はまだ他にも、現実的じゃなさ過ぎて書けない夢がありました。

それは「留学したい」という夢です。

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昨日の記事を書いた時に思いました。

もし、「 IELTS 7.0 か CAE が取得できたら今すぐに留学できるよ」って言われたら、多分僕は3ヶ月以内にこの目標を達成できます。

自信過剰に聞こえるかもしれませんが、僕は一つのものに没頭する生活は得意なので多分行ける。
少なくとも、2年は絶対に掛けない。

この時点で、「僕はこの目標に対して本気じゃないんだな」と気付きました。

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留学したい。

これは、モントリオールにいた頃から考え始めていたことです。
ノルウェーなどのEUの一部の国は学費がとても安いという情報を得て、どんな勉強ができるのかと調べ、妄想していました。

当時の僕が興味を持ったのは Musicology と Soundscape という学問です。
マニアックな分野ですが、Musicology は音楽の歴史と、音楽が人に与える影響や効果を学ぶ学問で、Soundscape は"音"を考慮して建築物などの設計に反映させる学問です。

僕は「 Musicology で音が人に与える影響を学んで、Soundscape で現実の社会の中でそれを反映させる方法を学んで、音で人のストレスを減らして自殺を減らす社会を作りたい」
そんなことを考えていました。

当時この "Musicology" と "Soundscape" という二つの単語に加え、"Acoustic" という単語の意味の真の幅広さを知って、毎日この3つの単語で検索して関連の記事を読んではワクワクしていました。
懐かしい。

しかし、調べてるうちに「あれ、あまり現実的じゃ無いかもしれない」と思うようになり、気づくとその夢は僕の中から遠ざかっていきました。

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しかし昨日、僕は「なんで僕は英語を勉強するんだろう」と自問自答する上で、またこの夢のような希望が頭を突き抜けました。

留学して、世界中に同じ方向を夢見た同士を持ちたい。
実際に、海外の大学の 忙しさ / 勤勉さ / マインド を実感したい。
忙殺されるくらい、夢中になって勉強したい。

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そんな今日、僕はデンマークの大学制度を調べ始めました。

何故デンマークなのか。
それはインドからイギリスに来る飛行機で、隣に座ったデンマークに住むインド人からデンマークの教育制度について教わったからです。

今日は、デンマークの大学制度に対してのこの記事をひたすら読みました。

ちゃんと間違えずに理解できるよう、メモを取りながら。



僕が普段英語で読んでいるニュースを、例え少し間違えて理解していたとしても、僕はあまり困りません。
きっと後日に同じニュースを見た時に「あれ、そういうことだったんだ」と思うだけです。

でも、今回は英語で書かれている文章を正確に理解する必要があります。
今更「この緊張感が英語の中で生活するということなんだ」と、実感しました。

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正直、僕は自分が留学することをかなり無茶だと思っています。
まず、お金が無いから奨学金を得なきゃいけない。

僕が日本の高校や大学にいた時の学業に対する態度は酷いものでした。
「そんな実績の僕が奨学金を得られるはずがない」と思い、前回はそこで諦めました。

でも、もしかしたら何か道があるかもしれない。
今の時点ではどう考えても無茶に見えるけど、何かあるかもしれない。

無茶だからこそ、これができたら「僕にもできるかも」って思ってもらえる人が出るという希望もあります。
少なくとも、トライはできる。

僕は留学に対してまさに今日調べ始め、まだ入り口の扉を開いたところにいます。
今のところ、(当然) 全く道筋は見えていませんが、これから、きっと僕は毎日新しい情報を得ていきます。

今はまだ見えていない点と点がきっと繋がっていく。
そう信じて今日も明日もいたるところに点を探しに行きます。

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こんな生活の横ではGP登録 / National Insurance ナンバーの取得というYMSらしいプロセスが進んでいます。

僕の友人やワーキングホリデー協会がこれらのことについて詳しく書いてくれているので是非参考にしてください。

イギリス大好き人間のYMS備忘録
National Insurance Numberの取得1
GP登録1

ワーキングホリデー協会
【憧れのイギリスで働く】National Insurance Numberとは?

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もしもあなたが冒頭の「BGM」を聞いてくれていたら、是非SPLEENの前のトラック「悦びに咲く花」も聞いてください。

18年も前のアルバムなのに、この曲のイントロの展開は今でも聞くたびに"ハッ"と息を飲まされる。素晴らしい曲です。

(この記事は2017年11月7日に 元ブログ へ掲載されたものと同内容を載せています)

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