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夜な夜なクラブで社交性の武者修行しています!

こんにちは!

社交性を鍛えようと、最近夜な夜なクラブへ通っています。

BGM : envy / go mad and mark


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日本でも、僕はあまりクラブに行ったことがありません。
クラブのあの "ノリノリな感じ" があんまり好きではないんです。

クラブに限らず、ダンスをするような場所があまり得意ではありません。
いつもああいった "イケイケな場" にいると一人で所在を見失ってしまいます。

その度に僕は「音楽はね、一人でこそ聞くもんですよ」なんて通みたいなことを言って逃げるわけです。

「多分僕はあっち側に行くことはないんだろうなー」と、ずっと思っていました。
でも、小さく "あんな風に騒げたら楽しいだろうな" という憧れも、正直ありました。

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「自分が今までできなかったことに挑戦しよう!」と言うのは今、僕の中で掲げている大きなテーマの一つです。
もうすぐ二十代も終わりますが、まだまだやってないことは沢山あります。やりたかったことは、沢山あります。

「お前マジそんなんで終わって良いの?」って自問します。
答えは勿論「いや、良いわけないよね」です。

発起しました。"踊るバカ化計画" です。

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と、言うことで、ここ最近夜な夜な一人でクラブに繰り出すわけですが。
いやー、これがねー、難しいですね。

みんな盛り上がっちゃってるんですよ。当たり前だけど。
曲が始まるとシンガロング (合唱) とかするんですよ。
でも、僕は一曲も分からない。本当に、分からない。

それでもフロアで一人で踊ってると、人が近づいて来てくれることがあります。
多分、「一緒に踊ろうよ」っていうサインなんだと思う。
でもね、僕はうまく対応できなくてニコニコするだけで、気づくとその人は離れて行っちゃうんです。
いやー、情けないよ。ホント。

そんな中、ふと目線を移すと一人でひたすらお酒を飲んでフロアを眺めている人がいるんですよ。
そういった人に常にシンパシーを感じ "あぁ、あっち側に行きたい!" って思ってしまいます。
でも、「それじゃいかん」と。

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「そんなん10年前に済ませとけよ」って感じですよね。
僕もそう思う。
でも過去には戻れないから。

「もうこの歳だから今更できないな」って思っちゃったら、もうこの先僕の人生でそれができることはないんですよね。若返ることはないわけだから。
それは、嫌だなと。

一応行ったからには、三時間くらい滞在することを目標にしています。
その間、「もう帰りたい」って思うタイミングが6回くらいあります。
でもそれを「いや、もうちょっと頑張ろう」って言い続けます。
それで、7回目くらいでついに帰ります。

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クラブから出た後はとにかく好きな曲を聞いていいことにしています。
出た瞬間に耳にイヤフォンを挿して、帰り道 30分歩いている時の僕が、多分一番輝いているんじゃないかなー。

クラブから出たばかりだから、イヤフォンの音量も大きくなっちゃいます。
今日も頑張ったとテンションも高くなって、聞いている音楽を大声で歌いながら走って帰ります。

「君が嫌う個性もー!」
って夜中のロンドンの街で envy 歌って走っている東洋人がいたら、それはきっと僕です。

クラブででも 15年経っても色あせないような曲を流して欲しいよホント。
ってこれはただの好みの違いなのかな。


envy / go mad and mark ( YouTube )

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でも、毎晩通っているおかげで少しずつ流れている曲も覚えて来ました。
人の目を気にせずに踊れるようになって来たし。

一年後、どんな風に成長してるかな。
楽しみだ。

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クラブのトイレに入ると、信じられないような仕事をしている人がいます。
用を足した後に手を洗う人に、紙を与える仕事です。

ここまで単純作業の仕事見たことない。
( 僕が知らないだけで日本のクラブでも当たり前だったりするのかな )
彼は、トイレに女の子を連れ込んでそういった行為をする人がいないように見張っているのかな。

いずれにせよ、こういった単純作業をしている人は、決まって黒人の人なんです。

僕がモントリオールにいる時、黒人の友達に人種差別の話を聞いていたことがあります。
「でもそれって、過去の話だよね?」
と返すと、"Ah, you don't know anything" と言われました。

それがあってから街を見ていると、確かに。
マンションの清掃員など、単純作業をしている人はほとんどが黒人です。

差別は、まだ目の前に広がっているんだ。 

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