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Sumire Poynter / issou

『ふるさと便』をはじめるにあたり、いちばんに声をおかけしたのは、すみれさんでした。


海と山に囲まれた三重で育ち、イギリスに渡ってアートを学び、ガーデニングと出会い、その後家族で松本へと移り住み、現在は“issou”の屋号でボタニカルアーティストとして活躍する彼女は、妻として、母として、ひとりの表現者として、わたしにとっての憧れの女性です。

世界各地のオーガニックハーブを扱ったアロマオイルやハーブビネガーの受注、ワークショップやレッスンをおこない、みずからガーデンもこしらえているすみれさんの自宅にお邪魔すると、いくつものハーブがたくさん並んだアトリエキッチンで、その日の身体の調子やこころの状態をきいてブレンドしたお茶を淹れてくれます。

そして静かに、やさしく、耳を傾けてくれる。

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今回の企画は、すみれさんのプロダクトがすべての要素を水のようにゆるやかにつないでくれるイメージで、水出しブレンドティーと湧水仕込みのルームスプレーをお願いしました。

とても謙虚で、知的で、クリエイティブで、いっしょに話しているとイメージがどんどん湧いてきて、話が尽きない。ワクワクする!


一杯のお茶を通して、ちいさな自然と出会い、たくさんの気づきをくれるすみれさんのブレンドティー。

季節柄、渋みも出ない”水出し”を提案してくれ、ハーブティーに馴染みがないひとにも飲みやすいようにと、焙じ茶と緑茶ベースのブレンドを用意してくれました。

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すべて、オーダーがはいってからブレンドして焙煎、ひとつずつていねいに袋詰めされたフレッシュメイドです。

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夜寝る前にポットにいれて、翌朝目覚めた身体にすっと沁みわたるハーブウォーターは、美味しいのはもちろん、目にも、マインドにも、やさしく効きます。

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もうひとつは、松本の市街地を流れる女鳥羽川のイメージから、夏草のしげる水のにおいを、漂い、移ろって消えゆくもの、として調合されたルームスプレー。

この時期にぴったりの、気分をリフレッシュしてくれて、抗菌作用のあるシナモンとクローブが入った”香りのプロテクション”です。

こちらは、松本の湧水で仕込んだものをお届けしていましたが、ここのところの暑さを考慮して、今後は精製水に変更致します。

こちらも、たべものと同じく、フレッシュなうちにお楽しみください。

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Photo(No.1-8) by Sumire Poynter


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