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図書館って無料で本が読めるらしい

人生で初めて図書館の良さに気付いた、ここ数ヶ月。

「本は買って所有するモノ」と思い込んでいたのは、いつからだろう。自分に合わない本ばかり買って、数ページ読んで放置していた。恥ずかしながら、図書館を使おうという選択肢すらなかったように思う。

緊急事態宣言による中断期間こそあったが、沖縄の図書館は再開してくれた。中断の少し前から図書館を頻繁に利用するようになった。

図書館でいま本当に読みたい本をじっくり選ぶ。借りられない本は自分で買う。もしくは借りてみて「この本は所有したい」と思ったら買ってみる。

コロナ禍で良かったことのひとつは、1日何もせずに本を読んでいても罪悪感が生まれなくなったこと。以前はいつも焦っていて、結局のところ何に対しての罪悪感だったのか。

エネルギーが枯渇しているから、思考やライフスタイル系の本を読んでいる。抱えていた違和感や思考が絶妙に言語化されていて、少しずつ確実に生きやすくなった。

自分に無力感を覚えることもあるが、私にとって今はエネルギーを蓄えておく時期なのだと思っている。中途半端でも良いかなって。

自粛ってなんだろう

本を読んでいて、「自粛ってなんだろう」とふと思った。本来は「自ら進んで行動や態度を改めること」の意味なのに、他者から要請されるなんて。こうやって言葉の本来の意味は変化していくのだろうか。

結局、ロックダウンせずに同調圧力と相互監視だけで感染の第1波を食い止めているように見える日本がめっちゃ怖い。いつか私も石を投げられる側になってしまうのかな。投げる側にはなりたくないものだ。

新しい生活様式っていうけど、もともと便利な生活を送っている一部の人がするだけなんじゃないかな、と思ったり。個人単位では元の生活に戻って生活するしかない人もいる。

でも、今回で私と同じように、かすかな違和感を覚えた人もいるかもしれない。強烈なリーダーはいらないから、その人たちと一緒にシステムを少しずつ変えていけると良いな。

本が繋がっていく

自粛について考えたのも、本を読んで思考がまとまってきたからだ。

興味があること、疑問を解決できそうな本を短期間にまとめて読むと、本と本がリンクして、新たな考えに変化していきやすくなる気がする。その繋がる感じが面白い。

図書館は短期間で貸し出し数の制限があるから、リンクが起きやすい。広告みたいに勝手に最適なおすすめを出してこないランダム感も良いよね。

再開してくれた図書館、ありがとう。

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撮った写真

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最近、毎日散歩している。とにかくカメラを持って歩く。図書館も片道40分ぐらいかけて歩いていく。
「撮るモノなんかない」って思ってたけど、ただの思い込みだった。

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