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ポジティブな人の、ネガティブな一面を見てビックリした話

いつもいつも「ポジティブにいこうぜ!」って言ってた人が、ある部分に関してはネガティブすぎてビックリしてしまった。 「そこだけはトラウマあるから、かんべんして」と。 「え? いつも、気の持ちようだ」って言ってたじゃん。 「無理だと思うから無理なんだ」って言ってたじゃん。 それって矛盾してるじゃん……。 「だって、しょうがないじゃないか。昔こういうことがあって、こういう劣等感があって、どうしても、こう思っちゃうんだから。お前みたいな勝ち組の人にはわかんないよ」、と。

    • 【毎日が幸せの嘘】幸せなんて、ほんの一瞬だよ

      SNSを見れば、キラキラした姿ばかり。 外を歩いていても、子連れやカップル、友達同士で楽しそう。 「もしかしたら、自分だけが不幸なんじゃないか」って、思ったときは…… 要注意! 真実を見る力が、なくなっている。 我々は幸福になるためによりも、幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである。 by ラ・ロシュフコー(フランスの文学者) 他人が幸せそうに見えるのは、まさに、幸せそうに「見せているから」。 それ以上でも、以下でもない。 「幸せいっぱいです」と公言

      • 理由がないのが正解。大人が冒険を始めるとき

        心はすでに決めている。 なんでかわからないけれど、決めている。 理由なんか考える前に、決めている。 子どもの頃は、隣町へ行くだけでワクワクしてたし。 大きな公園を見つけてはワクワクしてた。 なんでワクワクするのか? って考える前に、走り出していた。 心が向くことには、なんの理由もない。 なんの根拠もない。 何もないのが正解。 でも、私たちの頭は理由を求めたがる。 自分の心に言い訳をしたがる。 世間と照らし合わせてどうかってことを確かめたがる。 そうしな

        • 私がブタである理由【根拠のない劣等感】

          私がこの世に生まれたことを喜ばなかった人がいるその最たる人は、一歳年上の兄。 たった一年で主役の座を奪われたのだから、当然だろう。 その上にもうひとり兄がいて、2人合わさるとさらに凶暴になる。 母親は、やさしくしてくれない夫が、娘にだけは甘いという点で、自分ではコントロールできないのであろう嫉妬心に支配されていた。 そんなわけで、幼い頃の私は、「兄2人&母」の総勢3人の暴言の名手たちから、理解のできない言葉を浴びせられる日々だった。 理解のできない言葉とは、たとえば

        ポジティブな人の、ネガティブな一面を見てビックリした話

        • 【毎日が幸せの嘘】幸せなんて、ほんの一瞬だよ

        • 理由がないのが正解。大人が冒険を始めるとき

        • 私がブタである理由【根拠のない劣等感】

          反省よりも、後悔が素晴らしい

          何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。 by ゴッホ 「後悔しちゃいけない」「クヨクヨしちゃいけない」 そんなふうに思って、ますます自分を苦しめることがある。 なぜなら、後悔している自分、クヨクヨしている自分を否定しているから。 ならば、いっそのこと。 思いっきり後悔しよう。 つらいときに、思いっきり泣くのと同じように。 思いっきり後悔して、思いっきりクヨクヨして、悪いことなんてない。 仏教でもキリスト教でも、「懺悔(ざんげ)」の儀式

          反省よりも、後悔が素晴らしい

          イジメはイジメた人が100%悪い

          これ、勘違いしている人、多いと思うけど。 「イジメられる側にも問題あるんじゃないか」 「弱いから、いけないんだ」 「言い返せないほうが悪い」 こんなの、ただの暴言ですから。 弱い者はイジメられるのが当然であるならば。 大人は子どもを、イジメても許されるんでしょうか。 強い国は弱い国を、搾取して当たり前なんでしょうか。 こんな社会はオカシイと立ち上がり、革命と独立を繰り返してきたのが人間の歴史なのに。 個人的なイジメだけは、なぜか罰せられない。 弱い者のせい

          イジメはイジメた人が100%悪い

          「なんで、いつもこうなんだ」ってのは大ウソです【一貫性バイアスの罠】

          ことあるごとに、言われる。 「なんでお前は、いつもそうなんだ?」 ことあるごとに、思う。 「なんで私は、いつもこうなんだ?」 責められ、責めて。 ずーっと責めてばかり。 でもね。 「いつもこう」ってのは、ただの思い込み。勘違い。 脳には、認知バイアス(考え方の偏り)という機能があるから。 脳の、一貫性バイアス一貫性バイアスとは 「ずっとこうだった」と思いたがる、脳のクセ 自分は、ずっとこう。 あの人は、ずっとああ。 そうやって、思い込みたいの。 なぜ

          「なんで、いつもこうなんだ」ってのは大ウソです【一貫性バイアスの罠】

          他人との比較は、自分への侮辱行為でしかない

          自分のことをこの世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ。 by ビル・ゲイツ 子どもの頃は未熟だったから、大勢に従って、自分を抑えて生きるしか知らなかったんだ。 自分が未熟だからこそ、自分を侮辱する。 きっと、誰もがそうじゃないかな。 生まれたての頃は、自分だけが主人公で。 この世は自分のものだった。 誰もが自分に注目してくれると思ってたんだ。 でも、ほどなくして現われる、敵の数々。 兄弟姉妹や、近所のあの子。 「おともだち」という名の脅

          他人との比較は、自分への侮辱行為でしかない

          HSPだからってのを言い訳にしちゃいけない

          私たちは、中学生までの15年間、自分で環境を選べなかった与えられた環境のなかで、うまくやるしかなくて、そこで適応するのが難しかった人は、自分には適応力がないんだと思ってしまう。 でもね、明らかに、悪い家庭環境とか、悪い学校環境ってのもあって。 「環境のせいにするな」という理論は横暴なものだと思う。 人格形成の基礎をつくる一番大事な15年間での経験は、後の人生に多大な影響を与える。 たしかに、努力をすれば、人はいつからでも変われるんだけれども。 それは真実だけれども。

          HSPだからってのを言い訳にしちゃいけない

          離れたい人と離れられないという悩み【インスタ】

          「離れたい人がいる」という悩みが多い2020年8月1日にインスタを始めました。 現時点(2020年8月23日)で、一番読まれている投稿は、こちらです。 離れたいのに離れられない。 そんな悩みが多いんだなと感じます。 私たちの悩みのほとんどは、人間関係にまつわることですね。 とりわけ、その本質は、「実は離れたい」というものなんでしょうか。 イヤな上司や同僚、合わないパートナー。 会社を辞めるのか、離婚をするのか。 それも結局は、「離れたいけど離れられない」という

          離れたい人と離れられないという悩み【インスタ】

          やっぱりHSPだと言いたくない

          なんか、昨今の「繊細さん」ブームの流れで言えなかったけど、吐き出してしまったらスッキリしたので、気を良くして、また書こうと思う。 前回は、こちら。 「私、繊細なの」「私、HSPかな」って言ってる自分が、実は嫌いだった。 「私って、内向的」とか、「私、どうせ暗いし」っていうのも同じ。 まぁ、今でも思ってるけれど。 でも今は、「ちょっとセンチな気分に浸りたいわぁ」と、自覚してから浸るようにしている。 だって。 どう考えたって、なんだか、浸ってる自分に酔ってるようにし

          やっぱりHSPだと言いたくない

          HSPという概念を取っ払いたいものだ

          HSPを否定するものではない。 むしろ、初めて知ったときは「まさに私」と思ったし。 たしかに、心は軽くなった。 でも、それも一瞬だけね。 なんていうか、「私はHSPだから」っていうのが、鼻につく感じ。 「私は特別なの」って言いたいだけのような気がして、しっくりこないんだ。 これはあくまでも、自分が言うことに違和感を抱くだけであって。 誰かへの批判ではないので、あしからず。 「私は内向的だ」ってことも同じで。 その思いが逆に、自分の内向性を強めていたような気も

          HSPという概念を取っ払いたいものだ

          もののけ姫のサンこそ、怒りのメンターなのではないか

          しいたけ占いさんの言葉をインスタにアップしたら、たくさんの反応があった。 それだけ、「怒りたいのに怒れない」と思ってる人が多いのだろうか。 いまだにネットの世界では汚い言葉が飛び交うけれど。 きっとみんな、普段、怒れてないのだろう。 表で言えずに、裏で人を傷つけるのだとしたら。 きちんと怒ることは、思いやりにもなる。 怒りをためこんで、結果的に誰かにぶつけてしまうのならば。 さっさと出しちゃったほうが、絶対にいい。 それでも、どうしても怒れない私たち。 不快

          もののけ姫のサンこそ、怒りのメンターなのではないか

          継続こそ優しさ【さだまさしの償い】まずは7年続けてみよう

          自分の思いが通じるには、やはり継続が大事。 7年くらいは、気持ちも変わらず続ける力が必要だ。 久々に、さだまさしの「償い」を聞いて。 歌の内容。 事件を起こしてしまった人が、被害者の奥さんへ、7年間送金を続ける。7年後、「もう、あなたの人生を生きてほしい」と、初めての返事がきた。 7年間、どんな気持ちで続けただろう。 償っても償っても、償いきれない。 それでも、「やめる」という選択肢はない。 どうしても償いたいから。 自分の思いは、7年も続ければ伝わるんだ。

          継続こそ優しさ【さだまさしの償い】まずは7年続けてみよう

          自信をもったほうがいいなんてウソだ

          自分の考えは、思い込みに支配されている。 すべては、勘違い。 それなのに、なぜ自分に自信を持つことなんてできるだろう。 もちろん、自分の存在価値には、自信をもったほうがいい。 でも、自分の思考体系に、自信はもっちゃいけないんだ。 脳の仕組み上、誰しも、バイアス(考えの偏り)から逃れることはできない。 自分の考えについては、徹底的に「疑う」姿勢が必要だ。 そうしないと、変化に適応できなくなる。 間違った考えに執着したまま、頑固な老人に成り下がる。 「自分の考え

          自信をもったほうがいいなんてウソだ

          怒りのエネルギーを抑えていたら、自分の人生を生きられなくなる

          怒ったほうがいいという、しいたけ占いさんの話を読んで、そのとおりだなぁと感じました。 深く悩んでしまう人の傾向として、人生の中で喧嘩をしてこれなかった人が多いといいます。 怒りは、ものすごいエネルギーなので、それを抑え込んで、内にためてしまうと、違う形でエネルギーを放出するんですよね。 よく誤解されますが、「ひきこもる」って、とてもエネルギーを使います。 「何もしないからラク」ってわけじゃ、ないんです。 最近のコロナの情勢で、痛感された人もいるのではないでしょうか。

          怒りのエネルギーを抑えていたら、自分の人生を生きられなくなる