イジメはイジメた人が100％悪い

これ、勘違いしている人、多いと思うけど。

「イジメられる側にも問題あるんじゃないか」

「弱いから、いけないんだ」

「言い返せないほうが悪い」

こんなの、ただの暴言ですから。

弱い者はイジメられるのが当然であるならば。

大人は子どもを、イジメても許されるんでしょうか。

強い国は弱い国を、搾取して当たり前なんでしょうか。

こんな社会はオカシイと立ち上がり、革命と独立を繰り返してきたのが人間の歴史なのに。

個人的なイジメだけは、なぜか罰せられない。

弱い者のせいにする。

「自己責任論」とかいう、もっともらしい理論を掲げて。

もっともっと、「人のせい」にしていい。

「環境のせい」にしていい。

育った家庭環境や、学校環境が、悪すぎたんです。

イジメられた人が罪悪感を抱いて生きるなんて、オカシイ。

以前、居酒屋で、隣の席からこんな会話が聞こえてきました。

「俺が昔、イジメた奴がさ～、いまだにウツで引きこもってるんだってさ！　あれから何十年たってるんだよ。俺はこんなに楽しく生きてるのにさぁ～（爆笑）」

ほんとに、これが現状なんだなと実感しました。

イジメたほうは、なんとも思ってない。

むしろ笑ってる。

そういう現状に、腹を立てなきゃいけない。

「これはオカシイ」と思わなきゃいけない。

イジメられた人の責任は、たったひとつ。

「自分のせいなんだ」と思ってしまってること。

立ち上がって、強くなる。

トラウマを克服して、「これはバカげてる」と言えるようになる。

悔しいけれど、これだけは、本人の課題です。

人のせいにしましょう。

イジメられた人は、何も悪くない。

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