【風呂酒日和134-2】 はむら

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

雨の切れ間を狙って銭湯を脱出した私は駅の方へ歩き出す。
行きに目をつけていた店舗は2つ。そのうち一つは店の前に行くと今日はお休みの貼紙がしてあった。残念。

じゃあやっぱりあそこかなーなんて思いながら、他にもどこかよさげなとこないかなとフラフラ駅に向かう。お、ぽつりぽつり。予報よりもひと足先に雨が降り始めた。じゃもうやっぱりあそこだ！

雨から逃げてささっと扉を開けると「はいいらっしゃーい！」と元気なおじさんの声。ちょっとびっくりしながら1人ですのジェスチャーをするとカウンターに促してくれる。