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何事も癖と慣れなのであれば、自分で自分を洗脳すればよい


昨日の「やめた話」で記したバスタオルのように、世の中には「慣れればいける」というものは割とよくあるのだが、同じように「慣れればいけるでしょ」と思って私が実践しているものの中で、誰にも共感されない「マジでそれやってんの?」と言われるものがある。
それはお化粧のうちの、とある動作である。


私は幼い頃、母や自分の近くでメイクをしている人を見ていて、度々思っていたどうしても解せないことが2つあった。

1つ目は「なぜみんなマスカラをする時、変な顔になるのか」。
口大きく開けていたり、そこに塗っているわけでもないのに顔の下半分が伸びていたり、目が白目のような薄目のような感じになっていたり。
可愛くしている工程の中で、とんでもなく可愛くない顔を挟むのは一体なぜなんだ。幼い頃私は真剣にそう思っていた。
そして、幼かったのをいいことに遠慮もオブラートも知らない少女だった私は、母や従姉妹のお姉さんなどがマスカラをしている時にピュアな心でこう聞いた。

「ねぇ、なんでそれやる時、そんな変な顔するの?」と。

「うるさいな、しょうがないじゃん。こうなっちゃうんだよ。その方が塗りやすいし、癖だよ癖。」

「あんたも化粧するようになったらわかるよ。」


余計なことを言うなとばかりにいなされる日野少女。
なるほど...。あの顔はマスカラをするにあたり避けては通れないということか...。
なんか可愛くなるために可愛くない顔するって本末転倒だな。
そんなことを思いながら私は密かに心に決めた。
「でも癖って言ってたから、最初から変な顔しないって心に決めてマスカラをしたらできるようになるかもしれない。私が大人になってお化粧をする時にはマスカラをする時も変な顔にならない大人を目指そう。」


そしてもう1つ思っていたこと。
それは「なぜみんな片方の手だけで化粧をするのか」である。

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