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【風呂酒日和130-3】 きよ香
【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。
あれれ〜?おかしいな〜。(CV:高山みなみ)
ビリヤニと軽く一杯(一本)で今日はかーえろ〜と駅まで向かっていたはずのに。途中細い路地を見つけて、そこを曲がることが決まっていたかのように迷いなくすらりと入る。
あれあれ、帰るんじゃあないのかい?
うん、いやぁ、なんかちょっとね。あれだったのよ。いやこれは多分私のせい。なんというか不完全燃焼感があって。
先ほどのお店で旅の話が出て、世界一周経験者のマスターは色々な話を教えてくれた。私の直近で計画しているトルコ女2人旅についても、トルコに行った時の体験や向こうの現状などを語ってくれたのだが。
なんというか、ワクワクをかき消される方向で色々な情報をもらってしまったので、ちょっとしょぼーんという気持ちになってしまったのだ。
もちろん私の身を案じて色々アドバイスしてくれてたわけで、話自体は為になったしありがたかったのだが、今心地よい気持ちかと言われると「ずーん」である。
そんなわけで、これじゃあなんか締まらないなと思った私は、路地裏に入ったわけだ。これだけごちゃごちゃと店が軒を連ねているのに(高円寺のごちゃごちゃ感すごく好きなのでこれは褒め言葉です)、どの店を見てもいまいち刺さらず、ふと目に入ってきた路地に入ると、再び直感が湧いた。
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