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存在を忘れてしまっていた場所の、存在を気づかせてくれた瞬間。


まだ5月ですが、少し蒸し暑く
感じるときもあって、夏のようです。

みなさん体調は大丈夫でしょうか。


[はじめに嬉しいお知らせ]

先日YeKuさんにTwitterでご紹介頂いた記事を書いたのですが、
なんと、日曜フリートークの中でもご紹介いただきました!!
ありがとうございます!!

noteを書きながら、家事をしながら、
ラジオを聴いているみたいで、オススメです。
どんな話が飛び出るか分からない、聴く楽しさがあります。
ぜひ、みなさんのマシュマロを🎵

今日は、散歩について書きます。


桜の樹は、桜が咲いていない季節だと、
ピンクの花が咲いていないので、
その存在をすっかり、忘れてしまいそうになります。

春になって、ピンクの桜の花が咲いて、
桜の樹の存在を思い出します。


田んぼも、稲もなにもない季節だと、
畑のようにも見えてしまって、
田んぼであることをすっかり、忘れてしまいそうになります。

少し蒸し暑いなか、歩いていると、
目の前に広がる風景が、心をとらえました。

田んぼであることを
忘れてしまっていた場所には、
水が張られていました。

あたり一面に、ずっと遠くの方まで、広がっていました。

「水田」の季節です。

水面には、雲や青空が映り込んでいて、
まるで水のキャンバスに描かれた風景画のようでした。

風景画のすぐそばまで近づくと、
水面が、キラキラと眩しく輝いています。

陽彩ひいろの光を受けて、水面がゆらめきながら、
歓迎してくれているみたいです。

田んぼのある場所は、
さえぎるものが何もありません。

風の通り道。

風がそよぐと、私の髪を撫でていき、
まだ植えられて間もない稲の穂が、
ほほえむように、揺れています。

ずっと眺めていたい。
時間の流れを忘れさせてくれる。

田園の光景が、郷愁とともに、心に染み渡り、
幸せなひとときを過ごすことができました。

風景画のような水のキャンパスは、
梅雨に入るまえの今だけしか見ることができません。

稲の穂が、ふさふさに育って、
水面を隠してしまうから。

まさに「アートネイチャー」です。

「田んぼの存在を忘れてしまっていた場所」が、
「風景画のような水のキャンパス」に変わったわずかな時間。

少し蒸し暑いけれど、
散歩したから、出会うことができました。

でも、もしも農家さんが、
お米を育ててくれていなかったら、

「田んぼであることを忘れてしまっていた場所」は、
「田んぼであることを忘れてしまっていた場所」のままです。

日本の原風景とも、
豊穣の象徴ともいえる、

お米と、田んぼを
大切に育ててくれている、
米農家さんに感謝です。


そして、稲の穂が、
ふさふさになったら、
ふさふさになったからこその、
楽しみが待っています。

「風景画のような水のキャンパス」の代わりに、
きっと、「翠色の魔法のじゅうたん」を
見せてくれることでしょう。

そして、その先には・・!

いまから楽しみです!


暑い季節ですが、水田の心地よさが、少しでも届きますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!


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