終着点の見えない好意
半年に一度訪れる、「自分の愛が誰かを傷つけていたらどうしよう」という恐怖から逃れられなくなる病を発症し、この数日間ひたすら苦しんでいた。あまり理解してもらえないのだが、私はときおり自分の好意を相手に向けることが極端に怖くなる。私の好きなことといったら、もっぱら商業BL小説。編集部がファンを可視化しやすいように、ぺぺっとファンレターを送りまくることをモットーにしているが、逆に言えばそのファンレターが作家さんへ届く必要はない(編集部がファンを認識できればファンレターとしての役目は