鎌田 英俊

システム・エンジニア。会社改善とチーム改善に興味があり、システム・エンジニアらしい視点…

鎌田 英俊

システム・エンジニア。会社改善とチーム改善に興味があり、システム・エンジニアらしい視点で、エンジニア部門だけを対象としない根拠に基づく会社の改善(Evidence based Kaizen:造語)を志す 書いていることは所属組織とは無関係です

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子供達に伝えたいこと

僕には3人の子供がいる。子供達にはこれからの人生を有意義に過ごしていって欲しいなと考えている。 僕がここに書くようなことは、もっと上手い文章でわかりやすく書いてある本やインターネット上の記事がある。でも、繋がりのある親だからこそ僕が言う意味があるんじゃないかと思っている。 そんな気持ちで書いた記事が以下の記事。これからも少しずつ追加していきたいと思う。 記事一覧継続する力は本当にすごい 面接官として考えていたこと 勉強って役に立つよ 勉強のススメ方 学校の成績っ

    • 今を積み上げる

      これから書くことは、子どもたちに伝えたいことでもあり、お父さん自身が自分で常に思い出したいことでもある。 過去はもう過ぎたこと、そして未来のことはわからない 過去のことはもう過ぎたことだからどうすることもできない。だから思い悩んでもしょうがない。未来のことは想像できるかもしれないけれど、思いがけないことってのは考えているよりずっと多くて、ほんの数年先でもわからない。だから遠い未来のことを思い悩んでもしょうがない。 過去のことも未来のことも、自分がコントロールすることなん

      • 変えたいことがあるなら周りを変えてみる

        自分では自分でしっかり考えて動いているつもりでも、周りの影響というのは気づかないうちに自分に大きな影響を与えている。 例えば「結婚するなら、相手の親をよく見ること」なんて教えがある。どういうことかというと、歳をとったときに子供は自分の親と同じようなことをするようになるってこと。これは親のことが嫌いだったりして反発していた子供でも変わらない。子供の頃にずっと一緒の時間を過ごした親というのは、気づかないうちに「あたりまえ」の基準になってしまっているから、どうしても似てしまうんだ

        • 頑張るのには限界がある

          何かを身につけようとか、勉強しようとしたときに「頑張るのが大切」っていうのは確かにその通り。 だけど「頑張る」って大変だよね。実はこの頑張るための精神力には限界があるんだ。頑張ると精神力が減っていくし、一度減った精神力は、きちんと休まないと回復しないんだよね。だから頑張りを続けるコツは「頑張らないこと=精神力をなるべく減らさない仕組みを作ること」がポイント。 精神力を減らさない努力の一例 人間は1日に判断できる回数が決まっている・・・という話があるんだ。これは別に科学的

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        子供達に伝えたいこと

          脳みそは筋肉と一緒

          筋肉は何度も縮めたり伸ばしたりすることで大きくなるよね。これは筋肉が大きくなるのが本題ではなくて、繰り返しやることによって今までやっていたことが楽にできるようになるってところがポイント。これが人間の体の作りの基本なんだよね。もうひとつの基本ルールは、使っていけば能力は上がるし、使わなければ必要ないものとして消えていくってこと。 脳みそもそれと一緒で使うことで楽にできるようになる。細かく言うと脳の中を情報が流れやすくなるような物理的な回路の変化が起きるんだ(もっと詳しく知りた

          脳みそは筋肉と一緒

          マインドセット

          ここで言うマインドセットっていうのは、何かを考える時の考え方のクセみたいなもののこと。この考え方のクセをちょっといい方向に向けるだけで、同じことをしてても成長が全然違うってのが伝えたいこと。 ふたつのマインドセット マインドセットには大きくふたつの傾向があると言われているんだ。ひとつは「しなやかマインドセット」もうひとつは「コチコチマインドセット」。完全にどっちか片方だけの考えをする人はいないけど、どちらの考え方が強いかってこと。日本人だとコチコチマインドセットになってい

          マインドセット

          学校の成績って何か

          人生みたいな少しだけ大きな視点で見た時って、学校の成績自体は結果でもなんでもないんだよね。進学とかには影響しちゃうのは間違いないけど、それもあくまで過程の話。学校っていうのはあくまでも学ぶ場だから。「学ぶ場」だってのを忘れないで欲しいんだよね。 テストの結果とかは、自分の学習がどこまで身についているかという目安を見えやすくしてくれるもの。もちろん全てが現れるわけじゃなくて、その時の体調や運でも落ちたり上がったりする(逆にいうとちゃんと睡眠時間をとるとかって方法でもテストの点

          学校の成績って何か

          勉強のススメ方

          勉強をしていると、なかなかついていくのが難しいと感じることもあると思う。そんな時に役立つ方法を書いておく事にする。 予習の仕方 バリバリ予習をするような人の真似ができるなら、それに越したことはないから、できる人を見つけて聞いてみたり、ネットで予習のやり方を調べてみたりするといいと思う。 具体的には、事前に教科書を読んでわからない単語みたいなものがあったら調べておくとか、それより前の授業で習っているはずなのに、きちんと理解していないことを復習しておくとか。そういう事になる

          勉強のススメ方

          勉強って役に立つよ

          学生時代って「こんな勉強したってなんの役に立つの?」って言う人が多いよね。まあ、実際のところこういうふうに言うのって、ほとんどの場合はただ「やりたくない」だけなのに、やりたくないって言うのが後ろめたいから言っているだけなんだけど… 中には、大人ですら学校の勉強が「進学するため」「就職するため」みたいに考えている人もいるみたい。だけど、お父さんが言いたいのは、勉強は一生通して役に立つよってこと。 社会って結構早いペースで変わっていっている 結構、気づいていない人も多いんだ

          勉強って役に立つよ

          面接官として考えていたこと

          新卒の採用面接官をわりと長くやっていた。そこでどんなことを見ていたのかってのを知っておくと、自分が何をやればいいかも少しは見えるかもしれないから書いてみる。 面接の時間で「きちんと」人を見るのは無理 一番の前提なんだけれども、面接の時間は15分~30分、長くても1時間ぐらい。その中で面接官も人を見ようと努力するけれど、その人がどんな人なのかをきちんと見るのは難しい。だから面接官は今までの採用経験をもとに面接する人をみることになるんだ。 それから、採用してみた結果、その人

          面接官として考えていたこと

          継続する力は本当にすごい

          「継続は力なり」そんな言葉をきいたことがあると思う。でも聞きあきてしまってなんとも思わないんじゃないかな。 ただ、世の中に絶対なんてことはあんまりないけれど、継続の力は絶対って言っていいように感じる。少しの努力でも毎日続けることによって少しずつ向上していくことができる。積み上げれば大きな違いになる。 でも小さなことでも続けるのは大変だよね。だから続ける力のある人はそれだけで高く評価される人になるんだ。本当のところ、大人でもみんな続ける力は大事だってわかってるけどできない・

          継続する力は本当にすごい

          組織の存在意義

          名言からLeadershipについて考えるシリーズ - 8 - 今回は珍しく日本語の引用です 私の解釈と考えたこと 私は『「プラス方向」の考え方』には、理想論や精神論のようにふわっとしたものではない、はっきりした根拠があると考えています。 まずは私たちが組織を作る目的・理由に立ち戻って考えてみるといいのではないかと考えました。 大前提として、私たちは、一人でできないことを成し遂げるために組織(又は会社)を作ります。メンバー同士がお互いにできないこと(得意でないこと)

          組織の存在意義

          良い企業と偉大な企業の違い

          名言からLeadershipについて考えるシリーズ - 7 - 私の考えたこと 企業の存在意義とは何か?というのが根本にあると思います。 存在意義を理解し、意義を実現しようとする企業は「偉大な企業」ですし、結果的に存在意義を実現していても、その手段までしか理解していない企業は「良い企業」に留まるということだと思います。 なぜならば企業としての意思決定をするときに、意義がわかっているかどうかで、何を基準に意思決定をするかに差が出てくるからです。 なぜ社会に企業は存在で

          良い企業と偉大な企業の違い

          Wizard

          名言からLeadershipについて考えるシリーズ - 6 - 私の解釈と考えたこと プログラマの世界では優秀なプログラマと低レベルのプログラマの間には10倍の生産性の差があると言われています。実はこの10倍という数値が出てきたのは92社 600人が参加したプログラムコンテストの結果からです。こういった差は問題が難しければ難しいほど大きくなります。 しかし、そもそも業務領域で本当に低レベルなプログラマはこのような調査に参加することもありません。研究に依らない話としては1

          未知なる可能性を引き出す力

          名言からLeadershipについて考えるシリーズ - 5 - 私の解釈と考えたこと 教育心理学で扱われる心理行動のひとつに「ピグマリオン効果」と呼ばれるものがあります。これは、教育心理学者のR.ローゼンタールが行った実験で確かめられた効果です。 研究はサンフランシスコの小学校で行われました。ローゼンタールは学級担任に「今後数ヶ月の間に成績が伸びる生徒を割り出すための検査」と説明した上で、普通の知能テストを行いました。実験者は、学級担任に対して知能テストの結果とは全く無

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          偉大なリーダーは「私」とは言わない

          名言からLeadershipについて考えるシリーズ - 4 - 私の解釈と考えたこと 優れたリーダーは、チームに進むべき方向を示しチームが全力で進めるように障害を取り除きます。チームに仕事を任せチームを鼓舞します。 このようなリーダーらしい行動をしていると、実際の仕事を進めるのはチームになります。つまりわかりやすい成果(報告するような成果)はチームが成し遂げることになるというわけです。だからといって、仕事の失敗をチームの責任にしているようでは困りますが…。 逆に言えば

          偉大なリーダーは「私」とは言わない