学校の成績って何か

人生みたいな少しだけ大きな視点で見た時って、学校の成績自体は結果でもなんでもないんだよね。進学とかには影響しちゃうのは間違いないけど、それもあくまで過程の話。学校っていうのはあくまでも学ぶ場だから。「学ぶ場」だってのを忘れないで欲しいんだよね。

テストの結果とかは、自分の学習がどこまで身についているかという目安を見えやすくしてくれるもの。もちろん全てが現れるわけじゃなくて、その時の体調や運でも落ちたり上がったりする(逆にいうとちゃんと睡眠時間をとるとかって方法でもテストの点数は上がる)。

他のもので言ってみればゲームのスコアみたいなものなんだよね。上手くなればスコアは上がるけど、いつも実力通りのピッタリ決まったスコアが取れるわけじゃない。でも、下手な人と上手い人では明確に差が出る。

だから10点ぐらいの上下で喜んだり悲しんだりするものでもない。もちろん、自分の学習の身につきかたについての目安にはなる。目標にするには便利ではあるから、どこの力が足りないのか?みたいな感じでうまく使っていくのがいい。

大切なのは、結果として成績を見ることじゃなくて、これからの成長のためのヒントとして成績を見ることだと思うんだ。足りないところや補いたいところを把握したら、積極的に先生を利用したりして学んでいけばいいだけ。学校は学ぶ場なんだから遠慮なんかする必要はないよ。未来の成果のために利用するのが学校の成績ってこと。

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