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環境系学生未来塾

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2023夏 環境系学生未来塾 その2

2023夏 環境系学生未来塾 その2


1.小さきことの大きさを知る

 今でも大きく捉え方が変わったなと思うのは、コケの偉大さを知ったときだった。

 土壌がなければ、植物も微生物も、最後には動物も、生きていくことができない。なぜコンクリートに種子植物が生えているのか。それは、地衣類やコケ植物が進出し、朽ちて、微生物の分解が起こり、そこに土壌ができるからだ。

 屋久島に生えている物珍しいコケには目が行っていたが、そこら辺に生えてい

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2023夏 環境系学生未来塾 その1

2023夏 環境系学生未来塾 その1

1. 大自然のなかで

『環境系学生未来塾』は、対話&内省だけではなく、世界自然遺産である屋久島の大自然の中で、1000年を超える屋久杉や屋久島を構成している花崗岩(かこうがん) の白い川底に、緑と水色を混ぜたような透き通った川、エメラルドブルーの海とも出会える。

  樹齢1,800年という屋久杉を見ながら、1,800年前を想像してみる。
  緑色の川で流れに逆らって泳いでみる。
  透明度の高

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また歩き出すために #3

また歩き出すために #3

1, 焚人note #2を読んで

 今回のnoteは、今年の9/2-6に屋久島、
9/12-15に長野県泰阜村で開催される『環境系学生未来塾』の
スタッフ(焚人)によるリレーノートの第3回。

ちなみに、第1,2回目は以下の記事です。
#1のすーちゃんの記事を読んで 、焚人として、未来塾という場にどう関わっていくかという事を考えました。その中でも、特に印象に残ったのは下の言葉。
#1と #2を読

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