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鏡花
2021年2月27日 04:04
昔の読書記録ノートの紹介。村上春樹「村上ラヂオ」相変わらずこの人のエッセイは面白い。冷めてるって訳じゃないんだけど、なんかのんびりしてて、でも的を射てる。核心をついた物の見方をしてて、それをさらっと書くから面白い。口調も、少年っぽいんだけど落ち着いてて控え目。本書の中で結構気に入ったのが、「パスタでも茹でてな!」と「きんぴらミュージック」。「パスタ〜」は、イ
2021年2月26日 03:46
昔の読書記録ノートの紹介。唯川恵「めまい」あまり楽しい気分になれる内容ではなかった。短編集なんだけど、女の愛と狂気と恐怖と哀しみがおり混ざってて、何となく後味が悪い。もっと楽しい気分になれる本と同時に読み進めていくならいいかもしれないけれど。この本を読んだら、恋愛があまり良いものとは思えなくなる。浮気とか、男の取り合いとか・・・。辛い思いをするのは嫌だから。しばらく
2021年2月25日 04:19
昔の読書記録ノートの紹介。唯川恵「シングル・ブルー」これは、エッセイ。恋やら友情やらについて、シングルであるという観点から自由に語られている。こういうの読んでから思ったけど、結構年齢いっても、みんな恋してるんだね。私なんか、23歳でももう恋愛なんて・・・とか思ってたけどまだまだ。ちょっと安心した。同時に、いつまでもシングルだとさびしいなって思った。でも、まだまだ恋は
2021年2月24日 03:54
昔の読書記録ノートの紹介。勝間和代「チェンジメーカー」勝間本にしては、今いちのめり込めなかった。ただ、女35歳独身限界説なんかは、ほほぅと思ったけど。それから、"政治に興味を持とう"とか、当然だけど深く考えなきゃいけない事とかが書かれてて、「あぁ、私もちょっとはチェンジメーカーになれるかも」とか思えた。とにかく、物事に積極的に主体的に喰らいついていけば、勝間さんみたいに
2021年2月23日 04:18
昔の読書記録ノートの紹介。唯川恵「とける、とろける」最近になって、ようやく恋愛小説の魅力に気が付き始めた。本書は、9つの短編物語が収められている。「来訪者」は、久しぶりに会った幸せそうな友人に、実は秘密の恋人がいて、その恋人と情事に明け暮れているというもの。「みんな半分ずつ」は、常に夫と対等でいようとした妻が、寝床でも対等にふるまっているうちに、夫に浮気されて逃げられるというも
2021年2月22日 04:31
昔の読書記録ノートの紹介。唯川恵「人生は一度だけ。」エッセイって、すごく勉強になる事が多い。特に、人生経験をある程度積んでいる人のものは。唯川恵は、特に恋愛小説の達人だから、エッセイも恋愛に関する内容のものが多い。そうすると、人生経験も恋愛経験もろくにない私からすると、「こんな恋もあるんだ」とか、「こういう男性や女性には要注意だ」とかいうことが勉強になる。「
2021年2月21日 04:13
昔の読書記録ノートの紹介。唯川恵「いっそ悪女で生きてみる」私、エッセイって好きだなぁ。あっという間に読んじゃった。本書は、タイトル通り悪女についてあれこれと綴ったエッセイ。これを読んだら、私も悪女になろうかなあと思えてくる。悪女の方が得な気がして。でも、私は悪女にはなれないタイプだなあなんて思いにもなる。ただ、男性をほめまくってこびるというのぐらいだったら、私にも出
2021年2月20日 04:27
昔の読書記録ノートの紹介。田辺聖子「猫も杓子も」本書の主人公は、夏木阿佐子。相変わらず、恋多き女性。阿佐子の名言は、「私は人生の美食家」。私も、阿佐子みたいに人生でおいしいところだけを食べていきたい。この作品では、同棲生活を送ってた悟が事故死してしまったのがショックだったけど、あとは楽しめる内容だった。私は、田辺聖子の作品の主人公みたいに、何人もの男と器用に付き合っ
2021年2月19日 03:02
昔の読書記録ノートの紹介。田辺聖子「ベッドの思惑」電車に乗ってる時間などを利用して、のんびり読んだ。田辺聖子の小説って、本当に元気出るわあ。なんか前向きになれるっていうか、胸張って歩いていこうっ!って気にさせてくれる。本作の主人公あかりは、31歳の独身OL。周りの女友達もみな独身で、それぞれ年下の男たちを可愛がったりしてる。田辺聖子の小説をジャンルに分けると、痛快ラ
2021年2月18日 03:46
昔の読書記録ノートの紹介。藤沢晃治『「交渉力」を強くする 上手な交渉のための16の原則』結構為になった!!本格的なビジネスの交渉にはやや物足りないかもしれないけれど、交渉のノウハウを全く心得ていなかった私にとっては充分!「欲しがらないフリをする」とか「痛手を負ったフリをする」とか「ハッタリをかける」とか、普段の私だったら、絶対できてなかったことが交渉では大事なん
2021年2月17日 04:36
昔の読書記録ノートの紹介。近藤康子「コルチャック先生」コルチャック先生とは、ポーランドのユダヤ人で、小児科医を経て孤児院の設立にあたった人のこと。私って、アンネ・フランクを知ってから、割とユダヤ人の問題に対する関心が強いみたい。本書を読むまでは、強制収容所の中ではアウシュビッツのものが一番恐ろしいと思ってたけど、それは違った。勿論、どの収容所も最低だけど、一番ひどいのはトレブリ
2021年2月16日 04:32
昔の読書記録ノートの紹介。新名 美次「40ヵ国語習得法 私はこうしてマスターした」もっと細かくノウハウが書いてあるものと期待して読んだが、甘かった。語学習得には、何ヶ国語勉強するにしても、ただひたすらやる気と努力が必要なんだって事が分かった。40ヵ国語とまではいかなくても、3ヵ国語程度は日常的にも仕事でも使えるようにしようと思う。まだまだ努力が足りないから、まずは意識改革から始
2021年2月15日 05:10
昔の読書記録ノートの紹介。田辺聖子「姥ざかり」仕事の休憩時間などにちびちび読み進めてたから、えらい時間がかかったけど面白かった!歌子さん素敵すぎる。この本を読んだら、誰もが「歌子さんみたいなおばあちゃんになりたい!!」って思うんじゃないかな!?そこそこお金持ちで元気でキレイで自分を楽しませるのが上手で毎日ポジティブに忙しく生きてる。いいなぁ♪作中で、歌子さんが叔母やお友
2021年2月14日 05:44
昔の読書記録ノートの紹介。フェリクス・J・パルマ「時の地図(上・下)」かなり時間をかけて読んだけど、内容はきちんとつかめた。逆転に次ぐ逆転って感じで、久々にこういうジャンル(SFっぽいの)を楽しめた。話は3部構成なんだけど、すべてが1つの話としてつながってる。1つのストーリーを軸に、話が派生してる感じかな。結局、この作品の中ではタイムトラベルは現実のものとはなっていないんだ